使いこなそう!CLC Genomics Workbench パート1 QCからトリミング

Workflow ツール
1
Workflow
•
Workflowツールでは、解析の一連の流れを
フローチャートのように作成し、その流れに
沿って実行させることができます。
•
作成したワークフローをGenomics
Workbenchに組み込むことで、複数のデータ
に対して、ワークフローを実行可能です。
•
ワークフロー自体をエクスポートして、別のコ
ンピュータのGenomics Workbenchへイン
ポートすることも可能です。たとえば共同研
究先へ解析ワークフローを送ることで簡単に
複雑なフローも実行してもらうことが可能で
す。
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Workflowの作成方法
Workflow アイコンからNew Workflowをクリック
New Workflowを選択。
Workflowエディターが開きます。
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Workflowエディター
設定パネル
エディター:ここツールを追
加して解析のフローチャー
トを作成します。
左からエディター、Configuration(パラメータ設定)、History(履歴)、
Element(備考など)となっています。
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Workflowの作成方法
ドラッグアンドドロップ
 ツールの追加は、以下の3通りのい
ずれかから行えます。
 Toolboxからドラッグアンドド
ロップ
 Add elementボタンをクリック
 エディター上で右クリック>Add
Elementsを選択。
注:いくつかのツールは、Add Elementsボタンからしか利用できません(次ページ)。
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Workflowの作成方法
 Add Elementsの中身はToolboxと似ていま
すが、以下はAdd elementsのみから追加
可能です。
 New Sequence List
 エクスポート用のExport
 データインポート用のNGS Import
プラグインもインストール後、ワークフローとしてご利用可能です。
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Workflowの作成方法
選択されたツールは上記のようにエディターに現れます。
解析をつなげたいところをマウスでドラッグしてつなげます。
ワークフローはInputとOutputが必ず必要になります。何か
処理が必要な個所は、赤く文字が表示されています。上記
の場合、結果が次のツールにも渡されず、アウトプットとし
ても設定されていないため、赤文字が残っています。
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Workflowの作成方法
アウトプットとして設定したいものの上で右ク
リックをすると、アウトプットとして設定できま
す。
アウトプット(青いボックス)は複数設定可能
で、解析途中のデータやレポートもアウトプッ
トとして設定可能です。
インプットも同様に右クリックで設定します。
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Workflowの作成方法
各解析パラメータの設定は、ツールの中心で
ダブルクリックを行っていただくと、パラメータ
の設定が可能です。
鍵マークがはずれているところは、実行時に
設定するという印です。鍵マークを外したり、
ロックしたりするには、鍵マークをクリックして
ください。
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Workflowの作成方法

エディター左下のShow Configure アイコンをクリッ
クすると、すべてのツールの設定を一度に行える
Configure画面へ切り替わります。多くのツールが
ある場合は、この表示が便利です。
10
Workflowの作成方法


保存先の設定
Saveボタンを押して保存します。
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Workflowの作成方法


設定がすべてうまくいくと、Validation successfulというメッセージがでま
す。
これで実行可能です。
12
Workflowの実行方法

実行は、Runボタンを押してすぐに実行するか、Installationというボタン
から、Genomics Workbenchへ作成したワークフローをツールとして登録
してから実行することも可能です。
13
Workflowのインストール方法

インストールの場合

Workflowデータに名前やメールアドレスなどを
入力します。

上のオプションは、ワークフローを作成した
Genomics Workbenchへのインストールになり、
下のオプションは、ワークフローをエクスポート
し、別のコンピュータへ設定するためのファイル
作成です。
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Workflowの実行方法

インストール後は、Toolbox >
Workflowsよりワークフローを利用可能
です。

次の画面でデータを選択。この際、バッチを選択すると、
バッチ処理が可能です。*バッチ処理の際は、データでは
なく、データが入ったフォルダを選択ください。
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注意点
•
•
7.5より複数データをInputとして指定することが可能です(Trio 解析などで、母親、父親、子
供と3つのデータを指定して実行)
ただし、現在のバージョンでは複数インプットの場合、バッチでの実行が行えません。この
点については将来的に機能を強化する予定です。
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