① ② ② ① ① ① NA NA ① ① ② ① ① NA NA ① ① ① ① ① ① ② ②

奨学金の会「学費・教育費および奨学金に関する質問書」に対する各政党の回答(2014/12/7)
1.教育予算について
OECD水準の教育予
算増額
①賛成
②反対
①
自
由
民
主
党
維
新
の
党
次
世
代
の
党
日
本
共
産
党
生
活
の
党
社
会
民
主
党
所得制限の導入は
①撤回すべき
②必要だ
②
家庭の経済状況や発達 現行の所得制限は910
の状況などにかかわら 万円であり、全世帯の8
ず、子供等が高い教育を 割強が無償化の対象と
受けることができる社会 なっています。残り2割
の実現を目指していま の高額所得者の家庭へ
す。そのためには、教育 の無償化を図るより、真
投資のさらなる充実を図 に支援が必要な低所得
る必要があると考えてい 者への給付型奨学金等
ます。
の拡充を図るべきだと考
えます。
①
民
主
党
2.高校無償化政策について
(1)所得制限
(2)私立無償化
民主党政権時には、人
への投資を拡充するた
め、教育関係予算を大
幅に拡充しました。引き
続き、教育における公財
政支出の拡充を進める
べきだと考えています。
①
私立高校は
①無償化に
②格差是正
③現行のまま
①
①
徹底した歳出削減等に
より、財源が確保できる
ことを条件に、所得制限
は撤回すべき。
①
②
大学等の授業料は
①下げる
②下げない
(1)予約採用
②
①
①
学生の修学上の経済的な負担軽
減をはかるためにも、私学助成の
増額に全力を尽くしたいと考えて
います。また、博士課程学生の
フェローシップ、ティーチング・アシ
スタント及びリサーチ・アシスタン
トなどによる恒常的な経済支援を
拡充し、学生全員が安心して学べ
る環境を整備していく方向で検討
を進めます。さらに、経済的に修
学困難な専門学校生への支援も
充実していきたいと考えていま
す。
大学奨学金事業におけ
る「有利子から無利子
へ」の流れを加速してい
く方向で検討を進めてい
きます。
②
①
どちらでもない
教育予算を拡充し、多様
な教育機会を提供する
私立学校の教育を充実
するための私学助成を
維持するとともに、高等
教育無償化の漸進的導
入を定めた国際人権A規
約の趣旨に則り、大学や
高等専門学校などの高
等教育の無償化につい
て検討を進めます。
①
公立、私立間でもイコー 高等教育もできる限り個
ル・フッティングでの競争 人負担を減らすべきだ
により、質の高い教育
が、運営交付金や私学
サービスを提供すべき。 助成金のように学校法
大阪では維新の会により 人に税金を入れるより
既に実現している。
は、バウチャー方式で学
生・保護者を直接支援す
べき。
①
教育は未来を創るため 次世代の党は、私立高校の無償化を主張していま
の投資として予算は拡大 す。特色のある私立高校の無償化を推進して、進
すべきと考えています。 路を選びやすくすることにより、生徒たちの選択肢
他国と比較した教育費に を広げることは、次世代を作る子供たちの可能性
おける国の支出の低さ を広げるものだと考えています。ですから、始めか
は改善すべきと考えてい ら私立高校を選択することが可能な富裕層に対し
ます。また、教育費の家 ては、無償化は不要であり(可能性を広げることに
計負担の高さが少子化 はつながらない)、所得制限の導入は必要と考え
の原因の一つと考えてい ています。
ます。
NA
①
①
奨学金返済が困難なた
めに社会でのスタートを
切れない方も多いので、
財源の目処がつくことを
条件に、こうしたリスクも
軽減すべきだから。
NA
NA
NA
NA
②
①
②
②
①
②
無利息奨学金を得るための努力も勉学を進めるインセンティブになるのであって、全て採用
することは、自助努力を阻害する恐れがある。給付奨学金についても同様で、給付奨学金の
制度があれば、それを得るための勉学への努力をインセンティブとするべきである。奨学金を
返すのは、社会人人生のごく初期であり、しかも収入も安定ではない。かつて、新卒者が正
社員として安定した収入を得られることを前提としたルールは見直されるべきである。延滞金
という制度は必要であるが、あくまで延滞を生じれば損である、きちんと支払う意識を持たせ
るレベルであるべきであって、年5%も取るのは、低金利時代に即したものではない。延滞金
の金利を下げるべきである。
①
①
①
①
私学は公教育の一環
で、独自の教育理念を求
める国民の権利にこたえ
る大切な役割がありま
す。当面、①平均授業料
の支給、②施設整備費・
入学金は年収500万円
以下の家庭に全額、800
万円以下に半額支給、
③給付制奨学金の拡充
で実質無償化をめざしま
す。
運営交付金や私学助成
を大幅に拡充し、国公立
大学の授業料標準額を
段階的に引き下げるな
ど、高等教育無償化に
むけた学費負担軽減の
一歩を踏み出します
奨学金の平均利用額は約300万
円であり、利子だけでも重い負担
です。「教育の機会均等に寄与す
る」という奨学金制度の趣旨にて
らせば、無利子にすることが国の
最低限の責任です。希望者が無
利子で採用されることはもちろ
ん、奨学金をすべて無利子にす
べきです。日本共産党は、10月
に「学生が安心して使える奨学金
に――奨学金返済への不安と負
担を軽減するために」を発表しま
した。そこでも明らかにしました
が、年に1000億円程度の予算
で、新規だけでなく学生のすべて
の奨学金を無利子化できます。
②
①
①
①
①
①
もともと公立授業料無償
化措置は、国際人権規
約無償化条項の留保を
撤回する際の根拠でし
た。原則有償にした所得
制限は人権規約に反し
ます。しかも手続きが煩
雑で、経済的に困ってい
る生徒が受給をあきらめ
る等の問題も深刻です。
全ての人に均等に機会
を与えるためという制度
の趣旨から所得制限を
設けるべきではありませ
ん。
個人信用情報機
関へ登録
延滞金制度は廃
①やめるべき
止するべきだ
②継続すべき
「家庭の経済状況や発 党内で議論していな 党内で議論していな
達の状況などにかかわ いためお答えできま いためお答えできま
らず、学ぶ意欲と能力の せん。
せん。
ある全ての子供・若者・
社会人が高い教育を受
けることができる社会」を
実現するためにも、給付
型奨学金の創設は必要
だと考えています。
教育の機会均等は保障
されるべきであり、同じ
経済的条件の方につい
ては、当然平等に扱わ
れるべきだから。
①
①
①
(4)延滞金
大学などの授業料免除や奨学金をさらに拡充する ご指摘の点を踏まえ今後検討していきま
とともに、返済の必要のない「給付型奨学金」の創 す。
設をめざします。高等教育無償化の漸進的導入を
定めた国際人権A規約の趣旨に則り、大学や高等
専門学校などの高等教育の無償化について検討
を進めます。
教育は基本的人権であ
り、教育の無償化及び教
育条件の整備は重要な
課題です。しかし日本の
現状は国際的にも大変
遅れています。その打開
のため教育予算をOEC
D水準まで引き上げるこ
とは当然のことです。
人こそが最大の資源で
あり、人づくりへの投資
なくして日本の発展はな
いからです。
4.奨学金制度について
(2)給付制
(3)延滞情報
無利子予約適格者は
給付奨学金は
全員採用を
①速やかに創るべき
①そう思う
②「将来の課題」に
②思わない
高等学校等就学支援金制度の着
実な実施や給付型奨学金の拡充
など、低所得者支援の充実に取
り組みます。また、修学上の経済
的負担の軽減のためにも『私立
学校振興助成法』の目的の完全
実現を目指し、公私間格差の解
消を図っていきます。しかしなが
ら、公的助成による私立高校の
無償化については、私学の建学
の精神を尊重する観点(憲法上
の問題も生じる可能性もありま
す)から、慎重な議論が必要だと
考えます。
高校の無償化は国際的 私学の建学の自由を最
な常識であり、ほとんど 大限尊重するとともに、
の先進国では所得にか 多様な教育の機会を保
かわらず授業料を徴収し 障するために私立高校
ていません。自公政権が や在校生に適切な支援
進めた所得制限の導入 を行い、格差是正に取り
は、制度の理念を大きく 組みます。
後退させるものであり、
所得制限のない高校無
償化制度に戻すべきだと
考えます。
少子高齢化時代、人口
減少時代を迎え、将来世
代への投資を重視すべ
きだから。
3.大学等の授業料
公立・私立にかかわりな 将来的な無償化をめざし 有利子奨学金が大きな
く、学ぶ意欲のある学生 て負担の軽減に努めま 社会問題になっていま
す。奨学金は単なるロー
が能力にふさわしい教育 す。
ンではなく、国民のた
を受けられるようにする
め、高等教育を振興する
ことは、国の発展の見地
ためにあります。無利子
からも、絶対に必要なた
奨学金を希望する全て
め。
の学生が利用できるよう
にすべきです。
①
①
①
①
①
天然資源の少ない日本
とって「人」こそが最大の
財産。教育には十分な
投資をするべきだ
所得制限は本来の制度
の趣旨に反すると同時
に、生徒に分断を持ち込
む。所得把握のための
事務負担等も大きい
私立高校は公教育の多
くの部分を担っており、
公立高校と差別する合
理的理由はない。少なく
とも1人当たり同程度の
公費を投入すべきと考え
る
教育は本来、無償である
べき。日本は国際人権
規約A規約に加入してお
り、中等・高等教育の漸
進的無償化を進めること
は国際公約ともなってい
る
本来奨学金は無利子が
基本であり、有利子奨学
金はその補完措置に過
ぎなかった。財政が好転
した場合には廃止を含
めて検討することとされ
ていたもので、恒久化し
肥大化しているのはおか
しい
①
①
①
本来、奨学金は貸与でな ブラックリストへの 滞納して延滞金を課され
く、給付とすべきです。文 登録は、奨学金制 る、延滞金がかさんで支払
額がふくらみ返済困難にお
部科学省の調査でも、 度の趣旨と相いれ ちいる――奨学金が若者
「経済的理由」で中退す ないもので、ただち をローン地獄に陥れるとい
る学生が増えており、給 に廃止すべきです。 う、あってはならないことが
起きています。非正規雇用
付奨学金の早期導入が 延滞者の8割は年 の増大など雇用の悪化
いよいよ求められていま 収300万円以下であ が、返済が滞る大きな要因
す
り、返済困難な若者 になっており、事情を一切
にペナルティをかけ 考慮せずにペナルティだけ
を科すやり方はあらためる
ておいつめるので べきです
はなく、相談活動の
強化や救済制度の
拡充こそ必要です
①
①
①
あらゆる学生が、家庭の
経済状況によらず、能力
にふさわしい高等教育を
直接受けられるようにす
ることは国の発展の見地
からも絶対必要だからで
す。
人こそが最大の資
源であり、人づくり
への投資なくして日
本の発展はありま
せん。そのための
将来的な高等教育
無償化をめざしてお
り、その方針にブ
ラックリスト化は不
適切であると考えま
す。
将来的な高等教育
の無償化をめざして
おり、その方針から
負担の軽減が必要
と考えるからです。
①
①
①
日本は、国際的に見ても 奨学金の趣旨に外 原則延滞金を課す
べきでない。課すと
教育費の私費負担割合 れる
しても悪質な場合
が高く、機会の均等が実
(明らかに支払能力
現していない。給付奨学
があるのに返済し
金の創設は重要
ない場合等)に限る
べきだ