シーケーディー 慢性腎臓病(C K D )Q&A Q A 慢性腎臓病って何? 腎機能が慢性的に低下したり、尿たんぱく が継続してでる状態。 CKD(Chronic Kidney Disease)とも 言われています。 ①「たんぱく尿」などの尿の異常がある ② 腎臓の働き(糸球体ろ過量)が、正常 の 60%以下に低下している 上記いずれか、あるいは両方が3か月以上 続いている状態のことをいいます。 慢性に経過するさまざまな腎臓の病気を まとめた呼び名で、軽症なものを含めると 成人の8人に1人の割合で慢性腎臓病に なっているといわれています。 (CKD診療ガイド 2012 より引用) Q どうして慢性腎臓病がいけないの? A 慢性腎臓病が進行すると… ◆末期の腎不全となって、人工透析や腎移植 が必要になります ◆動脈硬化が進行して、脳卒中や心筋梗塞 などの深刻な合併症を発症させること もあります Q A Q 自覚症状はあるの? A 初期にはほとんど自覚症状がないのが 特徴です。 知らない間に病気が進行し、気づいた 時には、すでに末期の腎不全になってい る危険性もあります。 Q 早期発見するにはどうしたらいいの? A 定期的に健康診断を受けましょう。 「尿検査」で尿たんぱくの有無を調べ たり、「血液検査」で老廃物の 1 つで ある血液中のクレアチニンの濃度(血 清クレアチニン値)を調べたりするこ とで、自覚症状の乏しい慢性腎臓病を 見つけることができます。 また、血清クレアチニン値、年齢、性 別から、腎臓の働きの指標である「糸 球体ろ過値」を計算することができま す。 毎年、健康診断を受けて、 健康チェックをしましょう! 腎臓ってどんな働きをしているの? 腎臓は、1 日に 150~200ℓの血液をろ過 して、尿を作り、体の老廃物を排出する大切 な働きをしています。 他にも、ミネラルなどのバランスを調整し たり、血液を作り出すホルモンを分泌したり と色々な働きをします。 WANPUG 高崎市保健所健康課 ☎027-381-6113
© Copyright 2024 ExpyDoc