「わからないところがわからない!」 みんなは勉強でつまずいたらどうする? わからないところを見つけて、 参考書なり教科書で解決しようとしますか? ところが、その「わからな いところがわからない」ということがよくあるのではないですか? それは、どこを学びなおしてよいかわからない ということ! この状態で勉強を続けてゆくのは非常に危険です。このままだと、今まで 以上にわからないことが増えて、より混乱してゆきます。たとえるなら、 壊れた電気製品を使い続けてゆくようなものです。 電化製品が壊れたら修理に出すのと同じで、勉強も自分がわからないところを正してゆかないと… じゃ~どうしよっか?! ①自分のわかるところまで、思い切って戻ろう。1 学期の単元まででも、小学校の分数まででもかま いません。“自分のわからないところを見つける”がスタートラインです。 ②教科書を読んでみる。教科書は、本当によくまとまっています。授業中には気付かなかった新しい 発見があるかもしれないし、何と言っても基本に戻ることができます。 ③付箋に質問メモを書く。付箋は、勉強アイテムとして berry good! 何かわからないところが あったら、即大き目の付箋に書いてベタッとノートや教科書に貼っておきましょう。そして、先生 や友達に質問して解決できたら、サッとはがそう! ④逆にわかっていることを書き出そう。そうすると、「あっ、な~んだ! この単元からわからなく なっていたんだ!」ということが見えてきますよ。 付箋の使い方色々 ①読書…気になったところに貼る、読み返したいところに貼る、実践してみたいところに貼る ②勉強…目立たせたいポイントを書く、宿題をメモってノートや問題集に貼る 先生に質問することをメモって貼る 勉強したことや気付きを書いてノートに貼る 教科書や問題集のしおり代わりにする 「14:00~15:00」のように書いて勉強時間を意識する ③メモ…何でも付箋にメモって貼る、伝言メモとして利用する お礼の一言を添えるメモ ④自分のために…いつまでに何をするか書いておく 自分を励ますことを書いてノートや机にぺタッ! 後でやっておかなければならない作業を忘れないように書いておく ⑤会議や話し合い…アイディアを書いておき、後でグループ化する 付箋のサイズ色々 正方形タイプ…何でも使えていっぱいメモできるよ 大 :たくさん質問したいとき、○ 中 :バランスがいいサイズ、○ 小 :インデックスとして 短冊タイプ…○ ノートタイプ…罫線が引いてあり、箇条書きなど書きやすいよ 「よくケアレスミスをしてしまう」 簡単な計算ミスや選択肢の見間違え、ケアレスミス一つで点数が大きく変わってくるよね。 何回もケアレスミスをしてしまう人の特徴には下のようなことがあげられます。☑してみて! □問題文を最後まで読まずに解き始めてしまう □ミスしやすい計算方法で解いている □時間配分が下手で、テンパッている □見直しをしていない □ケアレスミスをしても反省していない(「まぁいっか~」てな感じ…) □「ケアレスミスやから 1 点くらいちょうだい」って先生に甘えている □「次は気を付けよう」って意識だけの対策で終わっている などなど…いくつ当てはまりましたか? そこで! ミスしにくいやり 方を見つけたり、ミスしてもリカバリーできる方法や考え方があります。 じゃ~どうしよっか?! ①見直しをしていますか? 普段のテストで見直しの習慣をつけて おくと、入試でもチェックができる余裕をもつことができるように なります。3 分でもいいのでやってみましょう。 ②計算の早い人を見て、自分の非効率的な計算について研究してみよ う。計算に時間がかかったり、めんどくさいやり方をしていたら、 即改善しよう。 より早く! 正確に!! ③計算式をきちんと書く。カッコつけず、省略せず正しい解き方を 追求しよう。 ④問題文に線を引きながらポイントを絞ったり、印を書き込んだり して、意識して全文を読もう。 ⑤2 年後、小さなミスが合否を分ける! 入試は 1 点 2 点の勝負 です。 本番で泣かないように、 普段のテストで習慣づけておきましょう。
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