カナダ・オンタリオ州政府、メキシコの大手アルミ自動車部品メーカーの

プレスリリース
報道関係者各位
2015 年 1 月 21 日
カナダ・オンタリオ州政府経済開発省
オンタリオ州政府在日事務所
カナダ・オンタリオ州政府、メキシコの大手アルミ自動車部品メーカーのカナダ拠点へ
150 万カナダドルを助成、事業拡大やグローバル展開を支援
カナダ・オンタリオ州政府は、メキシコの大手アルミ自動車部品メーカー、ネマックの北米製造拠点の一つネ
マック・オブ・カナダ・コーポレーション(Nemak of Canada Corporation:本社オンタリオ州・ウィンザー市)*1 の生
産ライン拡張を支援するため、150 万カナダドル(約 1 億 4,700 万円)の助成金を供与すると発表しました。この
支援により、今後 4 年間に 80 人の雇用を新たに創出し、現在の約 200 人の雇用が維持されます。
ネマック社は、カナダ自動車・通信・エネルギー・製紙労働組合(Unifor)と連携して、自動車産業に高性能の
アルミ部品を供給しています。今回、同社はオンタリオ州南西部開発基金(Southwestern Ontario Development
Fund)*2 の支援を受け、約 1,570 万カナダドル(約 15 億 3,860 万円)を投資して生産ラインを拡充し、最近提携
を始めた上海ジェネラル・モーターズ(Shanghai General Motors)にアルミ製エンジンブロックを輸出します。今回
の投資で生産能力を倍増し、急速に発展する中国の自動車産業における競争力を強化し、中国でのシェア拡
大をめざします。
ブラッド・デュグイッド(Brad Duguid)オンタリオ州政府経済開発省大臣は次のようにコメントしています。「オン
タリオ州は雇用創出や投資誘致、州の経済成長を促進するための戦略的パートナーシップ構築に取り組んで
います。オンタリオ州南西部開発基金は、ネマック社のような企業が事業を拡大させてグローバル展開を進めて、
地元により多くの高品質な雇用がもたらされるように努力します。」
ネマック社に対する州政府の投資助成を発表するチャールズ・スーザ、オンタリオ州財務大臣(右)
(写真クレジット:The Windsor Star)
カナダ・オンタリオ州政府在日事務所 プレスリリース 1/3
その他のコメント
「先進的な製造業はオンタリオ州経済にとって重要な部門であり、このような事業の拡大に協力することはオンタ
リオ州の発展にとって重要な機会となります。ネマック社はウィンザー市の主要な雇用主であり、オンタリオ州自
動車製造業のリーダーでもあります。私たちの支援は同社の生産能力や国際競争力をさらに向上させ、雇用の
創出に貢献します。」
―チャールズ・スーザ(Charles Sousa)、オンタリオ州政府財務大臣
「私たちは、オンタリオ州南西部開発基金をはじめ、地域社会や社員の支援に心より感謝します。お蔭様で、ウ
ィンザーで製造された非常に優れたアルミ鋳造製品を世界中のお客様に提供することができます。」
―パトリック・フリン(Patrick Flinn)、北米ネマック事業部長
「私たちは常に鋳造技術の革新を追求し、業界をリードしています。オンタリオ州南西部開発基金の支援を受け、
私たちは会社の戦略に沿って、成長する中国の自動車産業と協力関係を築いていきます。この新たな協力関
係は地元に雇用をもたらすと同時に、私たちのグローバル展開を後押しするものとなるでしょう。」
―グレン・ビザンツキー(Glenn Byczynski)博士、ネマック・オブ・カナダ・コーポレーション技術部長
※なお、本件に関して、オンタリオ州政府経済開発省ブラッド・デュグイッド大臣へのご取材を希望される場合に
はご連絡ください。
*1 ネマック・オブ・カナダ・コーポレーション(Nemak of Canada Corporation)について
ネマック・オブ・カナダ・コーポレーションは 2000 年に設立されたメキシコの大
手アルミ自動車部品メーカー、ネマック社の北米製造拠点の一つです。カナダ
の他に、南北アメリカ、欧州、アジアの 14 カ国に 34 の工場を保有し、200,000
人を雇用しています。高度な技術を要するアルミ製シリンダーヘッドやアルミ製
エンジンブロック、トランスミッション部品などを主力製品として生産しています。
ネマック社の公式ホームページ(英語): http://www.nemak.com/
*2 オンタリオ州南西部開発基金(Southwestern Ontario Development Fund)について
オンタリオ州東部開発基金(Eastern Ontario Development Fund)を手本に設立したオンタリオ州南西部開発基
金は、地域の雇用創出や地元企業の技術革新・新市場開拓による地域経済の多様化につながる事業を支援
する助成金制度です。同基金は、先進的な製造業、食品加工処理、生命科学、情報通信技術、旅行・文化の
各産業分野を支援対象としています。2012 年 10 月以降、オンタリオ州政府は同基金に 5,000 万カナダドル(約
49 億円)を超える投資を行い、総額 5 億 7,000 万カナダドル(約 558 億 6,000 万円)以上の投資を企業から引き
出すことができました。
オンタリオ州南西部開発基金の公式ホームページ(英語):
https://www.ontario.ca/business-and-economy/southwestern-ontario-development-fund
※為替レートは 1 カナダドル=98 円で計算しています。
カナダ・オンタリオ州政府在日事務所 プレスリリース 2/3
■オンタリオ州の自動車産業について
オンタリオ州の自動車生産台数は北米第一位で、世界の一流自動車メーカー5 社(クライスラー、フォード、GM、
ホンダ、トヨタ)や 350 社を超える革新的な部品メーカーが拠点を置いています。米ミシガン州デトロイト市とオン
タリオ州ウィンザー市を結ぶ約 420 キロの「コリドー(自動車回廊)」には、450 社を超える活力にあふれた部品メ
ーカーが集中しており、マグナ、リナマー、ウッドブリッジ・グループなどの地元の最大手も含まれます。
また、海外サプライヤーによる同州への新規進出も持続して行われており、主な進出企業にネマック(Nemak)、
豊田鉄工、ブローゼ(Brose)や HBPO が挙げられます。同州の自動車産業では 10 万名の高技能人材が就労し
ており、2013 年の生産台数は 237 万台でした。
■オンタリオ州について
オンタリオ州はカナダ経済の中心地となっており、カナダ全体の
オンタリオ州周辺地図
GDP の 37%、人口の 39%、カナダの輸出品の 38%がオンタリオ州に集
中しています。あらゆる規模の事業者に対する財政面や事業面での
サポート体制、イノベーションや研究開発を促進させる資金支援プロ
グラム、G7 の中で最も高い教育水準を誇る労働力などをベースにし
カナダ
て、オンタリオ州は、カナダ最大の経済圏、かつ、北米でトップ 7 の経
オンタリオ州
済圏となっています。
約 200 社の日系企業が、オンタリオ州に投資しており、ホンダ、トヨ
アメリカ
タ、日産、三菱重工業、カプコン、コーエイ、アステラス製薬、武田薬
品工業、キャノン、住友精密などの主要企業が現地法人を置いています。2013 年、日本はオンタリオ州の 4 番
目の輸入相手国であり、8 番目の輸出国である。また、当州への海外資本投資割合においても、日本は 4 位を
占めています。2010 年の日本の対オンタリオ州の輸入額は 10 億 6,000 万カナダドル、同輸出額は、91 億 6,000
万カナダドルとなっています。
■オンタリオ州政府在日事務所について
オンタリオ州政府在日事務所(Ontario International Marketing Centre、東京都港区カナダ大使館内)は、日
本とオンタリオ州の貿易・投資促進を図る目的で 2006 年 2 月、オンタリオ州政府経済開発省(Ontario Ministry of
Economic Development, Employment and Infrastructure)によって、開設されました。同在日事務所は、日本企業
の投資誘致活動、オンタリオ企業・輸出業者への支援、日本の行政・媒体関係者の協調関係を深めるなど、
様々な活動を通じてオンタリオ州の産業、ビジネスを紹介し、日加間のビジネス交流・貿易の促進に取り組んで
います。
カナダ・オンタリオ州政府在日事務所 プレスリリース 3/3