インドネシア: Adaro Power は 2019 年に 2,200MW の発電容量を目指す 2014 年 11 月 19 日の地元報道によると、Adaro Energy (ADRO.JK)子会社の Adaro Power は、2019 年には 2,200MW 発電容量へと増強する予定。現在稼働中なのは、南カリマンタンの Tanjung-Tabalong 石炭火力発電所に発電容量 30 MW×2 基しかない。 Adaro Power の Mohammad Effendi 取締役によると、2,200MW のうち 2,000 MW は子会社 の Bhimasena Power Indonesia が運営する中央ジャバの Batang 火力発電所、残り 100 MW× 2 基は南カリマンタンの Tabalong 火力発電所で確保する。 Adaro 社は、Batang と Tabalong の火力発電所プロジェクトを進めつつ、合計 1,800 MW 発 電容量の南スマトラの Unit9・10 の石炭火力発電プロジェクトの競売にも参加する。 Adaro 社の発電容量増強計画は、2032 年までに発電容量 20,000 MW を目標としている計画 の一部であり、発電容量の増強は、同社単独あるいはパートナーと共同で行われる。 Adaro 社は、電力公社(PLN)からの提示に対して様々な形での協力を試みる予定。政府は今後 5 年間で発電容量を 35,000 MW まで増やす計画である。 (石炭開発部 辻 誠) おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構と しての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行っては おりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた 行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何ら の責めを負いかねます。なお、本資料の図表類等を引用等する場合には、独立行政法人石油天 然ガス・金属鉱物資源機構資料からの引用である旨を明示してくださいますようお願い申し上 げます。
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