カタログコード: ブドウ糖トリプトンブイヨン DEXTROSE TRYPTONE BROTH OXOID コード:CM0073 2 CULTURE MEDIA E 組成(培地1Lあたり) E 保存方法・使用期限 30℃以下の乾燥保存でラベル表示期限まで使用可能。調 トリプトン ……………………………… 10.00 g ブドウ糖 …………………………………… 5.00 g ブロモクレゾールパープル g …………… 0.04 pH 6.9±0.2 製したブイヨンは25℃以下で保存する。 E 品質管理 陽性コントロール Bacillus stearothermophilus NCIB 8919 E 調製方法 陰性コントロール 本品15gを1Lの精製水に懸濁し十分に撹拌する。培養容器 未接種の培地 に分注した後、121℃で15分間、高圧蒸気滅菌する。 E 参考文献 E 用途・特徴 1. American Public Health Association (1976) Compendium 本ブイヨンは、缶詰食品などに変敗を起こす多くの変敗菌 (フラットサワー)の好気培養とその検出に広く推奨されて いる。 APHA Washington DC. 2. Baumgartner J. G. and Hersom A. C. (1956) `Canned 米 国 公 衆 衛 生 協 会 ( The American Public Health 1) 2) Association) およびBaumgartnerとHersom は本処方を 低酸性および弱酸性缶詰食品(pH4.5以上)の細菌検査に推 奨した。10mLのブイヨンに食品検体1∼2gを接種する。こ のpH域の食品検体の検査は、他の培地を用いて嫌気培養す るとともに本ブイヨンで好気培養する。嫌気培養では肝ブイ ヨン(CM77)がこの目的には最適である。この2つの試験 管をそれぞれ 35℃と 55℃で培養する。 Bacillus stearother- mophilusや他の変敗菌(フラットサワー)のようなブドウ糖 から酸を産生する細菌は、培地が紫から黄色に色が変化する ことにより確認できる。 2 ─ 110 of Methods for the Microbiological Examination of Foods. ブドウ糖トリプトンブイヨン Foods' 4th ed., Churchill Ltd. London, pp. 229-230 and 247.
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