Japanese poem of 31 syllables *Hai ku poem * Comic

sylla b l e s * H a
じ
は
ま
薩 摩 郷 句 (志布志薩摩郷句会)
はっまご
し
もん ね ん き ん ぐ
ち
ういっ
初孫い ランドセルをち 爺が奮発っ
と
お
こ
く
よ
ば
え
はなうた ろ て ん ぶ ろ
あか
くすい
短 歌 (有明短歌会)
ふところに庁舎抱きて岳の山やがて桜の在所とならむ
日留りにほころび初めし芝桜春の足音かすかに聞こゆ 雨上がり午後の日和に弧を描き鷹はしきりに餌を探すらし
車ごちゆるりとすぐる山茶花の散り敷く道に西陽の差しぬ
転んでもトリプルアクセル貫きて成功の真央に涙止まらず
日本髪結いにし孫は愛らしく七草の日に振り袖ゆらす
華やかにリンク舞いいる笑顔にも日頃の試練涙の光る
倒れたら助けてやると背を押されトリプルアクセル真央ちゃんは舞う
朝ぼらけ朱色に濡れた遊歩道栴檀の実は黄に輝やけり
住み慣れし家をあとにし子供待つ街への船出尾を引く汽笛
聳え立つ高千穂の峰ホームより北に望めり建国の日も
デイサービス紙飛行機を飛ばし合う遠き昔に取りし杵柄
俳 句 (志布志左右句会)
返り花誰にも言わず語らずに
独り座す冬の畳は冷たくて 旅の果て雪の夕焼け見ておりぬ
里訛変らぬ友の初電話
面とれば孫の吐く息寒稽古 冬至粥身ぬちに温みひろがりて
山の夕焼 さあ帰ろうよ童歌
楠若葉今年限りの通勤路 山茶花の主無き庭を敷詰める
一斉に鳴る時計屋の春の昼 植木鉢いま満開に梅しだれ 盆梅の写真を父に見せに行く にわとりの鳴いて紅梅咲き続く 紙芝居読んで浴びたる花吹雪 畑山みつき
福元 忍
徳田 将人
矢野 むつ
野口 嵐
澤津川頼子
萩 幸子
木下マキ子
大原 繁
水上カズエ
池迫 茂
石峰カズ子
宮脇 ナチ
坪田 秀邑
永山 又生
吉田 十二
山本せつ子
暉峻 康瑞
肥後 洋子
岩根 長初
東平 要一
藤後むつ子
横山 良子
本村多可子
中野美智子
城之園よしえ
沐浴に日輪のぼり涅槃西風 本村 湧水
追い出せぬわれに住む鬼節分会 川畑 美行
急ぐなと亡き母の声花すみれ 春日 フク
雫せる春満月に友偲ぶ 川畑 充子
夫恋うてバレンタインのチョコを買う 熊谷 玉乃
吉村 公香
俳 句 (はつはな俳句会)
木藤 富美
満留 ぐみ
野村 三味
伊地知 孝
日曜日久し振りだと訪ね来し娘孫に会えし午後のホーム
竹之内零余子
樋渡草団子
く 年寄な者 年金暮らし 付っ溜息
わ
う
俺いが事つ 句いな詠んなち 婆を怒るっ 福山 吉連
ど こ
ま こ
うそ
う き ら ふ
何処ずいが 真実っか嘘か 大法螺吹っ 新地 十意
ふ
でこん み
は い と くば
ばば
し ご っ かか
大て大根 美ごてち度々 配い婆
て
た っ も ど
亭主しゃ仕事 妻は鼻歌 露天風呂
わ
旅行帰い 我が家ん灯い ほっとしっ
みたて
ざっぺらっ 診断た割いな 多け薬
2014.4 ■市報しぶし 22
2014.4 ■市報しぶし 22
23 市報しぶし■ 2014.4
4. 4
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of 31
Ja p a n e s e po e m
【写真:】
文芸コーナーでは市民の皆様のオリジナルの未発表の写真や絵画、イラスト等を紹介します。多くの皆様の投稿をお待ちしています。