高接着性アルミ板 「KO処理板」

高接着性アルミ板「KO処理板」
世界で唯一UACJが製造する高接着性の表面処理アルミ板
● 接着剤を用いずプラスチック材料との接合が可能です。
● 高い密着性により、アルミと異材質との複合材料化を推進します。
● 酸化皮膜が薄く、熱伝導性、耐熱性、加工性にすぐれます。
◆ KO処理皮膜の構造
KO処理
硫酸
アルマイト処理
100nm
リン酸
クロメート処理
接着のまま
121℃加湿×32H後
0
5
10
15
Tピール剥離強度
20
25(N/cm)
各種下地処理と接着剤との剥離強度
樹枝状の多孔質層
200∼250nm
KO処理とは:
アルミ板をアルカリ性の電解液中で交流電解処理することで、
多孔質で樹枝状の複雑な形状の酸化皮膜を形成する処理。
通常の陽極酸化皮膜の厚みは2∼10μm。
50nm
バリア層
10∼20nm
KO処理の厚みは200∼250nm。
(KO処理は陽極酸化処理の1/10∼1/40と非常に薄い)