糸満市IT技術者育成事業 1 仕様書 目的 沖縄県緊急雇用創出事業臨時特例交付金(地域人づくり事業)を活用し、未就職卒業者 や結婚・出産等による離職から再就職を希望する女性求職者、中高年齢者等の失業者に対 して、地域の企業等で就業するために必要な知識・技術を習得させるための人材育成を行 い、地域において産業や社会情勢等の実情に応じた多様な人づくりにより、雇用の拡大を 通じて全員参加を可能とする環境を整備し、これらの者の生活の安定を図ることを目的と する。 2 委託業務期間 契約日から平成27年7月31日まで 委託費見積限度額 3 4 平成 26 年度 22,745,000 円以内(消費税込み) 平成 27 年度 15,396,000 円以内(消費税込み) 合 38,141,000 円以内(消費税込み) 計 委託事業内容 糸満市内の企業の現場においては開発実務に直接従事するプログラマー(PG) 、システ ムエンジニア(SE)の確保育成が急務である。これらの職種はソフトウェア開発業務の 主体をなすものであり、雇用としての需要が多いにも関わらず、適切な人材の育成や供給 が間に合っていないのが実情である。 本事業では最も雇用の間口が広いPG要員の育成に焦点を当てることにより、ソフトウ ェア開発企業での雇用吸収の促進を図るために、失業者等に対し、1OJT、2Off-JT を実施し、文書コンサルティング業務及びシステム開発(アプリ開発)等に従事する、P G、SEの担い手を育成していく。 5 事業実施のための雇用人員等 (1)受託者は事業の趣旨に基づき、公共職業安定所への求人申込をし、募集の公開を実 施すると伴に事前に事業説明会を実施し地域求職者への告知を行うこと。なお、欠員 が生じた場合は速やか(平成26年度中)に新規雇用するものとする。 (2)受託者は、雇用した労働者の使用者として、関係法令を遵守するとともに、これら 1 2 日常の業務につきながら行う職業教育訓練(On The Job Training) 通常の仕事を一時的に離れて行う職業教育訓練(Off The Job Training) 法令上の一切の責任を負い、かつ、責任を持って労務管理を行うこと。 (3)新規雇用労働者数は、12名であること。 (4)雇用期間は、平成26年10月1日から平成27年7月31日までとすること。 6 新規雇用者の募集方法 受託者は、新規雇用に当たっては公共職業安定所に必ず求人票を提出し、求人申込書の 備考欄に「沖縄県緊急雇用創出事業(地域人づくり事業)」と明記すると伴に糸満市が開催 する合同就職説明会の参加者を採用すること。ただし、受託者が求人誌や受託者HP等に おいて求人広告を掲載することを妨げない。 7 失業者の確認 受託者は新規雇用に際して、本人に失業者であることの確認を行うものとし、雇用保険 受給者資格証、公共職業安定所での求職者登録、履歴書等で必ず確認すること。 8 雇用期間満了後の労働者への対応 受託者は、本事業終了後も事業で雇用した求職者を原則として継続して雇用すること。 9 事業実施場所 糸満市内に拠点を置くこととする。 10 委託料対象経費 ①新規雇用者の人件費(事業費の1/2以上とすること) 新規雇用者の賃金のほか、雇用保険料、労災保険料、社会保険料とその事業主負担分。 事業を実施する際の人件費等の経費については、労働条件、市場実勢等を踏まえ、適切 な水準を設定するものとする。 ②その他の労働者の人件費 委託事業に従事する既存社員等の人件費。なお、新規雇用者と既存社員等の人件費は 必ず区分して算定すること。 ③研修機関の授業料等 ④外部講師謝金 ⑤求人募集広告費 ⑥事務費 委託事業の実施に必要な消耗品の購入費、機器等のレンタル又はリース料、印刷費等 ⑦一般管理費(新規雇用者に係る人件費の 10%以内) ※概算払いした委託料に残額が生じたとき、又は受託者に委託料により発生した収入が あるときは、受託者に対し、期限を定めて返還を命じるものとする。ただし、受託者が、 自助努力により、委託事業に係る契約期間終了後も事業を継続し、受託者が委託事業に おいて雇用した労働者のうち、その 1/2 以上を委託事業に係る契約期間終了後も継続し て雇用した場合は、当該事業で得た収益は返還しなくてよいこととする。 11 財産の取得制限 事業を実施する上で必要な財産については原則リースあるいはレンタル(以下単に「リ ース」という。 )での対応とする。リース契約において効率的にリース契約が締結されるよ うに入札の実施や複数の者から見積もりを徴取する等により適正に取り扱う必要がある。 また、リース契約終了後、無償等で借り手に所有権を譲渡する旨の特記のあるリース契約 については、実態が購入する財産取得と変わらない等から、リース契約終了後、貸し手に リース物権を返還する(所有権の移転が生じない)リース契約とすること。 12 事業報告書 平成 26 年度3月末及び平成 27 年度7月末における、事業実績及び収支状況を速やかに 報告することとし、必要に応じて市が求める関係書類の提出を行うこととする。 13 業務進捗状況及び打ち合わせ 業務の進捗状況や業務内容等に関する打ち合わせを定期的に実施する。 14 協議について 本仕様書に記載されていない事項が発生した場合、あるいは、本仕様書の記載事項に疑 義が生じた場合には糸満市経済観光部商工観光課と協議すること。
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