平成 23 年度受賞活動の現在(2014 年)の状況 受賞者名 平 平成 成2 23 3年 年度 度 農 農林 林水 水産 産大 大臣 臣賞 賞 「「「事 事 業 所 地 方 公 共 団 体 等 分 野 事業 業所 所・・・地 地方 方公 公共 共団 団体 体等 等」」」分 分野 野 の の継 継続 続状 状況 況 JB 環境ネットワーク会 所在地 埼玉県さいたま市 受賞テーマ JB 環境ネットワーク会による 「飲料空容器の循環型産業構築」と「3R普及啓発活動(環境学習支援) 」 1. 活動継続 あり 飲料空容器の再資源化を継続している。2012 年度の実績として「リサイクル・プラザJB」の 処理量は、8,869 トン(2010 年度:8,410 トン)、リサイクルネットワークの処理量は、33,474 ト ンであった。 2. 活動の広がり あり 「美しい沖縄・美しい地球・美しい未来への架け橋」をテーマに環境清 掃活動や生態系保全活動などの環境保全活動を普及促進するために、毎年 沖縄でシンポジウムを開催している。(2014 年は 1 月に開催)本会では、 沖縄の小学校を招待し、各校で取組まれている環境保全活動の発表してい ただいている。年々、参加人数も増加している。 3. 活動の進化 あり 3R普及啓発活動として、平成 24 年度よりリサイ クル・プラザJBを見学した小学生を対象とした「ぼ くとわたしのリサイクル作文コンクール」を開催し ている。すでに今期は 4 回開催した。(第 3 回コン クール実績:応募作文 160 通) また、平成 24 年 2 月より会報の発行を開始し、 会員企業ならびに関係者に配布して、定期的活動報 告を行っている。 4. 今後の計画 全国180社のリサイクル企業と、リサイクル手段および処理方法の見直しを行う予定である。 これは、今まで主流であるカスケードリサイクルから水平リサイクルへのシフトについて、各地域 の企業と連携・調整を図りながら進めるものである。 5. その他 【H23 年度 表彰概要】 同会は、販売された後の飲料空容器包装の適正処理やリサイクル処理について、企業の垣根を超えて飲料事業者 18 社の会員企業が連携し、資源循環の推進に向け取り組む任意団体である。 1999 年に資源循環の推進に向け取り組みを開始し、2003 年 5 月には、資源循環の推進活動の中核施設として、飲料 業界初の飲料空容器再資源化施設「リサイクル・プラザ JB」 (埼玉県さいたま市)を設立した。現在、年間処理量は、 8,410 トン、再資源化量は 7,515 トン(2010 年度)となり、容器包装リサイクルの成果をあげている。 リサイクル・プラザ JB では、会員企業の 1 社であるジャパンビバレッジの自動販売機で販売した後に発生する飲料 空容器「缶・ビン・ペットボトル」のリサイクルを日々行っている。空缶のリサイクルは、プレス加工が一般的だが、 同会の処理は缶を粒状のペレットに再生加工している。このペレット化の特徴は、純度の高い再生加工品の製造が可 能ということである。アルミでは純度が約 96%以上、スチールが約 99%と再生品とは思えない高い純度を保っている。 また、全国での飲料空容器包装のリサイクルおよび適正処理を行うために、約 180 社の廃棄物処理業者、リサイク ル企業等で「JB リサイクルネットワーク」を構成し、各地域の企業と連携しながら全国規模で 3Rを通じた資源循環 を行っている。 普及・啓発活動 リサイクル・プラザ JB 設立時より、工場見学の受け入れを積極的に行っている。実際に飲料空容器のリサイクルを 見学する場を提供し、一般・学校・企業・自治体が参加している。また、2009 年度より夏休み期間に実施する埼玉県 主催の「スタンプラリー」に参加し、小学生を中心に、楽しくリサイクルについて学べるよう取り組んでいる。 見学風景 2007 年 2 月より埼玉県 環境学習室 温暖化対策課が主催する小中学生を対象とした「環境出前授業」に参加。各学校に出向き、 「飲料空容器のリサイクル」として、分別の大切さや、リサイクルの意義等について授業を行っている。 また、これまでに 4 回のシンポジウムを開催している。同会の活動の取組を発表し、外部有識者や関係省庁の講演 を実施するなど、広く情報公開ならびに情報共有をおこなっている。
© Copyright 2024 ExpyDoc