930KB - 科学技術振興機構

平成26年度 ALCA募集説明
先端的低炭素化技術開発
(ALCA; Advanced Low Carbon Technology R&D
Program)
(独)科学技術振興機構
構成
I.
II.
ALCA概要
i.
ii.
iii.
iv.
v.
特徴(I)
研究開発期間・規模(II.3)
応募要件(II.2)
責務(II.5)
選考プロセス(II.4)
I.
II.
III.
公募対象技術領域(II.1)
重要な変更点(II.1)
各技術領域(II.1):主な変更点
I.
II.
主なスケジュール
お問い合わせ先
H26募集課題
III. 事務連絡
構成
I.
II.
ALCA概要
i.
ii.
iii.
iv.
v.
特徴(I)
研究開発期間・規模(II.3)
応募要件(II.2)
責務(II.5)
選考プロセス(II.4)
I.
II.
III.
公募対象技術領域(II.1)
重要な変更点(II.1)
各技術領域(II.1):主な変更点
I.
II.
主なスケジュール
お問い合わせ先
H26募集課題
III. 事務連絡
(募集要項p.1)
ALCAの特徴:ALCA研究開発の目的
• 温室効果ガス排出の大幅削減に貢献する技
術開発→低炭素社会の実現
– 既存の概念を大転換する“ゲームチェンジング・
テクノロジー”の創出
– 2030年頃の社会実装
– グリーンイノベーション創出への貢献
(募集要項p.2)
ALCAの特徴:目的達成のための手段
• バックキャスティングアプローチによる研究開発
– 具体的な長期的展望に基づく研究開発構想
– ALCA研究開発期間(10年程度)終了以降から実用化
までの展望を具体的に構想
– 上記の実現に向けた課題設定
• ステージゲート評価に基づく課題の継続・中止
– ステージゲート目標(採択後,運営総括と協議して設
定)への到達度のみならず「低炭素社会実現への貢
献・期待」からも評価
– 新たな有望課題を適時的・持続的に採択→新陳代謝
(募集要項p.21)
ALCA研究開発
• 研究開発期間
– 最長10年(5年経過時のステージゲート評価に
よって継続を見極め。)
– 今回の提案では“5年”(~H32.3末の5.5年)
• 研究開発費
– 総額(5年)で1.5億円*を上限。(3,000万円*/年)
– 但し、初年度2,000万円*を上限。
• 採択件数(予定)
– 技術領域全体で10件程度
*直接経費(間接経費含まず。)
(募集要項p.22)
ALCA研究開発実施体制(例)
e-Rad所属機関コードお
よび研究者番号(科研費
番号でも可)
メンバーa
研究開発代
表者(機関A)
メンバーb
課題
メンバーc
主たる共同研
究者(機関B)
メンバーd
主たる共同研
究者(機関C)
・・・
(募集要項p.20)
応募要件①
• “研究開発代表者”として提案課題に取り組
める。
– ALCA研究開発期間中に定年を迎える場合,定年
後の予定などを照会する可能性あり(p.20,p.82)
• 国内の研究機関に所属(以下のケースも可)
– 国内研究機関に所属する外国人研究者
– ALCA研究開発開始時からの所属見込み
(募集要項p.82,p53)
応募要件②
• 次のケースは応募不可
– H26ALCA公募における重複応募
– 研究開発代表者と参画メンバーが互いに入れ替
わった形での複数件応募(下図)(P.82)
– 「不適正経理に係る申請資格の制限」等への抵
触
A
課題A,Bで代表者/主たる研究者が入れ替わった形になっている。
B
A 研究開発
研究開発
B
代表者
課題A
代表者
B 主たる共同
研究者
課題B
A
主たる共同
研究者
(募集要項p.20,p.82)
応募要件③
• 戦略的創造研究推進事業(CREST,さきがけ) の
平成26年度公募への重複応募は可
– 採択されるのは ALCA,CREST,さきがけの内、いず
れか
• JSTの競争的資金における研究課題等への参加
が複数となる場合には、調整を行う場合あり
– 研究開発費の減額、当該研究者の実施研究課題の
絞り込み等
– 研究参加者も調整対象
(募集要項p.26)
責務(研究開発代表者)
• 研究開発の推進
–
–
–
–
–
運営総括(PO)の方針下
種々の書類のJST提出
ステージゲートを初めとする各種評価への協力
JSTあるいは国による経理検査への協力
委託研究契約事項及びJST諸規程の遵守
• 研究開発の管理
– 研究開発費の適切な計画・執行と管理
– メンバーの研究・勤務環境
• 成果の取り扱い
– 知的財産形成への意識と協力
– 積極的な発信
• 研究不正防止
(募集要項p.27)
責務(研究機関)
• 研究開発費の管理
• 委託研究契約締結手続きに関する協力
• 適正な経理事務と調査対応
• 特許出願時の報告と譲渡・実施許諾時の承認
申請
• 研究不正防止
(募集要項p.24)
選考プロセス
形式
審査
書類選考
面接選考
最終選考
• 選考は非公開
• 選考に関わる者→守秘義務遵守
• 利害関係者→選考不参加
採択
(募集要項p.24)
評価基準
• 整合性
– ALCAの趣旨
– 技術領域の趣旨
• 実現可能性
– 温室効果ガス排出削減に大きく貢献し得る技術の創出
– その実用化
• 妥当性
– 研究開発課題の目標及び研究開発計画
– 研究開発の実施体制,予算,実施規模
構成
I.
II.
ALCA概要
i.
ii.
iii.
iv.
v.
特徴(I)
研究開発期間・規模(II.3)
応募要件(II.2)
責務(II.5)
選考プロセス(II.4)
I.
II.
III.
公募対象技術領域(II.1)
重要な変更点(II.1)
各技術領域(II.1):主な変更点
I.
II.
主なスケジュール
お問い合わせ先
H26募集課題
III. 事務連絡
(募集要項p.9~)
公募技術領域
A
太陽電池及び太陽エネルギー利用システム
B
超伝導システム
C
蓄電デバイス
D
耐熱材料・鉄鋼リサイクル高性能材料
E
バイオテクノロジー
F
革新的省・創エネルギー化学プロセス
G 革新的省・創エネルギーシステム・デバイス
• 提案先の技術領域とは異なる技術領域として審査および採択され
る場合あり
• 目標達成に向けた“ボトルネック”課題解決を目指す提案を奨励
(募集要項p.9)
A.太陽電池及び
太陽エネルギー利用システム
• 概要:
– 5円/kWh以下の太陽電池発電コストの目標達成に貢献可能な
革新的技術開発
• 課題例:
画期的な光吸収層を用いた太陽電池
超高効率化を目指す画期的な太陽電池構造
高効率太陽電池の超低コスト製造プロセス
発電コストの大幅削減が可能な革新的太陽光発電システムや
画期的な光電変換機能をもたせたシステム
– 革新的な太陽熱利用
–
–
–
–
• 主な変更点:
– 提示した発電コストなどの目標値
– 上記の例示の追記
(募集要項p.10)
B.超伝導システム
• 概要:
– 超伝導技術を中心とする次世代システム技術による
エネルギー高効率化
• 課題例:
–
–
–
–
超伝導の特長を活かした高性能機器技術
超伝導技術と他の技術との応用
他の既成技術へ超伝導技術を付加
冷凍・冷却システム関連
• 主な変更点:
– “冷凍・冷却システム” に関する記述を追記。
(募集要項p.11)
C.蓄電デバイス
• 概要:
– 電気自動車、電力スマートグリッド化などのキーデバイスとして
の高性能化・低コスト化
• 課題例:
–
–
–
–
–
次世代型蓄電デバイスを実現するための新材料開発
上記のための材料設計に関する学問的・基礎的な提案
新規蓄電系
新原理やシステムの提案・考案
ALCA次世代蓄電池の研究開発チームを補完できるボトルネッ
ク技術(要素技術としての提案)
• 主な変更点:
– NEDO二次電池技術開発ロードマップなどの引用
– ロードマップと比較し、目指す性能などを明確に記載
(募集要項p.11~)
D.耐熱材料・鉄鋼リサイクル高性能材料(エネ
ルギー高効率利用技術)
• 概要:
– 火力発電・金属工業・運輸の3産業分野における温室効果ガス
排出低減に向けた材料分野からのアプローチ
• 課題例:
–
–
–
–
–
–
–
高温耐熱材料の高靭性化・高耐食性化
革新的な遮熱原理に基づく耐熱コーティング
鋼中の微量添加元素の除去プロセス
革新的な材料設計・製造プロセス・加工プロセス
非鉄材料(チタンやマグネシウム)の製造エネルギー低減
革新的軽量金属基複相材料
セラミックス・炭素繊維複合材料の加工性の飛躍的向上
• 主な変更点:
– 上記例示の明記
(募集要項p.13~)
E.バイオテクノロジー
• 概要:
– バイオテクノロジーによる低炭素化に向けた技術開発
• 課題例:
–
–
–
–
バイオマス育種による先導的なCO2固定化技術
バイオマス転換技術
CO2直接転換技術
多様な有機資源転換技術
• 主な変更点:
– 上記例示の明記
(募集要項p.14)
F.革新的省・創エネルギー
化学プロセス
• 概要:
– 化石燃料エネルギーを大量消費する化学プロセスにおける省
エネルギー化やバイオマス資源利用の新規化学プロセスなど
• 課題例:
–
–
–
–
化石燃料エネルギーの有効利用に向けた新プロセス
CO2回収・利用
バイオマスの資源化
シェールガスを高付加価値な化学物質への変換(高効率C1ケミ
カル)
• 主な変更点:
– シェールガス革命による新エネルギーポートフォリオへの対応
(募集要項p.15)
G.革新的省・創エネルギー
システム・デバイス
• 概要:
– 物理的な原理に基づく創エネルギー技術,省エネルギー
技術,およびエネルギー輸送技術
• 課題例:
– 自然エネルギーを用いた画期的な創エネルギー技術
– 高効率エネルギー変換技術,エネルギー輸送システム,
省エネルギーシステム・デバイス
– 断熱,蓄熱など熱の利用効率を高める新規な原理に基づ
くシステム・デバイス
• 主な変更点:
– 上記例示の追記
構成
I.
II.
ALCA概要
i.
ii.
iii.
iv.
v.
特徴(I)
研究開発期間・規模(II.3)
応募要件(II.2)
責務(II.5)
選考プロセス(II.4)
I.
II.
III.
公募対象技術領域(II.1)
重要な変更点(II.1)
各技術領域(II.1):主な変更点
I.
II.
主なスケジュール
お問い合わせ先
H26募集課題
III. 事務連絡
(募集要項p.25)
主なスケジュール
4月
5月
募集期間
4/1~5/28(正午)
6月
7月
8月
9月
10月
書類選考
6/上~6/下
書類選考結果通知
7/上~7/中
面接選考
7/中~8/中
採択課題の通知・発表
9/下
ALCA研究開発開始
10/上~
お問い合わせ先
下記メールアドレスへのお問い合わせをお願い
いたします。
[email protected]
e-Radの操作に関するお問い合わせ:
e-Radヘルプデスク:
0120-066-877(9時~18時 土・日・祝を除く)