泉 第 4 章 州 諸 河 川 < 第4章 目 次 > 泉州諸河川 1 調査地域 ·················································· 4- 1 2 調査地点及び検体数 ········································ 4- 3 (1)水質 ···················································· 4- 3 (2)底質 ···················································· 4- 3 3 調査結果概要 ·············································· 4- 5 (1)平成 13 年度調査 ········································· 4- 5 ① 大津川における濃度変動調査結果 ··························· 4- 5 (2)平成 14 年度調査 ········································· 4- 7 ① 樫井川における濃度変動調査結果 ··························· 4- 7 (3)平成 15 年度調査 ········································· 4- 9 ① 津田川における追跡調査結果 ······························· 4- 9 ② 樫井川における追跡調査結果 ······························· 4-13 (4)平成 18 年度調査 ········································· 4-23 ① 津田川及び樫井川における季節変動調査結果 ················· 4-23 第4章 泉州諸河川 1 調査地域 平成13~18年度において実施した泉州諸河川における追跡調査の地域は、図4-1のとおりである。 平成13年度 ①大津川における濃度変動調査結果 平成18年度 ①津田川における季節変動調査結果 平成15年度 ①津田川における追跡調査結果 佐 樫 新 家川 平成14年度 ①樫井川における濃度変動調査結果 平成18年度 ①樫井川における季節変動調査結果 図4-1 追 跡 調 査 地 4- 1 佐 野川 樫 井川 平成15年度 ②樫井川における追跡調査結果 常時監視地点 域 図 ( 泉 州 諸 河 川 ) 4- 2 2 調査地点及び検体数 大阪府が実施した平成 13~18 年度の泉州諸河川における追跡調査地点数及び検体数を表4-1に 示した。 (1)水質 平成 13~18 年度の泉州諸河川の水質については、18 地点(河川 17 地点、海域 1 地点)において、 合計 25 検体の分析を行った。 (2)底質 平成 13~18 年度の泉州諸河川の底質については、河川 7 地点において、合計 7 検体の分析を行っ た。 表4-1 環境媒体 河川水質 海域水質 河川底質 平成 13~18 年度ダイオキシン類に係る追跡調査結果(泉州諸河川) 調査年度 検体数 (追跡調査) 地点数 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成13~18年度※ 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成13~18年度※ 平成13年度 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成13~18年度※ 1 1 15 0 0 2 17 0 0 1 0 0 0 1 0 0 7 0 0 0 7 ※地点数及び環境基準値超過地点数は全年度を通じた重複を除く。 4- 3 環境基準値 超過地点数 2 2 16 0 0 4 24 0 0 1 0 0 0 1 0 0 7 0 0 0 7 0 1 2 0 0 2 4 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 4- 4 3 調査結果概要 (1)平成 13 年度調査 ①大津川における濃度変動調査結果 平成 13 年度常時監視調査において、大津川の「大津川橋」で水質環境基準値を上回っていたこと から、同地点において水質の濃度変動調査を2回実施した。その結果を表4-2に示した。 濃度変動調査において、水質環境基準値を下回っていた。 表4-2 河川名 調査地点 濃度変動調査結果 調査日 H13. 6.26 大津川 大津川橋 ダイオキシン類 水質濃度 (pg-TEQ/L) 1.1 H13.12.19 0.20 H14. 2. 1 0.31 4- 5 備 考 常時監視結果 平均 0.54 常時監視地点 大津川 大津川橋 図4-2 調査地点図 4- 6 (2)平成 14 年度調査 ①樫井川における濃度変動調査結果 平成 14 年度常時監視調査において、樫井川の「樫井川橋」で水質環境基準値を上回っていたこと から、同地点において水質の濃度変動調査を2回実施した。その結果を表4-3に示した。 いずれの調査においても、水質環境基準値を上回っていた。 表4-3 河川名 調査地点 濃度変動調査結果 調査日 H14. 7.30 樫井川 樫井川橋 H14.12.24 H15. 1.31 4- 7 ダイオキシン類 水質濃度 (pg-TEQ/L) 2.3 12 7.9 備 考 常時監視結果 平均 7.4 常時監視地点 樫井川 樫井川橋 図4-3 調査地点図 4- 8 (3)平成 15 年度調査 ①津田川における追跡調査結果 平成 15 年度常時監視調査において、津田川の「昭代橋」で水質環境基準値を上回っていたことか ら、ダイオキシン類の流入経路を確認するため、流入河川及び本川で水質調査を実施した。その結果 を表4-4に示した。 いずれの地点においても水質環境基準値を下回っていた。 表4-4 河川名 調査地点 ① 昭代橋 津田川 調査日 ダイオキシン類 水質濃度 (pg-TEQ/L) 備 考 H15.10.23 1.5 常時監視結果 ② 岸見橋 ③ 虎橋 麻生川 津田川における追跡調査結果 0.31 H16. 1.27 ④ 猿山橋 0.15 0.54 4- 9 常時監視地点 南海本線 追跡調査地点 ②岸見橋 阪南港 ①昭代橋 JR阪和線 津田川 ③虎橋 ④猿山橋 水間鉄道 麻生川 図4-4 調査地点図 4 - 10 4 - 11 28 30 800 700 700 25 14 10 5.7 400 300 200 1.0 100 0.80 39 19 9.1 71 7.5 5.3 7.1 9.8 7.3 OCDF 1.1 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) OCDD HpCDDs HxCDDs TeCDDs OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD HpCDDs 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 津田川 岸見橋0.31pg-TEQ/L 津田川 昭代橋1.5pg-TEQ/L 常時監視地点 南海本線 追跡調査地点 阪南港 JR阪和線 津田川 水間鉄道 麻生川 84 25 80 10 2.7 10 8.3 4.0 5 4.8 3.7 2.8 3.0 3.3 1.1 2.1 1.4 1.2 0.74 0.61 0.54 0.50 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) OCDD HpCDDs HxCDDs PeCDDs OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD HpCDDs HxCDDs 0 PeCDDs 0 OCDF 13 12 HpCDFs 30 15 HxCDFs 40 PeCDFs 濃度(pg/L) 50 TeCDDs 濃度(pg/L) 60 20 20 20 70 TeCDFs 90 TeCDDs HxCDDs 0 PeCDDs 0 HpCDFs 1.7 HxCDFs 2.9 PeCDFs 3.2 TeCDFs 3.5 5 500 PeCDDs 15 濃度(pg/L) 20 TeCDDs 濃度(pg/L) 600 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 麻生川 猿山橋0.54pg-TEQ/L 津田川 虎橋0.15pg-TEQ/L 図4-5 濃度分布図(水質 平成15年度10、1月調査) 4 - 12 ②樫井川における追跡調査結果 樫井川の「樫井川橋」において、平成 14 年度に水質環境基準値を上回っていたので、樫井川橋下 流部の現況を把握するため、樫井川河口部及び河口 600m 沖の海域において水質の調査を実施する とともに、汚染経路の確認のため、樫井川橋上流部において水質及び底質の濃度分布調査を実施した。 その結果を表4-5に示した。 樫井川下流部の調査の結果、河口部及び河口沖の海域でいずれも水質環境基準値を下回っていた。 樫井川上流部の調査の結果、明治大橋だけが水質環境基準値を上回っていたことから、樫井川の明 治大橋と大正大橋の間に汚染源があると考えられた。 そのため、明治大橋と大正大橋の間で、水質の濃度分布調査及び一部底質の調査を実施した結果、 明治大橋及びその上流の水路 C 直近で水質環境基準値を上回っており、水路 C が汚染源と考えられ た。また、水路 C 直近では底質環境基準値を上回っていた。 なお、下流の樫井川橋では水質環境基準値を下回っていた。 表4-5 河川名 調査地点 海域 ① 河口沖600m 樫井川 ② 河口部 樫井川 0.86 - ③ 樫井川橋 0.85 66 ④ 明治大橋 2.3 16 H15. 4.21 0.58 3.4 0.40 0.72 ⑦ 明治小橋 0.20 1.4 ⑧ 新家橋 0.34 0.78 ③ 樫井川橋 0.26 - ④ 明治大橋 2.2 - ⑨ 水路A-B間 0.60 - ⑩ 水路C直近 ⑪ 水路D直近 水路D 水質測定値 底質測定値 (pg-TEQ/L) (pg-TEQ/g) - ⑥ 兎田橋 樫井川 調査日 0.056 ⑤ 大正大橋 新家川 樫井川における追跡調査結果 H15. 5.23 H15. 9.30 11 180 - 7.6 ⑫ 水路E下流10m 0.89 - ⑬ 水路F下流 0.22 - ⑭ 水路D放流水 0.18 - 4 - 13 備 考 底質:常時監視結果 常時監視結果 常時監視地点 追跡調査地点 ①河口沖600m 大阪湾 ②河口部 ⑤大正大橋 ④明治大橋 ③樫井川橋 JR阪和線 ⑥兎田橋 樫井川 ⑦明治小橋 新家川 ⑧新家橋 柳谷川 ⑭水路D放流水 樫井川 ⑪水路D直近 水路D ⑤大正大橋 ⑨水路A-B間 水路F 水路E 水路C 水路B ④明治大橋 ⑩水路C直近 ⑫水路E下流10m 水路A 図4-6 調査地点図 4 - 14 ⑬水路F下流 30 15 13 12 0.40 0.095 0.28 0.13 0.12 8.2 4.5 5 0.2 3.1 2.7 1.4 0.8 OCDF 0.26 HpCDFs 0.43 0.69 HxCDFs 15 PeCDFs 濃度(pg/L) 20 10 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) TeCDFs OCDD HpCDDs HxCDDs PeCDDs TeCDDs OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD HpCDDs HxCDDs 0 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 海域 河口沖600m 0.056pg-TEQ/L 樫井川 河口部0.86pg-TEQ/L 大阪湾 樫井川 50 45 44 40 35 30 新家川 14 3.3 3.0 1.4 1.0 OCDF OCDD HpCDDs HxCDDs PeCDDs 4.4 HpCDFs 9.5 HxCDFs 10 PeCDFs 8.5 5 0 TeCDFs 柳谷川 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 樫井川橋0.85pg-TEQ/L 40 34 35 30 25 20 15 1.6 0.87 0.84 0.70 0.8 HpCDFs OCDF 4.4 HxCDFs 2.1 PeCDFs 1.3 TeCDFs 7.7 5 HxCDDs 10 PeCDDs 濃度(pg/L) OCDD HpCDDs 0 TeCDDs 25 20 15 10 TeCDDs 濃度(pg/L) 0.5 0 25 PeCDDs 2.5 2 1.5 1 33 35 4.3 4 3.5 3 TeCDDs 濃度(pg/L) 5 4.5 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 新家川 明治小橋0.20pg-TEQ/L 4 - 15 33 33 40 31 30 16 13 15 9.3 10 7.9 20 15 10 3.1 5 25 8.5 5 1.4 1.7 2.2 4.6 2.0 2.0 1.4 1.4 0.9 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD HpCDDs TeCDDs OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD HpCDDs PeCDDs HxCDDs 0 TeCDDs 0 HxCDDs 20 濃度(pg/L) 25 濃度(pg/L) 34 35 28 30 PeCDDs 35 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 明治大橋2.3pg-TEQ/L 樫井川 大正大橋0.58pg-TEQ/L 常時監視地点 40 追跡調査地点 36 35 25 20 15 2.0 1.6 2.0 1.5 1.1 HpCDFs OCDF 5.0 HxCDFs 2.3 PeCDFs 1.6 TeCDFs 8.5 5 HxCDDs 10 PeCDDs 濃度(pg/L) 30 OCDD HpCDDs TeCDDs 0 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 兎田橋0.40pg-TEQ/L JR阪和線 80 73 70 50 40 30 1.2 1.5 1.2 1.2 OCDF 1.8 HpCDFs 8.5 HxCDFs 3.9 PeCDFs 2.0 TeCDFs 9.7 HxCDDs 10 PeCDDs 20 OCDD HpCDDs 0 TeCDDs 濃度(pg/L) 60 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 新家川 新家橋0.34pg-TEQ/L 図4-7 濃度分布図(水質 平成15年4、5月調査) 4 - 16 大阪湾 樫井川 940 920 820 750 新家川 370 310 280 220 100 HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD HpCDDs HxCDDs PeCDDs 100 0 41 OCDF 500 400 300 200 HpCDFs 柳谷川 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 樫井川橋66pg-TEQ/g 350 300 300 濃度(pg/g) 250 200 150 12 8.2 7.9 6.7 4.0 OCDF 26 HpCDFs 10 HxCDFs 8.9 PeCDFs 29 TeCDFs 50 HxCDDs 100 PeCDDs OCDD TeCDDs 0 HpCDDs 800 700 600 TeCDDs 濃度(pg/g) 1000 900 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 新家川 明治小橋1.4pg-TEQ/g 4 - 17 400 350 340 350 250 100 97 87 64 100 92 150 100 48 50 200 56 50 18 25 40 26 28 23 18 8.6 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD TeCDDs OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD HpCDDs HxCDDs PeCDDs 0 TeCDDs 0 HpCDDs 100 150 110 HxCDDs 200 PeCDDs 250 濃度(pg/g) 濃度(pg/g) 300 150 320 300 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 明治大橋16pg-TEQ/g 樫井川 大正大橋3.4pg-TEQ/g 常時監視地点 150 160 追跡調査地点 140 100 80 17 5.5 3.8 4.7 3.5 2.1 OCDF 7.5 HpCDFs 5.0 HxCDFs 18 PeCDFs 20 HxCDDs 40 TeCDFs 60 PeCDDs 濃度(pg/g) 120 OCDD HpCDDs TeCDDs 0 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 兎田橋0.72pg-TEQ/g JR阪和線 350 320 300 200 150 4.4 4.8 3.8 2.5 OCDF 6.2 HpCDFs 21 HxCDFs 8.5 PeCDFs 4.4 TeCDFs 18 HxCDDs 50 PeCDDs 100 OCDD HpCDDs 0 TeCDDs 濃度(pg/g) 250 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 新家川 新家橋0.78pg-TEQ/g 図4-8 濃度分布図(底質 平成15年5月調査) 4 - 18 60 48 濃度(pg/L) 50 40 30 28 25 24 20 15 11 10 10 7.3 4.2 2.4 OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD HpCDDs HxCDDs PeCDDs TeCDDs 0 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 明治大橋2.2pg-TEQ/L 常時監視地点 追跡調査地点 大阪湾 ⑤大正大橋 樫井川 JR阪和線 新家川 柳谷川 35 30 30 20 15 1.4 1.2 1.0 0.98 0.7 HxCDFs HpCDFs OCDF 4.3 PeCDFs 2.7 TeCDFs 2.2 HxCDDs 5.6 5 PeCDDs 10 OCDD HpCDDs 0 TeCDDs 濃度(pg/L) 25 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 樫井川橋0.26pg-TEQ/L 4 - 19 33 35 30 30 25 25 濃度(pg/L) 20 15 10 5.9 20 15 10 5.8 4.1 5 3.0 2.4 2.3 5 2.0 5.5 4.0 3.0 2.2 3.3 5.1 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD TeCDDs OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD HpCDDs HxCDDs PeCDDs 0 TeCDDs 0 HpCDDs 5.9 28 21 HxCDDs 10 31 24 PeCDDs 濃度(pg/L) 35 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 水路A-B間0.60pg-TEQ/L 水路D 水路D放流水0.18pg-TEQ/L 樫井川 水路D ⑤大正大橋 水路F 35 水路E 25 20 15 7.0 0.28 0.63 0.89 0.98 0.7 HpCDFs OCDF 4.2 HxCDFs 1.6 PeCDFs 0.95 TeCDFs 5 HxCDDs 10 水路B PeCDDs 濃度(pg/L) 水路C OCDD HpCDDs TeCDDs 0 水路A ④明治大橋 32 30 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 水路F下流0.22pg-TEQ/L 38 40 35 25 9.2 9.4 7.6 4.9 5 3.3 3.0 1.7 1.0 OCDF 15 10 HpCDFs 15 HxCDFs 20 PeCDFs 濃度(pg/L) 30 TeCDFs OCDD HpCDDs HxCDDs PeCDDs TeCDDs 0 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 水路E下流10m0.89pg-TEQ/L 160 140 140 140 110 100 82 80 54 51 60 41 40 31 12 20 6.0 OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD HpCDDs HxCDDs PeCDDs 0 TeCDDs 濃度(pg/L) 120 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 水路C直近11pg-TEQ/L 図4-9 濃度分布図(水質 平成15年9月調査) 4 - 20 常時監視地点 追跡調査地点 大阪湾 ⑤大正大橋 ④明治大橋 樫井川 JR阪和線 新家川 柳谷川 4 - 21 140 120 120 濃度(pg/g) 100 81 88 79 80 60 43 37 40 31 25 12 20 4.9 OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD HpCDDs HxCDDs PeCDDs TeCDDs 0 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 水路D直近7.6pg-TEQ/g 樫井川 水路D ⑤大正大橋 水路F 水路E 水路C 水路B 水路A ④明治大橋 2500 2100 2100 1900 1500 1000 740 870 910 660 450 500 180 55 OCDF HpCDFs HxCDFs PeCDFs TeCDFs OCDD HpCDDs HxCDDs PeCDDs 0 TeCDDs 濃度(pg/g) 2000 同族体比較図(PCDDs+PCDFs) 樫井川 水路C直近180pg-TEQ/g 図4-10 濃度分布図(底質 平成15年9月調査) 4 - 22 (4)平成 18 年度調査 ①津田川及び樫井川における季節変動調査結果 過去に水質環境基準値を超過しその後改善が見られなかった常時監視地点について、平成 18 年度 は、年間 2 回の常時監視調査に加えて、春季及び冬季に調査を行い、季節変動調査等を行った。そ の結果を表4-6に示した。 常時監視調査結果(夏秋の平均)と今回行った季節変動調査結果(春夏秋冬の平均)には大きな違 いがなく、環境基準の達成状況の把握において、常時監視調査(年間 2 回)で特に問題ないことが わかった。 表4-6 河川名 調査地点 津田川 昭代橋 樫井川 樫井川橋 季節変動調査結果(平成 18 年度) 水質測定値(pg-TEQ/L) 春 夏 秋 冬 1.4 0.90 1.4 0.35 (H18.5.30) (H18.8.15) (H18.11.6) (H18.12.4) 1.2 0.30 0.89 0.56 (H18.5.30) (H18.8.17) (H18.11.6) (H18.12.4) (注)夏季及び秋季調査は常時監視調査である。 4 - 23 平均 1.0 0.74 常時監視地点 津田川 昭代橋 樫井川 樫井川橋 図4-11 調査地点図 4 - 24
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