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発達段階を踏まえた表現力の育成
D中学校
「教育に関する3つの達成目標」推進に関わって、本校生徒に最も欠けているのは「表
現力」である。学習の過程に学び合いや話し合いを取り入れ、各学年の発達段階を踏まえ
た表現力を育成することにより、学力の向上につなげて行きたい。
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取り組み
(1) 発達段階を踏まえた表現力を明確に示す。
(2) 資料や作品などの読み取りや観察や鑑賞を通して思考・判断したり、表現したりし
合う場面を設定する。
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具体的な取り組みの例
(1) 国語科
[取組]
①「相手を意識して伝えよう」で情報の伝え方、説明の仕方を学習した上で、次の
教材『メディア社会を生きる』を題材として、「メディア社会の生き方」について
話し合いをおこなった。
②「夏草『奥の細道』から」を題材として、松尾芭蕉の生き方や考え方についてグ
ループディスカッションをおこなった。
[成果]
*グループの人数を少なくしたことにより、グループ内での役割が明確化され、生
徒が主体的に取り組まざるを得ない状況を作り出した。
*話し合いを通して、自分のものの見方が深まったり広まったりすることが実感で
きたという生徒が多かった。(自己評価カードより)
*根拠を示して話をすることが、相手を説得したり話の内容を深めていくために必
要だということに気づいた生徒がいた。
(2) 数学科
[取組]
①隣や前後の友達、意見を交換しやすい友達のグループでの話し合いで、課題解決の
手がかりを見つけたり、他にどんな解き方があるかを知った。
②課題をレポートとして提出する。自分で課題を分析し,筋道を立てて自分の考えを
まとめ、文章にした。発表では、意見を「根拠に基づいて」わかりやすく伝えた。
[成果]
*少人数での話し合いにより、自分の考えを友達に積極的に伝えるようになった。数
学の苦手な生徒も普段より意欲的に取り組むことができた。