投資型クラウドファンディングの利用促進

投資型クラウドファンディングの利用促進(第29条の4、第29条の4の2、第35条の3、第43条の5関係)
資料2-1
ベンチャー企業
クラウドファンディング業者
投資者
事業のための
資金が必要!
インターネットを通じた
投資の勧誘
ベンチャー企業に
資金を提供したい!
http://
ベンチャー企業の事業計画等を
ウェブサイトに掲載
株式
ファンド
《現状》
《改正後》
• 有価証券を勧誘するためには、「金融商品取引業者」としての登録が必要。
( 「株式」の勧誘:第一種金融商品取引業者
∼兼業規制あり、最低資本金5,000万円)
(「ファンド」の勧誘:第二種金融商品取引業者 ∼兼業規制なし、最低資本金1,000万円)
• 非上場株式の勧誘は、日本証券業協会の自主規制で原則禁止。
参入要件の緩和等
投資者保護のための
ルールの整備
• 少額(注1)のもののみを扱う業者について、兼業規制等を課さないこととするとともに、
登録に必要な最低資本金基準(注2)を引下げ。(第29条の4の2、政令)
• 非上場株式の勧誘を、少額(注1)のクラウドファンディングに限って解禁。(自主規制規則)
• 詐欺的な行為に悪用されることが無いよう、クラウドファンディング業者に対して、
「ネットを通じた適切な情報提供」や「ベンチャー企業の事業内容のチェック」を義務付け。
(第29条の4 登録の拒否、第35条の3 業務管理体制の整備、第43条の5)
(注1) 発行総額1億円未満、一人当たり投資額50万円以下
(注2) 第一種金融商品取引業者: (現行)5,000万円 ⇒ 1,000万円。第二種金融商品取引業者: (現行)1,000万円 ⇒ 500万円。