平成 26 年度 第 1 回FD研修会を開催しました 研修終了

2014.5.14
平成 26 年度
第 1 回FD研修会を開催しました
ねらい:学生とともに授業の改善を考える「学生FD」について理解し、
本学のFD活動について考える。
日 時:平成 26 年5月7日(水) 15:00~16:00
場 所:島根県立大学出雲キャンパス 3 号館 2 階 217 講義室
内 容:15:00~15:10 平成 25 年度FD委員会調査結果の報告
15:10~16:00 講演
演 題 「学生とともに進めるFD」
講 師 立命館大学共通教育推進機構
教授 木野 茂 先生
【参加人数、参加率】37 名、51.4%(教員 56.3%、事務職員 41.7%)
出雲キャンパス FD 委員会報告
学 生 と と も に 進 め る FD
( Faculty Development )
活動の意義と可能性を感
じた研修
FD とは、大学教育の質的な向上
などを目的とした活動です。近年の
トピックスとして、教職員による FD
活動から発展し、教員・職員・学生
の三位一体の体制、学生主体型
FD 活動が注目されています。今
回、学生 FD に精通されている木野
茂教授(立命館大学共通教育推進
機構)をお招きして、本学の教職員
を対象に研修会を開催しました。学
研修終了後のアンケートの結果
1.講演についての満足度 ・・・・・・・・・・・・・・ 満足した 100.0%
2.授業内容・方法の改善への活用 ・・・・・・・ 役立つ 93.9%
3.自由記載(抜粋)
<講演について>
・学生FDについて、また他大学の現状・活動内容を知ることができた。
・多様な授業形態の必要性が認識でき、工夫のポイントが理解できた。
・講演を受けて、再度学生間の意見交換や思考の触発を促す必要性
を感じた。
<本学FD活動の今後の取り組みについて>
・学生が主体的に活動するしくみつくり、環境づくり、自由に語り合える
場などが必要。
・学生FDは「自ら考え行動できる学生を育てていくこと」と対応するもの
になると思う。ぜひ取り組んでいきたい。
・学生に対し趣旨をしっかり理解させ、学生がやりたいと思うことが取り
組むことの条件となる。
・本学にあった学生FDを取り入れていくシステムが根付けばと思う。
・もう少し学生にもゆとりあるカリキュラムになれば、学生FDが活発に
なるのでは。他
生 FD 活動は、教育の質向上・発
展にとどまらず、他大学との交流を
通して、学生が主体的に「自大学に
ないものを学ぶ」「自大学の良さを
発見する」貴重な機会となり、大学
生活を有意義にするものであること
がわかりました。学生・教員・職員
が三位一体となって取り組む教育
改善・授業改善のポイントやヒント
をたくさんいただきましたので、ぜ
ひ今後に役立てていきたいと思い
ます。