社会学原書講読(西阪) 質問リスト その 1 C. W. Mills, Situated Actions

社会学原書講読(西阪)
質問リスト その 1
C. W. Mills, Situated Actions and Vocabularies of Motive の 904 頁冒頭より 905 頁の下から 8
行目まで(引用の前)を読み,下の問いに答えなさい.
[下の問いのほか,みなさんのほう
で,問題にしたい部分があれば(内容,英語,なんでも),遠慮なく問題提起してください.]
注 1)古い文献のため,
「人びと」は「men」で表わされ,また,人に対する代名詞は基本的に「he/his/him」
が用いられている.
1. Wundt とは何者か,調べること.
2. a) 下線部(1)を日本語に訳しないさい.
b) そのうえで,最後の「an indicator of future actions」とはどういうことか,自分なり
に説明してみなさい.
3. a) 下線部(2)を日本語に訳しなさい.
b) そのうえで,この段落の最初の文にある「the inferential conception of motives as
subjective "springs" of action」とはどのような「考え方(conception)
」か(とくに,なぜ
inferential と呼ばれるのか)説明しなさい.
c) また,imputation/avowal とはどのような言語行動を想定しているか説明しなさい.
4. a) 下線部(3)を日本語に訳しなさい.そのさい,下線部 2 行目の「it」
,同 4 行目の「its」
が何を指すかを明確にすること.また,下線部 6 行目の「this latter(この後者の)
」が何
を指すかも明確にすること.
b) 下線部内の 3 つ目の長い文は,二つのことが対比されている.この対比を際立たせる
ために用いられている 2 つ単語(形容詞)があるが,それは何と何か.
5. 下線部(4)を日本語に訳しなさい.そのさい,下線部 1 行目の「then」が何を指すか明
確にすること.また,
「such conditions」とはどのような conditions かも明確にすること.
(この段落内に,
「such conditions」を一語で表わしている単語がある[ように西阪には
みえる]
.どれか,探してみなさい.
)
6. a) 下線部(5)を日本語に訳しなさい.
b) このなかに,intention, purpose, program という言い方が出てくる.これらと,motive
の関係はどのように考えるとよいか(905 頁の 2 段落目 2 行目にも「programs」という
言い方が出てくる)
.
7. 最後に「動機の語彙」とは,そもそもなんなのか,考えてみなさい.どういうときに「動
機」を問うか.あるいは,動機を問うことが無意味であるような行為はあるか.などなど.
以上.
社会学原書講読(西阪)
質問リスト その 2
C. W. Mills, Situated Actions and Vocabularies of Motive の 906 頁 3 行目より 908 頁 5 行目ま
でを読み,下の問いに答えなさい.
1. 下線部(6)を日本語に訳しなさい.
2. 下線部(7)は何を言おうしているのか.まず日本語に訳したうえで,説明しなさい.
3. a) 下線部(8)を日本語に訳しなさい.
b) ここでは,
「societal」および「social」という表現が重要だが,ここでのその含意を
説明してみなさい.
4. a) 下線部(9)を日本語に直しなさい.
b) 「why」質問と「how」質問は,何が異なるのか.下線部(7)で考えたことを手がかり
に説明しなさい.
c) ここでは,
「typal」
「type」という表現と,
「justifications」という表現が,密接に関連
しているように思う.そのことを意識しつつ,下線部(6),下線部(8),下線部(9)で言わ
れていることを,具体的な例(具体的な状況,語彙,等)を挙げて説明してみなさい.
d) 下線部(9)の下から 2 行目の「and function」の「and」は何と何を結合しているか.
5. 下線部(10)を日本語に訳しなさい.
6. 下線部(11)の「control」と justifications との関係を考えてみなさい.
「[動機の語彙によ
り]行動をコントロールする」とはどのようなことか,具体例を挙げながら説明しなさ
い.
(次の次の段落を参考にするとよいかも.
)
7. 下線部(12)の「reason」と「cause」の差異・関係について考えてみなさい.
8. 下線部(13)の「describe」が強調されているのはなぜか.
9. a) 下線部(14)を日本語に訳しなさい.
b) 907 頁最後の行の「norm」は,908 頁 1 行目の「integrative」とどのような関係にあ
ると思うか.上で(問 4 c)で)
「type」について考えたことを合わせて,説明してみな
さい.
(ドイツ語が読める人は,注 10 の Weber の引用に見える「typischer」という語
に注目してみるとよい.Weber は,この語を「richtiger」という語に置き換えている.
)
以上.
社会学原書講読(西阪)
質問リスト その 3
C. W. Mills, Situated Actions and Vocabularies of Motive の 908 頁 6 行目から,
「本当の動機」
という考え方が扱われている.909 頁下から 4 行目までを読み,下の問いに答えなさい.
1. a) 下線部(15)を日本語に訳しなさい.
(「cover the facts」という句に注意すること.
)
b)「generalized other」は,Mead の重要概念である.一応,調べておこう.
2. 下線部(16)を日本語に訳しなさい.下線部 2 行目の「it」が何を指しているかを明確に
すること.
3. 下線部(17)を日本語に訳しなさい.
「their objects」の「their」が何を指しているかを明
確にすること.
4. 下線部(18)では,ふたたび「コントロール」の話になっている.コントロールが「through
manipulation of a field of objects」であるとは,どういうことか.
5. a) 下線部(19)を日本語に訳しなさい.
b) 本当の動機を求めることは,どのように批判されているかる
6. a) 下線部(20)を日本語に訳しなさい.
b) ここの議論の論点は何か.
7. a) 下線部(21)を日本語に訳しなさい.
b)「unconscious motive」という考え方は,どこに誤りがあるのか.
以上.
社会学原書講読(西阪)
質問リスト その 4
C. W. Mills, Situated Actions and Vocabularies of Motive の 909 頁下から 3 行目より,まとめ
になっている.909 頁の後半からは,動機の語彙の多様性もしくは文化相対性のような議
論になっている.
1. まずは,下線部(22)をいままでのまとめとして日本語に訳しておこう.
2. 909 頁下から 12 行目の「A labor leader」から始まる段落は,動機の語彙の視点による
差異について例示がなされている.この段落をよみ,
a) 下線部(23)と(24)を日本語に訳しなさい.
b) 下線部(24)の「methodological control」とはどういうことか.
(先に論じられていた
「行動のコントロール」とは無関係なので要注意.
)
3. 少し飛ばして,912 頁の最後の行から始まる段落(
「It is significant...」)とその次の段落
では,ソクラテス時代以来のヨーロッパ伝統的社会と現代アメリカ社会とで,
「動機の語
彙」の違いが述べられている.その違いについて,まとめなさい.
4. 下線部(25)を日本語に訳しなさい.
5. 下線部(26)を日本語に訳しなさい.