da Vinci seed

室蘭栄高校 SSH 通信
da Vinci seed
――――――― ダ・ヴィンチ シード ――――――――
講演の様子
平成 26 年 11 月 6 日(水)
○予測のつかない不測事態が発生した場合に、臨機応変の対応が
できる人物は、定型的知識の記憶に優れる学校秀才からは生まれ
特
別
号
発行
にくい。
○問われていたのは「従順さ」と「根性」だった。
北海道室蘭栄高等学校
○体験的で科目横断的な学び(プロジェクト学習)を中心に据えた
形に変えていく必要がある。
○「ドラえもん」がすぐれた技術で作られていても、生物として認
められることはありません。それはなぜですか。
○「長期的な安定した記憶」は新鮮に感じる様々な体験(感激したり、
驚いたり、好奇心をそそられる体験)の複雑な絡み合いから起こる。
○自分の思惑にとらわれることなく、まっすぐ真実や真理と向き合う
スピリットを持ち、多角的に物を見る目をもってものの本質をつか
【日
時】平成 26 年 10 月 31 日(金)
み取ることができ、それを踏まえて論理的に見通しや方針を打ち出
【場
所】東京理科大学長万部キャンパス
すことのできる人を育てる。
洞爺湖ビジターセンター
有珠山西山火口周辺
【目
【参
的】北海道南部(渡島・檜山・胆振・日高)地区の教員を対象に、理数系教育の指導力向上を図るた
有珠山西山火口周辺でのフィールドワーク
○洞爺湖ビジターセンター展示施設見学
め、本校と教育関係機関との連携のもと、地域の自然を教材にしたフィールドワークや講演、
○遊歩道沿い断層(地形)観察
研究協議などの研修を行う。
○国道段差(グラーベン)観察
加】道南地区より12名参加しました。
【内容1】講演「巡りゆく時の流れに適った理数教育を」
講師:秋山
仁
東京理科大学理数教育研究センター長
【内容2】フィールドワーク「有珠山西山火口周辺での観察」
講師:西村裕一
北海道大学地震火山研究観測センター助教
○火山噴出物の観察
○Nb火口の観察
○旧洞爺湖幼稚園跡(被災建築物)観察
★ヘルメットをかぶり、遊歩道から外れ、傾いた家や火口での
観察等をおこないました。申請書を提出し、学術調査という
立場でコアな地域に入ることができ、貴重な体験でした。