導入事例株式会社アートン様白版印刷でアート性が高く幅広いニーズに応えられるオリジナルTシャツを提供できるようになった。 A3ノビプリンタ／クリエイティブ部門 Cor por ate Data 株式会社アートン様 http://www.arton.jp/ オリジナルデザインのTシャツやパーカーなどの衣類やグッズなどを販売。Tシャツ類は店頭で選んだ生地に、さまざまなクリエイターが描いたデザインを店頭で選んだり、自分で持ち込んだデザインを組み合わせて、店内でプリント。世界に1枚しかないウェアを作ることができる。最近ではクリエイターとコラボした絵本・グッズなどの制作・販売も手がけている。株式会社アートンアメージング・ディレクター若者トレンドの先端を行く東京・渋谷にショップを持つアートンは、Tシャツを始めとするオリジナルデザインの服や、アート性の高いオリジナルグッズ、絵本などを販売している。今では香港や台湾などの旅行ガイドブックにも紹介されている同社では、白版印刷が可能なMICROLINE VINCI C941dnを導入し、クリエイターとユーザーのコミュニケーションスペースとなる店舗の価値をより高めることに成功した。評価のポイント馬場敏典氏 ● 白版印刷により、 5割にお客様のニーズがある黒いTシャツ類のオンデマンドプリントに対応 ● 厚紙張り合わせの手作り絵本の厚紙に直接印刷し、小ロット製本が可能に ● 高画質と高速印刷で、プロダクト用、ギャラリー展示用から、業務用まで幅広く活用転写シートによって、小ロットのオリジナルTシャツがスピーディーに東京・渋谷にあるビルのワンフロアにあるアートンの店内。棚には様々な色と形の T シャツやパー VINCIで出力した転写シートでは、切り抜きやカス取りの手間がないため、出力したシートをそのまま転写できる。ルクスクリーンの同社工房がある三軒茶屋からほど近い渋谷に、店頭で選んだ生地にその場で選んだデザインやお客様自身が持ち込んだデザインを、プリンタで出力し販売する店舗を構えた。カーなどが並び、窓側のハンガーには、様々にプリン店舗にはアーティストが作品を展示できるギャラトされた T シャツ類が。そして、一番奥の壁にはプリリースペースが設けられた。このスペースは 2 週間ントされたアート作品が一面に飾られている。 2010 年に設立された同社は、シルクスクリーン印単位でアーティストが自由に使うことができ、その作品を T シャツにすることもできる。「私たちはさまざま刷の職人として15 年あまり活躍してきた、同社代表なアーティストの方とコラボして、たくさんのオリジナの海老澤氏のある想いからスタートしている。同社リティあふれる作品を T シャツなどにして提供していで“ アメージング・ディレクター ”の肩書を持つ馬きたいと考えています」「。デザインができないお客様場氏はこう語る。「シルクスクリーン印刷でオリジナも、生地とデザインの組み合わせをお選びいただくルデザインの T シャツを作ることは可能です。しかことで、『自分だけの』 T シャツを作ることができる価し、シルクスクリーンは型を作る関係上、小ロットの値をお客様に提供したいのです」。枚数では割高になってしまいます」。「近年、衣類にダイレクトプリントするインクジェッアートン店内の様子。奥にはアーティストが展示できるギャラリースペースが設けられている。ザインのオリジナリティだと考えました」。そこで、シオープン以来、ほとんど宣伝・広告活動をしなかったが、「オリジナルTシャツを『店頭』で作ることができるおトプリンタが登場し、手軽にオリジナルデザインの T 店」としてブログなどの口コミで広がり、ファンも増えて高シャツが作れるようになりました。小ロットのニーズいリピート率を誇る。また、台湾や香港の旅行ガイドブッにも答えられるようになったその時に、大切なのはデクにも紹介され、さまざまなお客様が訪れる店となった。導入事例株式会社アートン様入後はデータを持ち込んでもらうだけで良くなっました」。 VINCIとの出会いでプロダクトの幅に広がりが「VINCI C941dnなら、転写シートに高品質で印た。「VINCI C941dnのお陰で、布媒体だけでな刷できる上、黒地のTシャツ用のプリントや絵本く紙媒体もオンデマンドで提供できる価値を持つの表現を広げる白版印刷も可能。そして厚紙印ことができました」。に、オリジナルデザインの新たな表現の場とし刷まで。これまで望んでいたものが1台で手に入「また、アーティストたちに白版印刷が知られるよて、共に好きだった手作り絵本を店で取り扱うこると知り、導入を決めました」と語る馬場氏。 2014年春。馬場氏は代表の海老澤氏とともとにした。「ヨーロッパの絵本の製本方法として、 VINCI C941dnの導入により、 Tシャツ類のデうになり、彼らの表現の自由度も格段に高まりました。そういう意味では白版印刷のインパクトは計り知れないものがあります」。ボードブックというものがあります。見開きに印刷ザインの幅が広がった。「私たちはお客様のニーした厚紙の裏を張り合わせて製本する方法ですズに最適なものをこの場でご提供することを大今では、これまで触れたTシャツや絵本などのが、国内で製本してくれるところはなく、小部数と切に考えています。シルクスクリーン印刷とプロダクト用、そしてアート作品の展示用のみないうこともあって、自分たちで手作りしよういうこ VINCI C941dnの出力は、仕上がりにほとんどらず、社内の業務用にまでフル活用。「フルカ差がありません。例えば、高校のクラスTシャツのラー毎分５０ページの高速プリントは非常にあり絵本を始めとした紙媒体のクリエイティブまでようにまとまった枚数を作るのであれば、割安にがたいですね。データが送り終わればどんどん出幅を広げるにあたり、プリンタを探し始めたとこあるシルクスクリーン印刷をおすすめしますし、逆力されてくるので、印刷で待たされることが無く、ろ、白版印刷ができるページプリンタがあると聞にメンバーが５人ほどのバンドのオリジナルウェとてもありがたいです」。とになりました」。きつけた。それがMICROLINE VINCI C941dn アであれば、 VINCI C941dnをおすすめするわけ今やアートンの屋台骨を支えると言っても過言で（以下VINCI C941dn）だった。さっそくVINCI です」。はないVINCI C941dn。様々な人が集うこのコ C941dnをショールームに見に行ったところ、転写「VINCI C941dnならメンバー一人ひとりの生シートを使ったTシャツのサンプルが並んでいた。地がバラバラでもいいのです。あるメンバーは丸首「実は数年前からページプリンタを使った転とか、あるメンバーはVネックというのも簡単に対写シートの可能性には期待していました」と語る応できます。幅広いニーズに対応できるようになっ馬場氏。たのは、私たちにとってとても価値あることです」。ミュニケーション空間において、その表現力が、新たな創作物を生み出す原動力となっている。これまでの転写シート（カッティングシート）は、色の再現性が低いという課題があった。また、デザインをプリントしたものを切り取り線にあわせてカットする必要があり、特に「カス取り」と VINCIの多彩な出力はアーティストの活躍の場を広げる呼ばれる「抜き」の部分を手作業ではがしていく冒頭に紹介したギャラリーの展示でも、 VINCI 作業があり、まとまった数の場合、非常に手間が C941dnの導入で変化が起きた。かかる作業となっていた。「実はこれ、すべてVINCI C941dnでプリントししかし、OKIデータのプリンタによる転写シートたものです」。VINCI C941dn導入前はアーティでは、切り抜きやカス取りの手間がなく、出力しストが自分で出力した作品を展示していたが、導 VINCIの白版印刷、厚紙印刷はアートンのクリエイティブの幅を大きく拡げている。たシートをそのまま転写するだけ。作業効率も良く、フルカラーが使えるメリットもあり、まさに「革命的」であった。そして二人がショールームで見た VINCI C941dnの転写シートでプリントしたT シャツのサンプルは、「驚くぐらい高い品質でした」。５割のニーズがある黒い生地のオンデマンドプリントを白版印刷で実現「オリジナルTシャツでは、黒地の生地を選ぶお客様が５割ぐらいいらっしゃいます。VINCI C941dnを導入する前は、お客様が黒地の生地をご希望される場合はシルクスクリーン印刷をご案内していました。しかし版を作る都合上、最低でも１枚１万円はかかってしまうので、諦められるお客様も２∼３割おられ、心苦しい思いをしてい導入製品 5色印刷対応のフラッグシップカラーLEDプリンタ本体価格 1,398,000円（税別） ●CMYKの4色+特色ホワイトまたは特色クリアーでの5色印刷が可能 ●厚紙、透明フィルム、特殊紙など多彩な用紙に対応 ●VDC（Variable Dot Control）方式の Digital LEDヘッド搭載により 1ドットで16階調（※1）の表現が可能 ●見やすい4.3インチ高解像度カラーLCDの大画面を搭載 ●カラー、モノクロともに50ppm（※2）の高速プリント ※1 1200×600dpiモードの場合。 ※2 普通紙、 A4片面ヨコ送り／コピーモード時。C941dnの場合、 CMYK＋特色ホワイト：45ppm、 CMYK＋特色クリアー：18ppm、特色オーバープリント（CMYKの前にホワイトを印刷するモード）：16ppm。 ※ 本事例原稿は2014年12月の取材に基づいています。 http://www.okidata.co.jp/ お客様相談センター／ 0120-654-632 ※携帯電話、IP電話からは ® 0570-055-654（ご注意：ナビダイヤルからの通話料は、お客様のご負担となります。）