岐阜県道路施設維持管理指針の概要 策定の背景・目的 橋梁等の施設の老朽化 ○県では、道路延長4,152㎞、橋りょう4,336橋※、トンネル173本という全国トップレベルの膨大な 道路施設を管理しており、また、道路照明灯や道路標識などについても数多くの施設を管理 ○「岐阜県道路施設維持管理指針」は、維持管理水準を定義、明確化し、道路施設の長寿命化・ 維持管理コストの縮減、効率的かつ計画的な維持管理を実現 ※ボックスカルバートを含む 指針の概要 指針の対象施設と状態把握の指標 1.道路施設全体の維持管理水準等を定義 構造物 区分 ○対象施設: 修繕等の対象となる全ての道路施設 ○設定指標: ①点検等の状態把握の方法 ②日常の維持管理、修繕等の水準 ③防災、安全対策の目標 2.道路施設全体の修繕計画等を体系化 関連行動計画等 維持管理指針 橋 梁 舗 装 トンネル 付属物 ・社会資本メンテナンスプラン 今までの道路施設の状態(健全度)に応じた維持管理手法に加え、新たに 道路施設の損傷などによる社会的影響度をリスクとして評価して、リスク の大きさに応じて道路施設の補修を行う、戦略的な道路維持管理手法 舗 装 : 舗装修繕最適化計画(H17年策定) 橋 梁 : 橋梁長寿命化修繕計画(H21年策定) 危険斜面 関連修繕計画 ・横断歩道橋修繕計画(H26策定) ・トンネル修繕計画(H26策定) 関連点検基準 ・橋梁点検マニュアル ・トンネル点検マニュアル ・照明灯点検マニュアル ・横断歩道橋点検マニュアル ・ボックスカルバート点検マニュアル 等 歩道橋 カルバート 道 路 のり面工 道 路 構造物 施設区分 施設数等 (2014.3.31) パト ロール 定期点検と その頻度等 橋梁(15m以上) 橋梁(15m未満) 舗 装 トンネル トンネル付属設備 道路標識 道路照明設備 道路情報板 横断歩道橋 ボックスカルバート 落石等危険箇所 のり面工 斜面安定工 アンダーパス 1,631橋 1,688橋 4,152km 173箇所 152箇所 約32,000箇所 32,840灯 200箇所 166橋 1,017箇所 約7,900箇所 不明 不明 22箇所 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○1回/5年 ○1回/5年 ○1回/5年 ○1回/5年 ○1回/1~2年 ○1回/5年 ○1回/5年 ○1回/5年 ○1回/5年 ○1回/5年 ○(未点検箇所 をH30年度まで に完了) ○(未点検箇所 をH30年度まで に完了) 地下横断歩道 洞門、シェッド その他の 電線共同溝 構造物 消雪施設 152箇所 133箇所 250箇所 35箇所 ○ ○ ○ ○1回/5年 △ ○1回/5年 路上施設 植栽 監視カメラ 積雪センサー等 1,500箇所 93基 207基 ○ ○1回/5年 ○1回/5年 ※「その他の構造物」以外は、国土交通省の道路ストック総点検(H24)の対象施設
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