研修報告：６月１４日（土）に兵庫県ＣＭ協会第１回生涯研修課程が明石市で開催されましたので参加しました。講師は厚生労働省地域ケア会議実務者研修委員の足立里江さんで、参加者は１８０名。研修内容は、これから始まる地域ケア会議に向けたケアマネジャー支援会議の実習でした。これまで受講した研修の中でもトップクラスの内容で、今後のＹＣＭや県協の研修内容を刷新しなければならないと痛感しました。研修資料も大変素晴らしく、それ自体で一冊の本になる内容です。「生涯教育課程コース」ということで、会員はパスポート並の立派な手帳に、参加毎に授与されるシールを張り付けていました。神奈川県協には、研修単位認定対象研修制度などは無いので羨ましく思いました。このようなポイント制は参加者のモチベーションを高めるのだと実感しました。兵庫県ＣＭ協会のオームページも大変素晴らしいです。 http://www.hyogo-caremanet.com/ 足立先生と名刺交換をした際に、中村さんの超多忙ぶりを御承知でした。研修の進め方としては、六浦での研修と同様でしたので、あと＋αをしてＹＣＭ研修の開催ができると感じました。ＹＣＭ事務局村上 ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------遠方まで研修会にご参加されて、お疲れ様でした。仰る通り、足立さんのケア会議の研修は間違いなく全国トップレベルだと思います。彼女は、厚生労働省のケア会議の企画にも参画されていますし、研修構成も行政側の考え方が十分取り入れられていますが、何よりも彼女自身がケアマネジメント理論や対人援助技術理論、ケア会議の進行方法などのエキスパートで、その技術がふんだんに盛り込まれているということです。渡辺律子先生からも師事を受けられていましたし、ニーズをサービス計画書に表す書き方などは素晴らしいですよ。横浜市でも彼女をお招きして地域ケア会議の研修会を開催することをお勧めいたします。今、一番、地域ケア会議を分かりやすくお話して下さる御一人だと思います。（よく、東京に来ていますから、横浜に寄って頂くことも可能だと思いますよ）兵庫県のケアマネジャー養成システムも素晴らしい取り組みですよね。「生涯教育課程コース」の他にも、先輩ＣＭが新任のＣＭを地域全体で一貫して育てる考え方や、その上のケアマネジメント理論から展開する『気づきの事例検討会』などは、レベルの高さもこの業界の中でもトップだと思います。（この席で議論するまでに、2 年間は徹底的に理論の勉強をされて、それから参加されるそうです。）僕も、兵庫県の研修会に何度か出ましたが「みんな、この（高い）レベルかい・・・。」の印象が残りました。何が素晴らしいかというと、それらのカリキュラムや構成・運営を足立さん達、ケアマネジャーが中心になって動かれたという事です。朝来市ケアマネジャー協会『気づきの事例検討会オープン研修』の様子がユーチューブにアップされています。よろしかったらご覧下さい。 http://www.youtube.com/watch?v=1vKIXhk3nlQ 全国にはすごいケアマネジャーさんがいるものですね。一緒に研修の取り組みが進められたらわくわくしちゃいますね。六浦ケアプラザ中村