非可換ケーラー多様体 土基 善文 9/28(日) 9:40-9:55 motivation U: Spm(Z) に離散位相を入れたもののバウンダリの元。 primes U それぞれの U に対して CU = “ lim ”Fp が存在して C と同型。 p→U CU には解析学があるか。 Hodge 理論によれば H ij ∼ = H¯ji これを理解したい。 (H ij = H j (X ; ΩiX )) 理解のための道具 (Z での話) mod p { (多くの Fp での話) .... o p 成分 係数拡大 / (CU での話) ultrafilter 理解のための道具 (Z での話) mod p o p 成分 { (多くの Fp での話) p (Ap -modules の圏) (代数空間 Xp ) mod p (Z-線形アーベル圏) p 成分 係数拡大 / (CU 上の “非可換代数空間”) ultrafilter 層 / (CU での話) ultrafilter .... x 係数拡大 p p 成分 ultrafilter ‘ 影’ / (CU 上の代数空間) 目標 標数 p (フロベニウスを持つ) と標数 0 (複素共役をもつ) の 行き来。 合同ゼータの計算 具体例の計算 基本的なアイディア 自然にケーラー構造を持つ多様体は非可換多様体の影である。 実際... 基本的なアイディア 自然にケーラー構造を持つ多様体は非可換多様体の影である。 実際... Proposition 射影代数多様体には非可換多様体が付随する。 例 Cn にシンプレクティック形式を dX1 dX1 + dX2 d X2 + dX3 dX3 + · · · + dXn d Xn で入れたものには An (k) = khX1 , . . . Xn , X1 , . . . Xn i/CCR が対応する。 CCR: [Xi , Xj ] = 0, ¯i , X ¯j ] = 0, [X ¯i , Xj ] = δij . [X 射影空間 Pn (C) = (Cn+1 \ {0})/C× ∼ = (Cn+1 \ {0})//S 1 symplectic quotient Cn+1 \ {0}//S 1 = µ−1 (0)/S 1 ∼ = S 2n+1 /S 1 射影空間の非可換バージョン A = An+1 (k) = khX0 , X1 , . . . Xn , X0 , . . . , Xn i/CCR µR = X 0 X 0 + · · · + X n X n − R J = An+1 (k)µR A//J = IA (J)/J ∼ = EndA- (A/J) Spec(A//J) が Pn (C) の非可換バージョンである。ただし、この 構成は 標数 0 で考える。(標数 p のものは標数 0 で構成してから mod p する。) 検索してね Spec(A//J) は完備ではない。 完備化して shadow がちょうど Pn × Pn のものができる。 Pn × Pn を影に持つ非可換多様体の詳しい構成はアブストラクト にあります。 もしくは、google で検索してね。 一般の射影多様体に対しては Pn × Pn 上の algebra の sheaf A A の A · I による制限 A//A · I を考えるという事もできる (アブストラクトに書いたアイディア) が、どうやら、 A/A · (I p + ¯I p ) のほうが良さそうです。 ... 一般の射影多様体に対しては Pn × Pn 上の algebra の sheaf A A の A · I による制限 A//A · I を考えるという事もできる (アブストラクトに書いたアイディア) が、どうやら、 A/A · (I p + ¯I p ) のほうが良さそうです。 ... Proposition すべての射影代数多様体に対して、上記のような方法で非可換な 対象を作ることができる。 現在の問題... 一般の射影多様体に対しては Pn × Pn 上の algebra の sheaf A A の A · I による制限 A//A · I を考えるという事もできる (アブストラクトに書いたアイディア) が、どうやら、 A/A · (I p + ¯I p ) のほうが良さそうです。 ... Proposition すべての射影代数多様体に対して、上記のような方法で非可換な 対象を作ることができる。 現在の問題... 問題 一つ一つの具体的な代数多様体に対し、上記対象を解析せよ。
© Copyright 2024 ExpyDoc