アルミ協会レポート No.241 2014.4.5 第 241 回理事会および表彰式・懇談会を開催 第 241 回理事会が開催され、下記の事項について審議・報告が行われました。その後、 第 3 回「アルミと未来」絵画コンクールの表彰式と懇談会が開催されました。 日 時: 平成 26 年 3 月 28 日(金) 14:30~15:00 場 所: ホテルグランドパレス 3 階 松の間 議 題 <審議事項> 1. 新入会員案 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 平成 26 年度事業計画案ならびに収支予算案 平成 26 年度会費案 厚生年金基金脱退とその対策 2014 年度アルミ圧延品ならびにアルミ製品の需要見通し 平成 25 年度労働安全優良事業場推薦 平成 25 年度「日本アルミニウム協会賞」の選考 日本アルミニウム協会の低炭素社会実行計画 平成 26 年度「アルミニウム研究助成事業」課題選考 <報告事項> 1. 理事・会員の異動 2. 2014 年 2 月のアルミニウム圧延品の生産・出荷動向 3. 「平成 24 年度採択アルミニウム研究助成事業」成果報告会開催 4. 平成 26 年度「アルミニウム・夏の学校」 5. 平成 26 年度「アルミニウム産業中核人材育成講座」実施要領 6. サウジアラビア・アブダビ アルミニウム産業合同企業視察ミッション報告 7. 第 3 回「アルミと未来 絵画コンクール」の実施結果 配布資料:「アルミエージ」No.179 *本件に関するお問合せは 担当:川畑まで <電話:03-3538-0221> 1 「平成 24、25 年度採択アルミニウム研究助成事業」成果報告会開催 アルミニウム研究助成事業では、助成終了時期に研究成果の報告会を開催しています。今年は 平成 24、25 年度採択テーマの成果報告会を、下記のように開催致しました。対象テーマは 15 件で、協会関係者 23 名の出席のもと、活発な意見交換がなされました。 報告研究テーマにつきましては、下記のとおりです。 開 催 日 時:平成 26 年 3 月 19 日(水) 時間 10:00~17:00 場 所:(一社)日本アルミニウム協会 第 1・2 会議室 ~~~報告プログラム~~~ 報告者 (敬称略) 次第/研究課題 所属 開会のご挨拶:村山専務理事 1 狭バンドギャップを有する新規Al基複雑構造固体材料の探索 北原功一 東京大学 2 CNFの表面処理と半溶融加工によるCNF強化Al合金基複合材料の作製法の研究 小川文男 早稲田大学 3 DLC膜適用のためのアルミニウム表面加工法に関する研究 堀内崇弘 神奈川県産業技 術センター 4 アルミニウム材料の金属疲労損傷中の非線形音響量と微細組織の変化 5 板状、薄状高純度Alを用いた陽極酸化によるメンブレンフィルターの作成 6 レーザープラズマ風洞を用いた水素還元によるアルミ精製の実証的研究 松井信 静岡大学 7 高桑脩 東北大学 8 表面改質を用いた水素貯蔵用アルミニウムライナーへの水素脆化抑止法の構 築 Cu、Ag添加によるAl-ZnーMg合金の析出組織最適化に関する研究 渡邊克己 富山大学 9 アルミニウム合金の超音波接合に関する研究 佐々木朋裕 新潟大学 10 アノード酸化と細孔充填法によるアルミナ製ナノレンズアレイの創製 菊地竜也 北海道大学 11 軟X線XAFSを用いたAl-Mg-Si合金中に形成されるナノクラスター構造の解明 足立大樹 兵庫県立大学 12 DMSO2システムによるアルミニウム基バルクナノ結晶メタルの創製 松井功 大阪府立大学 13 アルミニウムの高温変形・結晶粒微細化における固溶鉄原子の役割 上杉德照 大阪府立大学 14 Al-Fe系合金の強ひずみ晶出物制御による高機能化 久米裕二 名古屋大学 15 タンデム式縦型双ロールキャスト法と熱間圧延接合法で作製した 4045/3003/4045合金クラッド材の組織と機械的性質 中村亮司 東京工業大学 石井優 湘南工科大学 森巧実・高井学 千葉工業大学 講評:吉田産学懇談会議長 情報交換会(懇親会) 報告会の発表風景 *本件に関するお問合せは 吉田産学懇談会議長の講評 担当:石川龍男まで <電話:03-3538-0221> 2 平成 26 年度「アルミニウム研究助成事業」課題選考について 平成 26 年度「アルミニウム研究助成事業」の研究課題について公募を行い、全国 15 校の大学 と 2 研究機関より合計 17 件の応募がありました。産学懇談会委員による 1 次選考、2 次選考を 経て、下記 14 件の課題が理事会で承認されました。なお、平成 25 年度からの継続研究課題 13 件を併せ、全体で 27 件となります。 A 平成26年度新規採択研究助成 分野 大分類/中分類/ 小分類 2年間の助成金額 (80万円×12件)+(50万円×2件)=1,060万円 内26年度支出 700万円 研究課題 研究者 所属 リサイクルリユース/再生 エレクトライド循環による燃料電池用水素製造 技術/複合材料の再生 Heidy Visbal 京都大学 大学院工学研究科 材料化学専攻 無機構造化学分野 特定研究員 利用拡大技術/性能向上/ AIH‐FPPによる安定金属拡散層を援用したアルミニウム 耐食性の向上:チタン並 合金表面へのカーボンコーティング適用技術の開発 曙紘之 広島大学 大学院工学研究院 機械物理工学専攻 助教 材料技術・組織制御技術/ 着色腐食液を用いた半溶融アルミニウム合金の初晶粒状 ナノテクノロジー/測定・ 化過程ならびにミクロ編析均質化過程の解析 評価法の適用 高立 利用拡大技術/製品技術/ 耐摩耗・自己潤滑性めっきによるアルミニウム合金の摺 アルミ合金の機能めっき 動特性向上 亀山雄高 東京都市大学 工学部機械工学科 講師 利用拡大技術/製品技術/ 熱移動・耐摺動性に優れるアルミニウム合金表面改質法 アルミ合金の機能めっき の検討 古賀紀光 九州大学 大学院工学府 材料物性工学専攻 博士課程 利用拡大技術/製品技術/ 金属塩の生成・分解反応を利用したアルミニウムの低温 新接合法 固相接合 小山真司 群馬大学 理工学研究院 知能機械創製部門 助教 利用拡大技術/性能向上/ ナノ組織を有する粒子分散Al合金の高温強度に及ぼす希 耐熱性の向上:300℃で使用 土類元素の効果 可能 阪本辰顕 愛媛大学 大学院理工学研究科 物質生命工学専攻 講師 材料技術・組織制御技術/ 合金技術/枯渇元素の使用 イオン液体浴からの新規アルミニウム合金電解めっき 低減 佐藤祐輔 北海道大学大学院 総合化学院 総合化学専攻 博士課程 利用拡大技術/その他/樹 アルミニウム合金製射出成形金型のための高精度シボ加 脂成型用金型材 工の検討 新川真人 岐阜大学 工学部 機械工学科 助教 材料技術・組織制御技術/ レーザねじりダイレス引抜きによるアルミニウム合金管 製造プロセス技術/新塑性 の結晶組織制御 加工法 古島剛 首都大学東京 大学院 理工学研究科 機械工学専攻 助教 材料技術・組織制御技術/ 製造プロセス技術/組織 アルミニウム合金中の水素脆化機構の解明 (鋳造・塑性加工)の予測 真中俊明 茨城大学 大学院 理工学研究科 博士課程 材料技術・組織制御技術/ ナノ析出組織の形成機構の解明によるアルミニウム合金 合金技術/最適合金組成の の高強度・高性能化 予測 三原麻未 東京工業大学 大学院理工学研究科 材料工学専攻 博士課程 利用拡大技術/製品技術/ アルミニウム合金表面の金属間化合物化 アルミ合金の機能めっき 村井一恵 慶應義塾大学 大学院 理工学研究科 総合デザイン工学専攻 博士課程 材料技術・組織制御技術/ 製造プロセス技術/半溶 半溶融射出成形による高機能部材成形の開発 融・DSSF新プロセス 村上雄一郎 東京工業大学 大学院総合理工学研究科 材料物理科学専攻 博士課程 (独)産業技術総合研究所 サステナブルマテリアル研究部門 凝固プロセス研究グループ 主任研究員 (順不同) 3 B 平成25年度からの継続研究助成 分野 大分類/中分類/ 小分類 助成金額 30万円×13件=390万円 研究課題 研究者 所属 材料・組織制御技術/その アルミニウム合金ダイカストにおける方案最適設計シス 他/溶融合金の流動制御技 テムの開発 術 金澤賢一 三重大学 大学院工学研究科 システム工学専攻 博士課程 利用拡大技術/製品技術/ 純アルミニウムとPTCセラミックの接合鋳造による電 ハイブリッド接合、新接合 気自動車用ヒーターの高効率化 法 後藤育壮 秋田大学 大学院工学資源学研究科 材料工学専攻 助教 リサイクルユース/再生技 術/再生アルミの付加価値 展伸材へのアップグレードリサイクルに向けた鋳造用ア 向上、その他/鋳造材の ルミニウム合金のミクロ組織制御による高性能化 アップグレードリサイクル 原田陽平 東京工業大学 大学院総合理工学研究科 材料物理科学専攻 助教 利用拡大技術/性能向上/ アルミニウム合金の高温疲労特性改善を目的とした微粒 耐熱性の向上:300℃で使用 子衝突プロセスによる耐熱合金層の創製 可能 菊池将一 立命館大学 理工学部 機械工学科 助教 利用拡大技術/製品技術/ Al合金とCuの超音波異材接合における接合界面組織 新接合法 形成過程の解明 藤井啓道 東北大学 大学院工学研究科 材料システム工学専攻 助教 材料・組織制御技術/その 表面構造制御コーティングによる切削加工時のアルミニ 他/新切削法 ウムの凝着の抑制 中谷正憲 兵庫県立大学 大学院 工学研究科 機械系工学専攻 機械工学部門 助教 材料・組織制御技術/製造 プロセス技術/結晶粒・集 凝固組織形成シミュレーションによる3次元結晶粒度予 合組織制御、組織(鋳造・ 測技術の構築 塑性加工)の予測 棗千修 材料・組織制御技術/製造 プロセス技術/新塑性加工 増肉を目的としたアルミニウムパイプの縮管成形加工 法 利用拡大技術/その他/塑 アルミニウム合金板の塑性異方性のモデル化と高精度プ 性加工の高精度CAE レス成形CAEの開発 材料技術・組織制御技術/合金 技術/最適合金組成の予測、枯 渇元素の使用低減、製造プロセ ス技術/新プロセス(巨大歪加 工) 西田進一 濱崎洋 秋田大学 大学院工学資源学研究科 材料工学専攻 講師 群馬大学 大学院工学研究科 生産システム工学専攻 助教 広島大学 大学院工学研究院 材料・生産加工部門 助教 巨大ひずみ加工を用いたアルミニウムの結晶粒超微細化 に対する鉄の効果 宮嶋陽司 東京工業大学 総合理工学研究科 材料物理科学専攻 助教 材料・組織制御技術/その アルミニウムのアノード酸化によるポーラスアルミナ被 他/表面処理・腐食防食 膜の構造制御因子の解明およびその機能的応用 増田達也 工学院大学 大学院工学研究科 科学応用学専攻 博士課程 利用拡大技術/製品技術/ アルミニウム二次電池の実用化へ向けた電解液用添加物 エネルギー源 の探索 知久昌信 大阪府立大 工学研究科 助教 材料・組織制御技術/製造 プロセス技術/結晶粒・集 超微細粒Al-Ag-Sc合金における二段時効を利用した延性 合組織制御、新プロセス 改善の試み (巨大歪加工) 寺田大将 京都大学 大学院工学研究科 材料工学専攻 助教 (順不同) *本件に関するお問合せは 担当:石川龍男まで <電話:03-3538-0221> 4 平成 25 年度「日本アルミニウム協会賞」の各賞決まる 第 241 回理事会にて、平成 25 年度の「日本アルミニウム協会賞」<開発賞・技術賞>の各賞が決 定しました。表彰は 5 月 29 日(木)開催の第 34 回定時総会会場にて行われます。 <開発賞> 【ヒートポンプ室外機用マイクロチャネル熱交換器向けアルミニウム材料の開発】 渡邉 貴道:㈱UACJ 技術開発研究所 名古屋センター第五部 空調熱交材料・伸銅品開発室 主査 片平 史郎:㈱UACJ 技術開発研究所 名古屋センター第五部 空調熱交材料・伸銅品開発室 主査 城戸 孝聡:㈱UACJ 技術開発研究所 名古屋センター第五部 空調熱交材料・伸銅品開発室 主査 冨田 直隆:㈱UACJ 生産本部 名古屋製造所 小山 高弘:㈱UACJ 技術開発研究所 永尾 誠一:㈱UACJ 押出加工名古屋 生産技術部 仕上製造技術室 主事 深谷センター第二部 電気化学研究室 室長 押出技術室 主査 【中性子吸収材 MAXUS®の開発】 山崎 俊明:日軽金アクト㈱ MAXUS ビジネスユニット BU リーダー 西山 俊正:日軽新潟㈱ 第一加工グループ グループリーダー 本望 秀樹:日軽新潟㈱ 圧延加工グループ 田中 昭衛:東洋アルミニウム㈱ 上村 雄介:日本軽金属㈱ グループ技術センター 長澤 大介:日本軽金属㈱ グループ技術センター 執行役員 日野製造所長 【大型構造部品のダイカスト 2 ヶ採り化と寸法精度の向上】 村上 衛:リョービ㈱ ダイカスト本部 平林 晋:リョービ㈱ 出口 ダイカスト本部 研究開発部 企画開発部 研究開発係 係長 設計課 主任 天馬:RYOBI DIE CASTING(USA),INC. Die Cast Engineering Dept. Manger 上田 勉:RYOBI DIE CASTING(USA),INC. Die Cast Engineer 安原 由章:RYOBI DIE CASTING(USA),INC. Die Cast Engineer 【半導体製造装置用アルミ製鋳物真空容器の開発】 蓮尾 俊治:九州三井アルミニウム工業㈱ 製造本部 特命担当部長 衛藤 誠一:九州三井アルミニウム工業㈱ 製造本部 技術部 鋳物技術グループリーダー <技術賞> 【木造建築用制震ブレース】 池田 修一:日本軽金属㈱ グループ技術センター 解析・設計グループ 石川 博光:理研軽金属工業㈱ 斎藤 栄徳:日軽金アクト㈱ 技術グループ グループリーダー 開発部 部長 5 【ARM-S@NAV(「風力」「重力(温度差による気圧差)」を利用して自然の風を効率よく建物に取り込む自然換気システム)】 堀 剛文:三協立山㈱ 三協アルミ社 技術開発統括部 商品企画部 環境商品推進課 主事 朝内 文博:三協立山㈱ 三協アルミ社 技術開発統括部 商品企画部 商品企画課 細川 孝敏:三協立山㈱ 三協アルミ社 技術開発統括部 商品開発部 商品開発一課 副参事 主事 *本件に関するお問合せは 担当:石川龍男まで <電話:03-3538-0221> なお、各賞の受賞内容等詳細は、当協会ホームページ「トピックス・イベント情報」に掲載 しております。 平成 25 年度労働安全表彰事業場が決定 第 241 回理事会において、平成 25 年度労働安全表彰事業場<特別優良賞・優良賞>が決定し ました。表彰は 5 月 29 日(木)開催の第 34 回定時総会にて行われます。 <特別優良賞> ㈱LIXIL・有明工場、日本軽金属㈱・名古屋工場、㈱LIXIL・七光台工場、 三協立山㈱・福岡工場、東洋アルミニウム㈱・日野製造所、YKK AP㈱・北海 道工場、日本圧延工業㈱・滋賀工場、昭和アルミニウム缶㈱・彦根工場、昭 和アルミニウム缶㈱・小山工場、日本軽金属㈱・船橋工場、アルメタックス ㈱・静岡工場、アルメタックス㈱栗東資源環境センター、㈱片木アルミニュ ーム製作所・本社工場、新豆陽金属工業㈱・本社工場、昭和アルミニウム缶 ㈱・大牟田工場、㈱アルミネ・三隅工場、㈱アルミネ・川上東工場、㈱アル ミネ・大阪工場、㈱アーレスティ・熊谷工場 <優 良 賞> 以上 19 件 ㈱神戸製鋼所・大安工場、東洋アルミニウム㈱・新庄製造所、㈱片木アルミ 以上 4 件 ニューム製作所・大山工場、新豆陽金属工業㈱・夢前工場 *本件に関するお問合せは しょうじ 担当:正路・佐野まで <電話:03-3538-0221> なお、各賞の受賞内容等詳細は、当協会ホームページ「トピックス・イベント情報」に掲載 しております。 6 2014 年度(平成 26 年度) 「アルミニウム圧延品」需要見通し及び「アルミニウム製品」総需要見通し 当協会・調査統計小委員会で策定した 2014 年度(平成 26 年度)「アルミニウム圧延品」需要見通 し、及び、アルミニウム調査会で策定した 2014 年度(平成 26 年度) 「アルミニウム製品」総需要見 通しが、3 月 28 日開催の理事会で承認されました。概要は以下の通りです。 A.2014 年度(平成 26 年度)「アルミニウム圧延品」需要見通しの概要 【当協会策定】 圧延品全体 : 2,001 千トンと予測(2013 年度見込比+0.6%) (板類) : 2013 年度比+4.0%と予測 ・缶材―ビール系以外の飲料(チューハイ、カクテル等)は好調で、コーヒー缶のアルミ化の伸び を見込むも、ビール系飲料の需要減、缶材の薄肉化、ノンアルコールビールの伸び悩みに より微減(▲0.2%) ・自動車材―消費増税による自動車の販売減により▲5.3% ・輸出―中国・東南アジア向けの需要増により+22.8% (押出類): 2013 年度比▲4.0%と予測 ・自動車材―消費増税による自動車の販売減により▲4.7% ・建設向け―新設住宅着工戸数の減少により▲6.6% (箔): 2013 年度比+3.1%と予測 ・食料品向け―円安による輸入品は伸び悩む一方、消費増税による需要減により▲1.9% ・電気機器向け―コンデンサ向け、リチウムイオン電池向けとも好調で+9.2% ●「アルミニウム圧延品」需要見通し総括(単位:千トン) 2012 年度実績 (平成 24 年度) 2013 年度見込 (平成 25 年度) 板 類 押出類 1,162 792 1,150 839 ▲1.1 +6.0 1,196 805 +4.0 ▲4.0 合 1,953 93 1,988 102 +1.8 +9.7 2,001 105 +0.6 +3.1 計 箔 対前年度比増減 (%) 2014 年度見通し (平成 26 年度) 対前年度比増減 (%) *四捨五入のため、合計値が合わない箇所あり B.2014 年度(平成 26 年度)「アルミニウム製品」総需要見通しの概要 【アルミニウム調査会策定】 アルミニウム製品総需要: 4,022 千トンと予測(2013 年度見込比+0.5%) (圧延品): 2013 年度比▲1.4% ・缶材―ビール系以外の飲料(チューハイ、カクテル等)は好調で、コーヒー缶のアルミ化の伸び を見込むも、ビール系飲料の需要減、缶材の薄肉化、ノンアルコールビールの伸び悩みに より微減(▲0.2%) ・自動車材―消費増税による自動車の販売減により▲5.0% ・建設向け―新設住宅着工戸数の減少により▲6.3% (鋳造品・ダイカスト品): 鋳造品は2013年度比微減(▲0.4%)、ダイカスト品も微減(▲0.2%) ・消費増税により自動車の販売は減少するも、輸出の増加を見込みトータルでは微減 (輸入):2013年度比+2.3% ・中国、タイからのアルミ製品輸入増により+2.3% (輸出):2013年度比+21.9% ・輸出―中国・東南アジア向けの圧延品(板)の需要増により+21.9% 7 ●2014年度「アルミニウム製品」総需要見通し (単位:トン) 年 2012 2013 2014 製 度 実 績 見込み 見通し 品 平成24年度 13/12 14/13 平成26年度 975,695 986,828 995,620 1.1 0.9 137,725 143,453 135,800 4.2 ▲ 5.3 782,804 830,842 797,420 6.1 ▲ 4.0 131,769 135,943 129,530 3.2 ▲ 4.7 1,758,499 1,817,670 1,793,040 3.4 ▲ 1.4 269,494 279,396 265,330 3.7 ▲ 5.0 392,968 24,022 416,990 840,458 111,749 952,207 1,369,197 36,565 404,900 25,500 430,400 862,600 108,400 971,000 1,401,400 37,229 403,000 25,500 428,500 857,000 112,000 969,000 1,397,500 37,000 3.0 6.2 3.2 2.6 ▲ 3.0 2.0 2.4 1.8 ▲ 0.5 0.0 ▲ 0.4 ▲ 0.6 3.3 ▲ 0.2 ▲ 0.3 ▲ 0.6 27,406 26,326 26,000 ▲ 3.9 ▲ 1.2 粉 そ の 他 輸 入 国 内 需 要 計 輸 出 総 需 要 計 18,979 132,628 9,052 44,007 311,624 3,680,551 210,619 3,891,170 19,600 137,541 9,761 45,718 342,150 3,811,069 190,349 4,001,418 20,000 137,000 9,500 45,850 350,000 3,789,890 232,000 4,021,890 3.3 3.7 7.8 3.9 9.8 3.5 ▲ 9.6 2.8 2.0 ▲ 0.4 ▲ 2.7 0.3 2.3 ▲ 0.6 21.9 0.5 自動車向け 合計 1,530,326 1,573,222 1,551,330 2.8 ▲ 1.4 板 類 内自動車 圧 延 品 押 出 類 内自動車 計 内自動車 自 動 車 鋳 造 品 そ の 他 計 自 動 車 ダイカスト品 そ の 他 計 鋳造品・ダイカスト品 計 鍛 造 品 平成25年度 対前年度増減率 内自動車 電 線 鉄 鋼 注1)▲印はマイナス 注2)輸入は、「圧延品」「その他(粉、構造物、缶箱、台所用品、その他)」の輸入の合計数字(出典:財務省貿易統計) 注3)輸出は、「圧延品」、「電線」、「粉」、「地金」の輸出の合計数字(出典:「圧延品」「粉」日本アルミニウム協会統計、 「電線」日本電線工業会統計、「地金」財務省貿易統計) アルミニウム調査会構成 (順不同) アルミ缶リサイクル協会 一般社団法人 日本アルミニウム合金協会 一般社団法人 日本ダイカスト協会 一般社団法人 日本アルミニウム協会 一般社団法人 軽金属製品協会 一般社団法人 日本サッシ協会 一般社団法人 日本電線工業会 お ち *本件に関するお問合せは 担当:飯田・越智まで <電話:03-3538-0221> 以 上 8
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