AAD - BB

市民計画 目標別確認シート(次につなぐシート)
部 会
やさしさひろめ隊(C部会)
短期・中期
平成25年
2月
15日
3-1 ③高齢者が安心して暮らせるまちをつくりましょう
③高齢者が安心して暮らせるまちをつくりましょう
一人暮らし高齢者が、住み慣れた地域で暮らし続けられるように、ご近所の人たちによる見守り制度を構築することを目指し、国内の様々な地域での取り組み事例
を調査し、桑名市に合ったシステムを導入することで進めた。その結果、「見守り」は、行政だけでも実現は簡単でなく、また市民だけでも実現できない取り組み
で、市民と行政との協働が欠かせないことが明らかとなったため、C部会でまとめたプランを基に一緒に検討・試行することを行政に提案すると共に、試行結果に
ついても行政と協働して評価し、より良いものにしていく取り組みとした。
取り組み方
時期
項 目
評価日
いつ
25年度
活動内容についての分析
活動への参加の状態
対象
市民
部会内評価
A
部会内の意見交換状況
A
他の部会組織との連携状況
D
本事業の費用の状況
現時点の目標達成状況
総合ランク(A~D)
-
どういう形で
主体
C部会メンバー
③高齢者が安心して暮らせるまちをつくりましょう
「見守り」は、小回りの利く組織で行うことが必要なため、C部会の下部組織としてプロジェクトチーム「見守り推進チー
ム」を設置し、このメンバ-で必要な検討を行い、試行要領等を示した見守りプランを設定、試行することで進めた。ただし、
チームでの協議結果についてはC部会で説明し、同意を得た後正式な決定とした。
部会内分析
取り組み状況(効果・意見)
チームとしての活動も加わったが、部会員の積極的な ③高齢者が安心して暮らせるまちをつくりましょう
・見守り制度構築のためのプランを市行政に提案したが、理解が得られな
参加により、ほぼ十分な協議の機会が得られた。
かったため、当初計画を見直し、長島地区民生委員協議会に協力を求め取
り組むこととした。
部会員の真剣、かつ建設的な意見交換が行われた。残念
このため、試行は長島地区民生委員から紹介を受けた、その地域に居住の
であったのは、試行を慎重に捉える余り協議に時間を要
お年寄りを対象として行うことで進めていたが、チームで試行プランを協
し、試行に充てる期間が短くなってしまったこと。
議している中、見守り対象であるお年寄り(家族)より、「ご近所の方た
ボランティア貯蓄制は、本来ボランティア活動全般に関わるもので、 ちにご迷惑をかけたくない」との意向が示され、試行を実践するに至らな
かった。
担当部会と協働しての取り組みを期待したが、その機会が得られな
かったため、C部会単独での検討にとどめざるを得なかった。
・その後、行政との情報交換の場が得られ、現在試行実現を目指し、協働
ボランティアとしての活動であり、基本的に直接のコ して検討を進めることができた。
なお、この場は、桑名市の取り組みについて直接話を聞くことができるこ
ストは発生しない。
とから、現在行政が行っている事業についての理解が進む等、協働の重要
当初市行政の理解が得られず、取り組み方法の見直しが必要となった 性が認識できる場となっている。
B
ことから、その分当初計画に対し試行期間が短くなり、その後の活動
が慌ただしいものとなった。
ただ、今回試行のための準備が整えられたことは評価出来る。
B
民生委員と協力して取り組みをスタートしたが、予定した「見守り」の試行を
実現するにまで至らなかった。ただし、部会での十分な協議を経て、何時でも
見守りプランを準備出来るだけの情報が整理され、まとめることが出来た。ま
た、その後行政との協議の場も得られ、試行実現目前まで進展できた。
・「見守り」は本質的にボランティア活動であり、その持続性が難しいこ
とが予想されたため、見守りに参加する人たちのインセンティブ向上のた
め、ボランティア貯蓄制(時間貯蓄制)を利用することとし、見守りシス
テムの一部に組み込んでいる。これについては、各地の取り組み事例を調
査し、基本となるシステムについて検討を行った。
市民計画 目標別確認シート(次につなぐシート)
部 会
やさしさひろめ隊(C部会)
項 目
評価日
平成25年
2月
15日
3-1 ③高齢者が安心して暮らせるまちをつくりましょう
成果と課題
③高齢者が安心して暮らせるまちをつくりましょう
高齢者が安心して暮らせるまちづくりに向け、行政と一緒に検討する機会を得たことから 現在分っている課題及びその状況は共有することができた。引き続き行政
との連携を強めることで試行が実現することを期待する。
また、今までC部会で学習・検討してきた内容を、見守りを実際に実行する際に役立てられるように「見守り活動のために」として資料にまとめた。
見守り関係者のインセンティブ向上策として検討した時間貯蓄制についても、将来の具体化に供するため、その検討結果を基本構想としてまとめた。
ただし、未だ「見守り」は机上プランに留まっており、問題点の把握さえ十分とは云えない状況にある。そのためには、今後見守り対象者を選出し、試行することが不
可欠であるが、既に見守りを行っている桑名市福祉相談員の参加に期待したい。、
試行結果が得られた後は、「桑名市において最適な見守り制度とはどのようなものであるべきか」について、改めて行政含めて十分協議し、本格的な取り組みにつなげ
ていくことが目標となる。
推進委員会の意見
今後の方向性
③高齢者が安心して暮らせるまちをつくりましょう
見守りの試行結果が得られた時点で、体制も含めた詳細検討を行い、市(保健福祉部・市民協働課等)、社協、市民会議、そ
の他市民の役割を明確にしていくことが必要となる。
ただ、桑名市においては、一人暮らし高齢者の「見守り」は、未だ地域の人たちが自らのこととして切実感を以って関心を向け
る段階にはなく、この取り組みの必要性は今一歩と云った状況にある。
なお、C部会で検討した時間貯蓄制はご近所の支え合いそのものであり、当初「見守り」を通じてその実現を意図した地域コ
ミュニティの再生につながるものである。3期では「見守り支援の検討、講演会・演習の開催」については『仕組みづくり部会
(1)-③地域を見守る新たな仕組みをつくりましょう』につなげていく。
※Aできている、Bおおよそできている、Cあまりできていない、Dできていない の4段階
市民計画 目標別確認シート(次につなぐシート)
部 会
やさしさひろめ隊(C部
会)
取り組み方
平成26年
2月
15日
3-7 ①福祉意識の進んだまちをつくりましょう
3-2 ②生きがいを持って暮らせるまちをつくりましょう
①市民へのアプローチ(市民会議啓発活動・市民の助け合い意識発掘活動)
福祉意識の進んだまちをつくりましょう
(1)福祉標語入りティシュ配布し、地域福祉計画の推進を市民へ周知する。
(2) 講演会や演習を開催することで市民の「ご近所の助け合い」の気持ちを掘り起こす。
②障がいのある人・子どもへのアプローチ
生きがいを持って暮らせるまちをつくりましょう
(1)就労している障がいのある方に休日の余暇を楽しむ場を提供する(社協とC部会の協働事業)
(2)市内在住の特別支援学級、特別支援学校に通っている障がいのある子どもを対象に放課後支援を行う。(社協とC部会の協働事業)
時期
いつ
対象
短期・中期
25年度
市民
活動内容についての分析
項 目
評価日
部会内評価
どういう形で
①市民へのアプローチ(市民会議啓発活動・市民の助け合い意識発掘活動)
市内のイベントで福祉標語入りティシュ配布する。
24年度に開催した「ご近所の助け合い講演会」の第2弾として、「助け合いマップづくり講演会と演習」
を開催する。
C部会メンバー ②障がいのある人・子どもへのアプローチ
生きがいを持って暮らせるまちをつくりましょう
社協とC部会の協働事業としての障がい者の休日の余暇活動及び放課後クラブを運営し、部会メンバーも運
営などのスタッフとして参加する。
主体
部会内分析
取り組み状況(効果・意見)
A
障がい者チーム、高齢者チームともに、
①市民へのアプローチ
メンバーは高い意識で毎回積極的に活動に参加で
きた。メンバーが固定され、新たなメンバーを増
さまざまな福祉イベントにおいて、約2,229個ティッシュを配布したこと
やすことが課題である。
部会内の意見交換状況
A
月1回の定例部会はもとより、夜間等に
開催するチーム別の会議でも、毎回積極
的で活発な議論ができた。
他の部会組織との連携状況
B
福祉標語入りのティッシュは他部会のイ
ベントでも積極的に配布され、市民への
啓発が行われた。
活動への参加の状態
本事業の費用の状況
B
で、市民の福祉意識啓発につながった。(2月14日現在)
ご近所の助け合い講演&演習を開催し、約200人の市民に参加してもらえた
ことで、多くの市民の福祉意識啓発に繋がった。
②障害のある人・子どもへのアプローチ
ご近所の助け合い講演&演習を開催するにあた
り、講師料などの費用がかかったが、多くの市民 障がいのある人の休日の余暇となるサークル活動の開催が、障がいのある人の
に参加してもらえ、福祉意識啓発に繋がり、有効 休日の充実に繋げることができていると思われる。
活用できた。
現時点の目標達成状況
A
障がい児放課後支援、障がい者余暇活動はいずれも月1
~2回の開催ではあるが障がい児者の生活を豊にするこ
とに繋がっている。「ご近所の助け合い」講演&演習で
は多くの市民に助け合い意識を啓発することができた。
総合ランク(A~D)
A
市民へのアプローチ、障がいのある人へ
のアップローチともに、一定の成果をあ
げることができた。
障がいのある子どもの放課後クラブ開催を支援することで、月に2回ではある
が、障がいのある子どもたちの放課後を充実したものとすることができていると
思われる。
市民計画 目標別確認シート(次につなぐシート)
部 会
やさしさひろめ隊(C部
会)
項 目
評価日
平成26年
2月
15日
3-7 ①福祉意識の進んだまちをつくりましょう
3-2 ②生きがいを持って暮らせるまちをつくりましょう
成果と課題
①市民へのアプローチ(市民会議啓発活動・市民の助け合い意識発掘活動)
成果・ポケットティシュ配布や講演会開催をとおして、多くの市民に地域福祉計画の存在や推進市民会議の存在を伝えることができた。
課題・より多くの市民と福祉意識を共有するため、ポケットティシュ配布などの地道な活動を継続する必要があると考える。
成果・「助け合いマップづくり講演会・演習」の参加者アンケートで、多くの市民の心の中にご近所の助け合いの認識が深まった。
課題・市民に芽生えた「ご近所の助け合いを始めてみたい」という思いを実現に結びつけるため、次の仕掛け(第3弾のセミナーなど)を市民に提供する必要があ
ると考える。また、助け合いの前提となる、ご近所同士のコミュニケーションが活発になるようなアイデアなどを考える必要がある。
②生きがいを持って暮らせるまちをつくりましょう
成果・障害者の休日の余暇活動として開催しているパワフルサークルは、メンバーの休日の充実に繋がっている。
課題・障がい者の休日の余暇活動の選択肢がこれまで以上に広がるような仕組みや体制を整えていくことが望まれる。
成果・放課後クラブの開催を月2回に拡充したことから、児童生徒の放課後が充実し、保護者の負担軽減にも繋がっている。
課題・放課後支援については、アンケートで毎週開催してほしい意見が多かったが、月2回に拡充して実施している25年度の状況から見ると、毎週開催する場合
にボランティアスタッフが不足すると思われ、今以上のボランティアの確保が課題である
推進委員会の意見
今後の方向性
①市民へのアプローチ(市民会議啓発活動・市民の助け合い意識発掘活動)
・第3期計画の推進にあたっても、第2期と同様に、児童生徒から啓発標語を募集し、ポケットティッシュなどで市民に周知・啓
発する活動が有効であると考える。
・高齢者見守りのツールの一つとして「ご近所の助け合いマップ」づくりが広がるように、セミナー開催などを企画する。
②生きがいを持って暮らせるまちをつくりましょう
・余暇を楽しむパワフルサークルは社協と市民会議の協働事業として継続する。また、他の余暇活動へ参加する機会を提供できる
仕組みも検討していくと同時に、活動を支えるスタッフをを増やす取り組みも行っていく。
・放課後支援については、社協事業に協力する形で、26年度以降も継続する。
3期では「福祉標語を募集 ポケットティッシュにして配布」については『広報委員会』、「パワフルサークル・放課後クラブ開
催」については『場づくり部会(2)-②誰もが能力発揮・労働を通じて交流できる場をつくりましょう』につなげていく。
※Aできている、Bおおよそできている、Cあまりできていない、Dできていない の4段階