足立区公契約条例施行規則を公布する。平成２６年２月２１日足立区長近藤弥生足立区規則第６号足立区公契約条例施行規則（趣旨）第１条この規則は、足立区公契約条例（平成２５年足立区条例第４７号。以下「条例」という。）の施行に関し、必要な事項を定めるものとする。（定義）第２条この規則において使用する用語の意義は、条例の例による。（公契約の範囲）第３条条例第６条第２号に規定する区長が別に定める契約とは、次に掲げるものとする。（１）庁舎その他施設（指定管理者による管理を行わないものに限る。以下同じ。）における設備又は機器の運転又は管理の業務に関する契約（２）庁舎その他施設における電話交換、受付及び案内の業務に関する契約（３）その他、条例の適用を受ける契約として区長が適当と認めるもの２前項第３号に該当する契約については、これを告示する。（条例の規定の適用を受ける指定管理者との協定）第４条条例第１７条に規定する条例の規定の適用を受ける指定管理者との協定は、別表に掲げる条例で設置する公の施設に係る指定管理者との協定とする。（台帳の作成及び報告）第５条条例第７条第３号に規定する規則で定める台帳記載事項は、次に掲げる事項とする。（１）公契約（指定管理者との協定を含む。以下同じ。）の件名（２）公契約の履行開始日及び履行期限（３）受注者の氏名（法人その他の団体にあっては名称）、担当者氏名及び連絡先（４）受注関係者の氏名及び所在地（法人その他の団体にあっては名称及び代表者の氏名並びに事務所の所在地）、担当者氏名及び連絡先（５）労働報酬下限額（６）公契約に係る業務に従事した時間数（７）労働報酬下限額に、次条に規定する算定労働時間数を乗じた基準額２台帳は、毎月作成しなければならない。（算定労働時間数）第６条前条第１項第７号の算定労働時間数とは、労働者等が公契約に係る業務に従事した時間数に、次に掲げる時間数を加えた時間数をいう。この場合において、合計した時間数に１時間未満の端数を生じた場合は、その端数が３０分以上のときは１時間とし、３０分未満のときは切り捨てる。（１）１日について８時間を越えて従事した時間数に１００分の２５を乗じた時間（２）休日に従事した時間数に１００分の３５を乗じた時間数（３）午後１０時から翌日の午前５時までの間に従事した時間数に１００分の２５を乗じた時間数（立入調査をする職員の証明書）第７条条例第１３条第２項に規定する職員の身分を示す証明書は、別記様式とする。（公表）第８条条例第１５条第２項に規定する公表事項は、次に掲げるものとする。（１）公契約の件名及び締結日（２）受注者又は受注関係者の氏名及び所在地（法人その他の団体にあっては、名称及び代表者の氏名並びに事務所の所在地）（３）公契約の解除をした場合は、その日及び理由（４）公契約の終了後に受注者及び受注関係者が条例の規定に違反したことが判明した場合は、その違反の内容及びそれに対する措置（５）２前各号に掲げるもののほか、区長が必要と認める事項公表は、区のホームページに掲載する方法により行うものとする。（委任）第９条この規則に定めるもののほか、必要な事項は、別に定める。付則この規則は、平成２６年４月１日から施行する。別表（第４条関係）足立区立公園条例（昭和３３年足立区条例第２号）足立区立図書館条例（昭和４４年足立区条例第１０号）足立区温水プール条例（昭和５３年足立区条例第６号）足立区総合スポーツセンター条例（昭和５３年足立区条例第５０号）足立区地域体育館条例（昭和５６年足立区条例第２５号）足立区プール条例（昭和５７年足立区条例第２０号）足立区東綾瀬公園温水プール条例（平成４年足立区条例第２９号）足立区立千寿本町小学校温水プール条例（平成４年足立区条例第５７号）足立区西新井文化ホール条例（平成５年足立区条例第５５号）足立区生涯学習センター条例（平成１２年足立区条例第６２号）足立区地域学習センター条例（平成１３年足立区条例第３４号）足立区文化芸術劇場条例（平成１５年足立区条例第５７号）足立区における保育の実施等に関する条例（平成２３年足立区条例第４号）足立区こども未来創造館条例（平成２４年足立区条例第３２号）別記様式（第７条関係）（表）第号立入調査員証職名氏名生年月日写真年月日上記の者は、足立区公契約条例第１３条第１項及び第２項の規定により立入調査を行う職員であることを証明する。有効期限年月日から年月日まで足立区長印（裏）足立区公契約条例（抜粋）（報告及び立入調査）第１３条区長は、第１０条の規定による申出があったとき、又はこの条例に定める事項の遵守状況を確認するため必要があると認めるときは、受注者に対して報告を求め、又は区の職員に受注者の事業所等へ立ち入り、労働者等の労働条件が分かる書類その他の物件を調査させ、若しくは関係者に質問させることができる。２前項の規定により立入調査する職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者の請求があったときは、これを提示しなければならない。