効率的機械利用体系構築事業の担い手への農業機械集約(5戸要件)のイメージ B 担い手 非担い 地域の担い手1戸(A)に非担い手4戸(B、C、D、E)の 農地若しくは農作業を集約化するため、機械作業の集 約化に必要な機械整備する。 非担い手(B、C、D、E)全員が機械作業を担い手Aに委 ねる。 例:稲刈り作業を担い手にAに集約。稲刈りが○○haが 増加するため、限られた労力で作業を実施するために、 新たにコンバインを導入。又は既存のコンバインを廃棄 し、大型のコンバインを導入。(高性能機械導入機械に 基づく規模決定が必要) C A D E 非担い D 担い手 A B E C 複数の農家が含まれる法人は、機械作業が一体的に行 うものなので、1戸としてカウント。 集落営農組織についても同じ。既にAにB、Cが農作業 を委託していれば1戸としてカウント。 F G 担い手 非担い 30ha→32ha D A B C 1ha→2ha 1ha→2ha 又は 又は 1作業→ 1作業→ 全作業 全作業 E 集落営農組織の中で、担い手AがB、Cから稲刈り作業 を1haづつ全体で30haを受託している。新たにB、Cか ら田植え作業を1haづつの受託し、組織外D、Eからも 田植え作業を受託するため田植え機を導入する。 ただし、B、C、D、Eの一部の田植え作業のみをAに受 託することは、5戸要件のための受託とみなされてしま いますので、好ましくありません。B、C、D、Eの一部田 植え作業の受託であっても、自家用若しくは圃場が離れ ているといった合理的な理由があり、農業機械を集約す るAにとって農業機械の集約が図れることが重要です。 非担い 担い手 A D D B E E 複数の担い手(A、B、C)で組織する団体が、今までは 各自で所有する乾燥機で作業をしていたが、新たに非 担い手(D、E)を加えて、5戸の共同組織として、乾燥作 業共同で行うための乾燥機を購入する。 A、B、C、D、Eの全ての乾燥作業を共同にする C 農業機械の集約とは認められない(5戸要件が認められない)ケース 担い手 A B D C 非担い 営農していな い農家 E 営農していないDの農地(遊休農地等)や、すでにオペ レーターに委託している作業を担い手Aに委託した場 合、D、Eの機械作業が担い手Aに集約しているとは言 えないため、本事業の対象外。 当該事業は、担い手農家の規模拡大のための事業では なく、機械作業の集約化が事業の目的のため。
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