5.農業振興活動 「紅まどんな」で愛媛農林水産賞 愛媛県の農林水産業の振興や発展に 担い手・耕作放棄地対策を強化 JAえひめ中央は今年度、これまで行ってきた支 援の形をより明確に位置づけようと営農部経営支援 課に「農作業サポートセンター無料職業紹介所」と 「新規就農研修センター」を設置した。労働力が不 足する組合員からの支援依頼を就労の機会を求める 人にあっせんして産地の維持を図る「農作業サポー トセンター無料職業紹介所」は、新たな担い手対策 として農業現場の慢性的な人手不足を解消し地域の 就労機会の確保をめざす。求人者と求職者のマッチ ングは組合員の農業経営の継続を促すだけでなく 農作業経験のない人が農業に関わる機会を増やし 農業への関心を高める狙いもある。また、就農を 功績のあった個人・団体を表彰する第 23回愛媛農林水産賞の授与式が2014年 10月22日に行われ、JAえひめ中央が 優秀賞を受賞した。 JAは「紅まどんな」の高品質生産 に向けた栽培技術の確立・普及、選果 基準の徹底などを行い、積極的な販売 促進等により年末贈答用としての地位 確立につなげたとして今回の賞を受 賞。ブランドのけん引役を果たし、生 産者の増加や所得向上、産地の拡大に も取り組む功績が評価された。 希望する担い手の技術・土地・資金の面をサポー トすることで地域の次世代農業を盛り立てる「新 規就農研修センター」は、研修生が「即戦力とな る農業」を学ぶ。JAは研修生の幅広いニーズに 応えるため、かんきつだけにとどまらず野菜の研 修圃場も設置している。 「宮内伊予柑」祝!還暦 2015年2月11日、JAえひめ中央は太陽市 前で「宮内いよかん還暦祭」を開いた。還暦 祭は、発見から60年を迎える宮内伊予柑を祝 い、これまでの活躍に感謝しようと開催。J Aは今後も「色よし・味よし・香りよし」の 三拍子そろった産地の主力かんきつとして、 宮内伊予柑とともに歩む姿勢を新たにした。 7
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