AB福C わた べ す なお 渡部 澄葵 んが ちゃんの手をとり、共に階段を降り、昇っていきます。しかし、 ﹂ ﹁ one, two, three, four, five, six. Yeah の皆さんも、 ちゃんも、笑顔でした。 姿勢が違います。私達のやるようなものとは全く違います。 M 手取り足取り教えていきます。そして down, left, right. 完璧に踊れるようになったのです。 う か。 自 分 の 右 手 は 相 手 の 左 手 に、 自 分 の 左 手 は 相 手 の 右 手 に。 up, ちゃんは、 で は、 ダ ン ス は ど の よ う に 教 え る の か、 皆 さ ん に 想 像 で き る で し ょ YA こ れ ら が ど ん な に 難 し い こ と か、 私 は 知 っ て い ま し た。 こ の 経 験 が あったからこそ、 でのことが大きく響いたのかもしれません。 M 旭中学校 3年 ⋮ Happiness is learning to whistle. M な ら こ こ で、 笑 顔 に な っ て い た は ず で す。 で も 私 の 皆 さ ん と 私 と の 違 い と は、 の 皆 さ ん が や っ て い た こ こ で は、 と は、 い っ た い 何 で し ょ う か。 私 は﹁ 伝 達 ﹂ だ と 思 い ま す。 私 達 が 誰 コンを操作しているようなものでした。 は な れ ま せ ん で し た。 私 の や っ た こ と は﹁ コ ン ト ロ ー ル ﹂ で す。 ラ ジ ﹁ありがとう。﹂ と 言 わ れ ま し た。 ﹁右に曲がります。左に曲がります。﹂ そうして多目的室に着いたとき、私は の人の道が私に託されている﹂という責任感とが、私を襲いました。 ク ッ と し ま し た。 震 え ま し た。 初 め て の こ と に 戸 惑 う 気 持 ち と、﹁ こ 割 を も っ て い ま し た。 そ の 人 が 私 の 肩 に 手 を 置 い た と き、 私 は 体 が ゾ ら に、 私 は 道 徳 係 で、﹁ そ の 人 を 多 目 的 室 ま で 連 れ て い く ﹂ と い う 役 私 の 学 校 で は、 一 年 生 が 福 祉 講 習 会 を 受 け ま す。 私 が 一 年 生 だ っ た と き、 ち ょ う ど﹁ 目 の 不 自 由 な 人 の 話 を 聞 く ﹂ と い う 内 容 で し た。 さ YA ♪ みんなが歌い、みんなが幸せになりました。 ︵ ︶ 春ツアー﹂で歌 これは﹁ THE YOUNG AMERICANS YA 2014 われた歌です。私はこのワークショップに参加していました。 の ワ ー ク シ ョ ッ プ で は、 三 日 間、 歌 と 踊 り を ア メ リ カ の 若 者 と 一 緒 に 学 び、 最 終 日 に は 彼 ら と 共 に ス テ ー ジ に 上 が り ま す。 一 日 目。 の 皆 さ ん と 出 会 い、 さ っ そ く 歌 と ダ ン ス を 習 い ま す。 二 日 目。 続 々 と 新 し い 曲 が 出 て き ま す。 三 日 目。 さ ら に 曲 を 習 い、 シ ョ ー の リ ハ ー サ ル を し ま す。 そ し て 最 後 は 待 望 の シ ョ ー! 新 し い ジ ブ ン に 気 づ く こ と ができる、素晴らしいワークショップです。 YA こ の ワ ー ク シ ョ ッ プ に は 色 ん な 人 が 参 加 し ま す。 小 学 生、 中 学 生、 高 校 生、 大 人 ⋮。 時 に は、 車 い す に 乗 っ た 人、 目 の 不 自 由 な 人 ⋮。 さ まざまな人が一つとなってショーを創り上げるのです。 の皆さん し か し、 車 い す に 乗 っ た 人 や 目 の 不 自 由 な 人 は、 ど の よ う に ワ ー ク シ ョ ッ プ を 受 け る の で し ょ う か。 踊 っ た り 歌 っ た り が 基 本 で す し、 会 場 に よ っ て は 階 段 を 使 っ て の 移 動 も あ り ま す。 実 は、 全 て が サ ポ ー ト し、 み ん な が 同 じ よ う に 楽 し め る よ う、 尽 く し て く れ て い るのです。私はその姿に衝撃を受けました。 M し い ﹂﹁ 悲 し い ﹂ と い っ た 感 情。 思 い や り の 気 持 ち。 あ る い は、 も っ か を 助 け る と き、 必 ず 何 か が 伝 わ り ま す。 道 や 動 き な ど の 情 報。﹁ 楽 YA YA YA 優 秀 私の参加したワークショップには目の不自由な女の子︵仮名・ ちゃ ん ︶ が い ま し た。 階 段 で の 移 動。 想 像 が つ く と 思 い ま す が、 の 皆 さ YA YA YA と 違 っ た も の。 の 皆 さ ん は 楽 し く 階 段 を 降 り、 昇 る こ と で、﹁ こ こ で の 出 来 事 か ら 数 ヶ 月 が 経 ち、 私 は 福 祉 交 福 祉 講 習 会 か ら 二 年、 流 委 員 会 に 入 り ま し た。 私 も の よ う に、 た く さ ん の 人 に 幸 せ を 与 え であふれていなければなりません。 思 い ま す。 福 祉 に は﹁ 幸 せ ﹂ が 必 要 不 可 欠 な の で す。 福 祉 は、﹁ 幸 せ ﹂ べ る と 思 い ま す。 私 も か つ て そ う で し た。 し か し、 こ れ で 分 か っ た と ﹁福﹂⋮さいわい。幸せを与える。 ﹁祉﹂⋮さいわい。しあわせ。 福 祉 と 言 え ば、 や は り 障 害 者 の 補 助 や 高 齢 者 と の 交 流 な ど を 思 い 浮 か ﹁福祉﹂⋮幸福。サービスによる生活の安定・充足。 私 は こ の 作 文 を 書 く に あ た っ て、﹁ 福 祉 ﹂ と い う 言 葉 を 辞 書 で 調 べ てみました。 何か大きなものを伝えていたに違いありません。 も、伝えていたのではないでしょうか。私にはとうてい真似できない、 は 階 段 だ ﹂ と い う 情 報 と 共 に、 自 分 た ち が 感 じ て い る 楽 し さ や 幸 せ を YA YA たい。そして、自分も幸せでありたい。そう願っています。 YA ﹁ありがとうございました。お休みなさい。﹂ ちゃんの言葉で幕がおりました。 M
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