223

航空流体力学
(Aerodynamics)
223
1.担
当
者
2.授
業
目
2
村上
標
年
次
洋一、新井
後
期
選
2 単
択
位
隆景
航空流体力学は、流れ学の内容を基礎として、航空機空力設計の基本道具としての理論解
析法に関し、その主要事項を講義する。亜音速流における、パネル法等による任意物体周
りの流れの計算法、揚力と抗力の評価方法を理解することを主要な目標とする。
3.授 業 の 概 要
航空流体力学の目的(揚力と抗力)
(1回)、複素速度ポテンシャル(1回)、代表的なポテ
ンシャル流(1回)、円柱周りの流れ、鏡像の原理等(1回)、圧力方程式、揚力、ブラジ
ウスの公式、クッタ・ジュウコフスキーの定理(2回)、等角写像、クッタの条件(1回)、
迎え角、翼厚、キャンバーの影響(1回)、パネル法、薄翼理論の考え方(1回)、揚力線
理論、誘導抵抗(1回)、粘性とナヴィエストークス方程式(1回)、レイノルズの相似則
等、平行流(1回)、層流境界層、乱流境界層、摩擦抵抗(2回)、まとめ(1 回)
4.テ キ ス ト
講義ノート及び「流れ学」、谷
5.参
「流体力学」今井
考
書
功著、裳華房;
and E.Truckenbrodt,
M.L.Smith
,
一郎著、岩波書店
“Aerodynamics of the Airplane”,
McGraw-Hill; ”Aerodynamics for Engineers”,
Prentice-Hall;
“ Boundary-Layer
Theory ” ,
H.Schlichting
J.J.Bertin &
H.Schlichting,
McGraw-Hill
6.関 連 科 目
流れ学、気体力学、計算流体力学、熱力学 B、熱流体力学、航空推進工学、宇宙推進工学、
数学解析
7.試 験 ・ 成 績 評 価
定期試験、レポート、小テスト、出席状況などにより総合評価する。