C-1 特別支援教育Ⅱ 概要 C-2 国際理解教育 概要 C-3 情報;pdf

選択領域 8月10日(月) その1
☆主な受講対象者 幼:幼稚園教諭、小:小学校教諭、中:中学校教諭、高:高等学校教諭、特:特別支援学校教諭、養:全校園種の養護教諭
コード番号
講座名
C-1
特別支援教育Ⅱ
概要
時間数
6時間
対象職種
教諭・養護教諭
主な受講対象者
幼・小・中・高・特・養
定員
180名
特別な支援を必要としている子どもへの支援のあり方について、教育現場で知っておいたほうがよい事項を、
食物アレルギーや発達障害、重症心身障害児の医療的ケアに注目して医学的立場から学ぶ。また、自閉症
やアスペルガー障害、選択性緘黙、不登校の発達障害の具体的事例を取り上げ、その共通した特徴や個人
差の理解の仕方について学び、特別な支援の実際について考える。
テーマ・講師
内
容
江原 寛昭
医学的立場から、1) 食物アレルギー、2) 発達障害、3) 重症心身障害児の医
療的ケア、の3点に関して、教育現場で知っておいた方がよい事項を概説す
る。
発達・情緒障害児の理解と支援
筑波大学
園山 繁樹
自閉症、アスペルガー障害等の発達障害や選択性緘黙、不登校等の情緒障
害のある幼児児童生徒は、どの学校においても特別な支援を必要としている。
本講座では、特に自閉症、アスペルガー障害、選択性緘黙、不登校の発達障
害の事例を取り上げ、その共通した特徴や個人差の理解の仕方、並びにその
理解に基づいた支援の実際について講義する。
障害児病理学のトピックス
コード番号
講座名
C-2
国際理解教育
概要
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
小・中・高
定員
100名
滋賀県の教育課題の一つである多文化共生教育について基本的な理解を深めるため、諸外国における事例
を通して、文化的な背景を異にする外国人児童生徒に対する学校や教師の対応のあり方を考える。また、ス
ポーツのグローバル化が進む現状を見据え、それが社会・文化的にどのような意味や影響を有しているのか
を考え、スポーツを通した異文化理解や国際協力の可能性について学ぶ。
テーマ・講師
内 容
日本の学校は、外国人児童生徒など様々な文化的・言語的背景を持つ子ども
の増加への対応や小学校英語教育の拡充のように、国際化に関わる大きな
変化を経験しています。本講義では、移民受入れなどにより多文化社会を形
成してきた諸外国の事例を取り上げ、学校や教師たちがどのようにして教室の
国際化・多文化社会の教師の役割と育成 多文化化に対応しているか、そして、様々な背景を持つ子どもたちに対応する
ことができる教師を育成するために大学教員養成課程や現職研修の場でどの
ような取り組みが行われているかについて紹介します。今後、日本の学校でも
児玉 奈々
ますますの国際化、多文化化の進展が予想されます。本講義を通して、こうし
た変化の激しい時代に活躍できる教師の役割と育成の可能性について、受講
者の皆さんと共に考えたいと思います。
スポーツを通した多文化共生教育
平井 肇
コード番号
講座名
C-3
情報
概要
現代社会におけるスポーツの社会・文化的な意義と役割について、比較文化
論と地域研究の視点から分析・考察します。
具体的には、スポーツと学校教育、マスメディア、ビジネス等の社会制度との
間における今日的なトピックについて紹介します。その中で、スポーツのグロー
バル化の実体とその影響、スポーツを通した異文化理解や国際協力などにつ
いて皆さんと一緒に考えてゆきます。
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
小・中・高
定員
50名
ICT活用能力向上の一環として、前半では、情報理論における概念や、コンピュータ上で画像を表現する際の
基本的事柄、画像のディジタル化の手順、画像データの基本的な構造について、理論的に学ぶ。後半では、イ
ンターネット上の無料衛星画像を利用した容易な野外観察の方法や、結果を教材化する方法について学ぶ。
内 容
情報理論においてエントロピーは重要な概念です。エントロピーの基本を説明
し、教育分野への応用を紹介します。次に、コンピュータ上で画像を表現する
エントロピーの活用と画像データ入門
際の基本的な事柄について概説します。画像のディジタル化の手順として、サ
ンプリング、量子化、符号化を説明し、画像データの基本的な構造について解
水上 善博 説します。色の基礎や人間における視覚のしくみについても述べます。
インターネット上の無料衛星画像を地図として利用すると、野外観察が容易に
なります。衛星画像上の景観要素に注目して植生や人工物を確認しながら場
所を把握し、野鳥や昆虫等を対象に、6回程度観察します。目撃地点を衛星画
像に書き込んでいくと、個体数の多いポイントがわかります。景観を簡略化した
服部 昭尚 ポスターを作れば、様々な議論ができます。この一連の方法を解説します。
衛星画像を利用した野外観察の教材化
:身近な生物と景観の観察
選択領域 8月10日(月) その2
コード番号
講座名
C-4
国語
概要
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
小・中・高
定員
50名
滋賀県の方言を事例として、日本の方言を国語学研究の視点から検討し、日本語を客観的に捉え直すための
手がかりやその意義について学ぶ。また、小中学校における書写指導実践上の課題(楷書・行書の基本の定
着、硬・毛筆の一体的指導など)や日常の表記と連動する書写指導について具体的に検討する。さらに、高等
学校書道については、中高の内容上の接続や古典の教材化ということを重点的に考える。
内 容
テーマ・講師
方言を考える
松丸 真大
日本の国語教育では、ことば自体について意識化することが少なく、ことばを
使って活動することに重点がおかれています。この講習では、もっとも身近なこ
とばである方言をとりあげ、そのしくみや変化について考えていきます。この講
習を通して自身のことばを客観的に捉え直し、他者のことばを肯定的に評価で
きるようになることを目標とします。方言は、日本語の歴史や未来を映し出して
いる点で古典や現代語文法とも関連しています。この講習の前半では方言の
概略について簡単に説明し、後半で滋賀県方言を例にしてその変化について
考えてみたいと思います。
小中学校における書写指導実践上の課題、例えば、楷書や行書の基本の定
書写・書道の指導
着、硬・毛筆の一体的指導、漢字指導や日常の表記と連動する書写指導など
中村 史朗 について、具体的な検討の場とする。高等学校書道については、中高の内容
上の接続や古典の教材化ということを重点的に考える。
コード番号
講座名
時間数
対象職種
主な受講対象者
定員
C-5
社会Ⅰ
6時間
教諭
小・中・高
50名
概要
環境、貧困、教育など現代社会の諸問題に適切に対応していくには、まずもって論理的に考え、そしてそれを
適切に表現・伝達することが求められる。それには「情報」の効果的な活用も必須である。本講習では、社会科
の学習内容を例に、わかりやすく生徒らに伝達する手法などを学ぶとともに、そうした思考形式そのものにも目
を向けながら、あらためて「論理」とは何かについて考える。
テーマ・講師
内 容
環境問題や貧困の問題などの現代的な諸問題の教育には多くのデータ等の
活用が必須であるが、単なる数値や事実の羅列だけでは問題の全体像を生
現代社会の諸問題に関する
徒に把握させることは難しい。そこで近年では視覚的な表現によって知識をよ
知識のより効果的な伝達方法
り印象的に伝達するインフォグラフィックなどと呼ばれる手法が用いられるよう
神崎 宣次 になってきている。この講習では、社会科の教育でのこうした手法の活用を考
える。
論理的に考え、表現することがいかなることであるのかを知ることは、ロゴス中
心的とも称される西洋文明の基盤的思想を把握するために必須である。(理論
クリティカル・リーズニング入門
的側面)また、実際に論理的に考え、表現できるようになることは、学校教育に
おいて校種・教科を問わず目指されるべきであるが、とりわけ、現代社会の諸
-現代社会を生きるための論理学-
問題に適切に対応していくための基礎的スキルとして、社会科におけるその意
齋藤 浩文 義は大きい。(実践的側面)この講座では、論理学を背景として成立したクリ
ティカル・リーズニングと呼ばれる分野について紹介するとともに、理論・実践
の両面を意識しながら、論理について考える。
コード番号
講座名
C-6
理科Ⅱ
概要
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
小・中
定員
50名
現行の具体的な学習内容との関連を明らかにしつつ、専門分野(前半:天文、後半:物理)の先端研究の動向
等を学ぶ。講習の前半は、月の満ち欠けや月の日周運動などを再確認することを通して、天文分野を系統的
に理解するための観点を考える。後半は、学習内容のつながりを意識しながら、原子スケールのミクロな視点
に立ち、実演も交えて物理分野の先端研究との関連について学ぶ。
テーマ・講師
月の見え方
電磁気と原子の世界
内容
天文分野は、子どもにとって興味や関心の高い分野である一方、理解し難い
分野でもある。また、教員にとっては教え難いと感じることもある分野である。
そこで、この講座では、月の満ち欠けと見え方、月の日周運動をテーマにして、
太陽・地球・月・人の位置関係から再確認していく。天体間と人の位置関係を
大山 真満 確認することで、この分野を系統的に理解していくことがねらいである。また、
講義では子どもの間違いやすい点についても考察していく。
「電気の利用」は小学校学習指導要領で取り上げられており、中学校学習指導
要領にある「電気とその利用」と直接的な関係のある学習内容です。小中高に
おける理科の相互の学習内容のつながりを意識しながら、原子スケールのミク
恒川 雅典 ロな視点に立ち、実演も交えて物理分野の先端研究とのつながりをお話ししま
す。
選択領域 8月10日(月) その3
コード番号
講座名
C-7
音楽
概要
時間数
6時間
対象職種
教諭
定員
30名
音楽を通して表現力とは何かを考える。前半は、ピアノ伴奏の実技指導を通して、楽譜から音楽を読み取るこ
と、そして場面に応じて、調和のなかで表現することについて学ぶ。また後半は、表現ツールの一つである
「声」の仕組みを再確認し、それを鍛える方法等を整理しながら、実際に「声」と「言葉」を使った音楽=「歌」を
体験する。
テーマ・講師
内 容
犬伏 純子
ピアノ伴奏についてはアンサンブルとしての役割を認識し、柔軟な表現を導くよ
うな演奏について考え、実技指導を行います。また、初見視唱奏などをおこな
い、楽譜から音楽を読み取ること、読み取った音楽を表現することについて考
えます。
渡邊 史
声、言葉 …人間にとってもっとも雄弁な表現ツールのひとつです。自分の「声」
を見直しましょう。「声」の仕組みを再確認し、鍛える方法をシステマティックに
整理しながら「声」と「言葉」を使った音楽=「歌」を作っていきます。ストレッチ
から始めます。動きやすい服装でご参加ください。
ピアノ伴奏と音楽表現
「歌」の基本をもう一度
~声と言葉のトレーニング
コード番号
講座名
C-8
幼児教育Ⅱ
概要
主な受講対象者
中・高
時間数
6時間
対象職種
教諭
主な受講対象者
幼・小
定員
100名
現行の幼稚園教育要領が重視する「遊びをとおして協同性をはぐくむこと」の意義について理解し、どのように
して協同性をはぐくむのかを学ぶ。また、文部科学省の「幼児期運動指針」の概説を通して、幼児の健康と生
活の関連について理解を深める。
テーマ・講師
協同的な遊びを通して子どもを育てる
田中 裕喜
幼児の健康と生活
奥田 援史
内 容
現行の幼稚園教育要領では、遊びをとおして子どもの協同性をはぐくむことの
重要性が謳われています。これは、「みんな仲良く」ということとは全く異なりま
すし、単に対人関係能力を涵養することとも違うのですが、そのあたりのことが
ほとんど理解されていないようです。この講義では、どうして今、幼児教育にお
いて協同性をはぐくむことが重要なのか、それはどのようにはぐくまれるものな
のかについてお話しし、理解を深めていただくことを目標にしたいと思います。
子どものからだやこころの現代的課題を踏まえ、幼児の健康と生活の関連に
ついて概説します。また、「幼児期運動指針」(文部科学省)についても概説し
ます。