15春闘ニュース№6

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第6号
2015年2月25日
西 日 本
エリア手当の格差解消
寒冷地手当の復活
特殊勤務手当の増額・新設を強く求める!
国労 「エリア手当の地域間格差・社員間格差の解消を強く求める!」
会社 「当時の支払い割合や各要素を考慮した結果であり、一定の合理性はあ
る。不利益にはなっていない」
国労 「当務駅長手当、出納責任者手当、自動車運転手当などを新設せよ!」
会社 「苦労されている点については感謝する。命に関わる危険性の重みは理
解するが、作業の特殊性は基本給で対処している」
国労西日本本部は、2月23日24日に国労西日本申第12号「賃金制度に関する申し入れ」に
基づき団体交渉を開催しました。西日本本部は、「エリア手当は会社内おける格差である。会社の
持ち出しは減ってきている。1%地域は特に強い要求がある。北陸新幹線の開業、山陰地方におけ
る豪華列車の運行計画、山陽新幹線開業40周年など、タイミングを逃してはいけない。」「灯油
代の著しい変動や電気代、消費税も上がり家計を圧迫している。寒冷地手当の復活を!」と求めた。
会社側は、「安全輸送と信頼回復のため社員が努力していることは承知している。」とし、エリア
手当については「貴側の強いこだわりは承った。未来永劫上げないということではないが現時点増
額は考えていない。」寒冷地手当については「復活させるだけの要素が見当たらない。」との回答
に終始した。組合側は、「エリア手当は基本給と別枠で手当となっているが、基準内賃金である。
これまで同一労働同一賃金を求めてきた。格差をなくすためにも今後も強く増額を求めていく。」
と強く要求しました。
現場で働く労働者の強い思いを
さらに会社に聞かせていく取り組みを強めよう!