国 語

必修新演習 夏期テキスト 中2国語 指導のポイント
説明的文章⑴
1
してみないと
指導内容・留意事項など
→
直後の文で言い換えられていることを読み取らせる。
内面にわき起こった 形にして表現
→ 残っていかない
感情
→
しまう
感じたり考えているこ いつしか消えて
とを語る言葉が乏しい
・ 行目に「言葉にできれば……安定して残る」とあるので×。
ペ ー ジ
問題番号
指導内容・留意事項など
⇔ 中国からはいってきた
海辺の民(海産物中心の食生活)=縄文時代
演習問題
・ 行目に注目。
(1) 農耕民族( 米 中心の農耕)=弥生時代
28
Ⓐ
Ⓑ 4~6行目→一三○○年まえ=米が貢納品となる
Ⓐ 指示語の問題なので、空欄前後の言葉を手がかりに、直前の内
容から字数に合うように書きぬかせる。
アジア大陸から米がはいってくる以前
…多数の日本人がこの列島に住んでいた
その人たち→食生活の中心は海産物 ← Ⓑ 直後の「その証拠に」に注目。「文章の流れをつかもう」で
まとめたことが生かせる問題である。
ふるい貝塚が日本中にいっぱいある=縄文時代
「これは、……ことをしめす」の「これ」が指す内容に注目。
(6)
証拠
・祭祀場とみられる巨柱跡の発見
・五○○○年まえぐらいの漆塗りの櫛の出土
(5)
⇒ 根拠 (献上) 『古事記』『日本書紀』= 天皇 ←
豪族
(4) 第一段落の内容を整理して捉えさせる。
2・3行目→二三○○年まえ=米が中国からはいる
それまでの貢納品=たいてい海産物=魚・貝・塩
西暦七○一年(いまから一三○○年まえ)
「内容をとらえ直そう」を生かす。直後の内容に注目させ、空欄
(3) 前後の言葉と照合のあと、字数をヒントに書きぬかせる。
の意味が通るかどうか確認させる。
(2) 指示語は、多くの場合直前の内容を指すことから、直前の「米は
日本が原産地ではない」に注目させる。指示語にあてはめてみて文
(P8)
ペ ー
ジ
問題 番号 演習問題
(1)
感覚そのもの →
(2)
9行目の「多いのは五色らしい」に注目。虹の色の数え方につい
て述べているということに気付かせる。8行目に虹の色は「日本で
は七色だと言われて」いるとある。
(3) 線②直前の順接の接続語「それで」に注目させ、前の部分で
筆者が母を「怖かった」と思っていたという理由を述べていること
を捉えさせる。一方で、直後に「嫌いでは」なかったとも述べてお
り、筆者がこの二つの感情を作文に表現できなかったことを読み取
らせる。
(4) 指示語は直前の内容を指すことが多いので、直前に注目。
「母の怖さはやさしさだ」という表現に、母の厳しさは愛情から出
たものだと受け取るようにするという筆者の思いが込められている。
(5) 直後の段落で「茶碗」という具体例を挙げて二つの道筋について
触れた後、端的に言い換えていることを捉えさせる。
(6) 直後の文で同じ内容を言い換えていることに気付かせる。
(7) 「内 容 を と ら え 直 そ う」 で 確 認 し た 箇 所 で あ る。 ・ 行 目 に
「言葉」は「器」にたとえることができるとある。また、直後にも
「言葉という器」という表現があることに注目。
選択肢と本文を丁寧に照合させる。アは ・ 行目で言葉を先に
(9)
知る
「器収集先行型」も「面白い」と述べているので×。イは 行目
(8) 「器」が「言葉」のたとえであることから、「器収集先行型」=
「言葉を先に入れておく」方法であると気付かせる。
36
に「母のことは……嫌いではありませんでした」とあるので×。ウ
は
○ジンクス=関係があると思われている事柄。
選択肢と文章の内容を丁寧に照合させる。また、「文章の流れを
(7) つかもう」「内容をとらえ直そう」を確認させる。イは、 ~ 行
目の内容と合致。
重要語句
○ノシアワビ=アワビの肉を薄くはいで乾かしたもの。
29
37
22
=
=
=
42
(P9)
(P4)
(P5)
27
○ポピュラー=広く普及している様子。
27
41
◆指導ページ P.6 ~ 9 ◆ 【指導のポイント】
★筆者の考えを理由とともに的確に捉えさせる。
★指示語が指す内容を正確に捉えられるようにする。
★文脈をつかませ、論の展開方法を理解させる。
=
○美学=自然・芸術における美について解明する学問。
重要語句
40
○対=二つで一組となっていること。
説明的文章⑵
2
=
39
◆指導ページ P.2 ~ 5 ◆ 【指導のポイント】
★
★同じ内容を言い換えている言葉を捉えさせる。
★
★指示語が指す内容を的確に捉えさせる。
★
★筆者の考えを捉えることによって、要旨を理解できるようにする。
必修新演習 夏期テキスト 中2国語 指導のポイント
説明的文章⑶
3
指導内容・留意事項など
ペ ー ジ
問題番号
指導内容・留意事項など
演習問題
「整理しよう」を活用し、基本的な歴史的仮名遣いのきまりを理
1 解させる。a 「ゐ・ゑ・を」は「い・え・お」と読む。ただし、
(1) 助 詞 の「を」 は、 そ の ま ま 読 む。 b 語 頭 以 外 の「は・ ひ・ ふ・
へ・ほ」は「わ・い・う・え・お」と読む。
ただし、助詞の「は」「へ」は、そのまま読む。
『枕草子』第一段を復習させる。「夏は夜。月のころはさらなり(=
月のころは言うまでもない)。」
遠き所←さらなり(言うまでもない)
⇔ d 「e + u」 は「y (よ う)」 と 読 む の で、「け う(k e u)」
→「き ょ う(k y )」、「a + u」 は「 (お う)」 と 読 む の で、「や
「ひ」→「い」と読む。c 「ゑ」→「え」。
(4) 重要古語。「たいへん」「とても」という意味。
2 a・ b 語 頭 以 外 の「は・ ひ・ ふ・ へ・ ほ」 は「わ・ い・ う・
(1) え・お」と読むきまりなので、a「ふ」→「う」、b「へ」→「え」、
よくなったという話 を 聞くことも
古語は、助詞の省略が多いので補って意味を捉えさせる。
同じ都の内ながらも隔たりて… 現代語訳と丁寧に対照させながら読ませる。
(3) おこたりたるよし、消息聞くも
(2)
(P16)
ペ ー
ジ
問題 番号 演習問題
2・3行目、 ~ 行目に注目させる。
(1) 人間の脳=ものを忘れる能力
←
→ コンピューターやロボットにはない能力
(2) 理由は、近くに書かれている場合が多いことを確認。直前の「し
てみれば」=そうだとすると、という意味。
瑣末なこと・いやな出来事・腹立たしいことが忘れられない
↓
神経衰弱
→してみれば→ものを忘れることができる人間の能力=尊い
(3) 指示語の問題なので、直前に注目。「~という能力。」に続くよう
に書きぬかせる。
(4) ・ 行 目 の 疑 問 に 対 す る 答 え が 述 べ ら れ て い る 箇 所 で あ る。
「知恵がつくられる」がポイント。
直接的な答え=「それは知恵を身につけるため」
→勉強する理由 「つまり」↓
ぶことの中には知恵という、……大切なものがつくられてい
「学
く」→学ぶことは、結果として無駄にはならない
理由を問われているので、文末を「~から」などとするよう注意。
(5) 「文章の流れをつかもう」に従って文脈を再確認させる。
Ⓐ 行目の「それ」と同じものを指していることを押さえ、さら
に前の文の「知恵」を指していることを捉えさせる。
う(yau)」→「よう(y
)」となる。
御 子 は お は す や」 と 尋 ね た の は、「あ る 荒 夷 の 恐 し げ な る」
「
であることをまず捉えさせる。現代語訳も参照させ、「仲間の人
に向かって」とあることに気付かせる。
「おはす」=「いる」の尊敬語。いらっしゃる。尋ねている部
分なので、「や」は「~か」という疑問を表している。
○やんごとなし=身分が高い
重要語句
(4)
慈悲(主語)→ありなんや(述語)という関係を押さえる。
(5)
「持ちて」の対象が「子」になっていることを押さえる。選んだ
ものを実際にあてはめてみて確認させる。
(3)
「情なき」=「情(じょう)がない」。「情けがない」という意味で
はないので、注意して指導する。
Ⓑ
主語(動作主)を捉えながら読むくせをつけさせる。
(2) Ⓐ
ô
言い換え
Ⓑ
行目…自由自在に百パーセント取り出せる
→コンピューター
Ⓒ
行目…ほんのわずかしか取り出せない→人間
行目の「前者」=いつでもすぐ取り出せる情報、「後者」=す
(7)
ぐ 取 り 出 せ な い 情 報。 後 者 の 前 者 に 対 す る 比 率 の 大 き さ が「ゆ と
り」であることを捉え、最終段落に注目させる。
ô
ô
29
重要語句
=
31
=
(P17)
(P12)
(P13)
Ⓑ 直後の文に注目。一文で書きぬくことに注意。
(6) 「内容をとらえ直そう」で確認したことを生かす。
Ⓐ ・ 行目…人間の脳=知識を無数に蓄積できる
35
共通する能力
・ 行目…コンピューターは記憶したことを…
36
ô
17
34
○比率=数量を他の数量と比べたときの割合。
古 典
4
16
24
36 35
37
45
◆指導ページ P.10 ~ 13 ◆ 【指導のポイント】
★対比されている内容を正しく捉えさせる。
★指示語の指す内容を捉えた上で、読み進めさせる。
★理由に着目して内容を正しくつかみ、筆者の考えを捉えさせる。
◆指導ページ P.14 ~ 17 ◆ 【指導のポイント】
★歴史的仮名遣いのきまりを覚えさせる。
★現代語にはない古語の意味を捉えさせる。
★現代語訳と対照させながら読ませ、省略されている言葉に注意させながら文脈をつかむよう指導する。
必修新演習 夏期テキスト 中2国語 指導のポイント
文学的文章⑴
5
ペ ー
ジ
問題 番号 指導内容・留意事項など
演習問題
「内容をとらえ直そう」でまとめたように、「私」の心の中の言
(1) 葉
(独白部分)に注目させる。この文章全体が、「私」の目線で書か
ペ ー ジ
問題番号
演習問題
1
指導内容・留意事項など
Ⓐ 「普 通 の 遊 び」 =「他 愛 も な い 遊 び」 で あ る こ と を つ か み、
「他愛もない遊び」の具体的な内容から書きぬかせる。
Ⓐ普通の遊び=他愛もない遊び
(1) Ⓑ 5・6行目に注目。
(P24)
+ 〔交換日記や、…秘密文書のやりとり〕
Ⓑ不思議なもの=「プレッシャー」
○八方ふさがり=どの方法をとっても、どうにもならないこと。
重要語句
不自由さ)が書かれていることを理解させる。 シャー」の説明をするための導入部分で、後半に主題(=雨の日の
音(=情報源)←→ 行く手を阻む混乱の源
(5) 「文章の流れをつかもう」で整理した内容を生かす。最も述べた
い こ と は、 最 後 に 書 か れ て い る こ と が 多 い。 前 半 は「プ レ ッ
どちらからどちらへ走っているのかわからない
「こうなると」↓
Ⓑ 行目の「こうなると」に注目し、文脈を捉えさせる。
タイヤが路面の水を…そこらじゅうの建物に反響する
(4) Ⓐ 直後の文に注目。車の音がどのように変わるかという具体的な
説明の中から、字数をヒントにして書きぬかせる。
なくなる
↓
雨の日… 傘をさす =八方 か ら プ レ ッ シ ャ ー・ 頭 の 真 上 ま で ふ さ
がれる(八方ふさがり)
↓
ッ
シ
ャ
ー
周 囲 の プ レ
と
が
で
き
現在地・頭の上に屋根があるかどうか
を 感 じ る こ
の判断もつきにくい
筆者=プレッシャーを感じることで方向感覚を保つ
「内容をとらえ直そう」でまとめたことを確認。筆者の方向感覚
(3) の保ち方とともに雨の日の状況を捉えさせる。
ため〕。」などと答えるよう指導する。
〔一枚の紙を、…顔の直前に突き出す〕
~ 行 目 に 注 目。 視 覚 障 害 者 で あ る 筆 者 と、 健 常 者 と の 違 い に
(2) 気付かせる。「なぜ」と理由を問われているので、「~から〔ので、
(P25)
れていることに気付かせる。
「私」が置かれた状況と直前の日向子の発言に対する「私」の気
持ちを押さえる。
「私」=風邪をひいて熱がある
⇒ →「なんなんだこの娘」→立腹
「日向子」=「ごはんどうすんの」…母を心配していない
(2) 7~ 行目に注目。「私」の理想の母子像と現実の違いを対比し
て捉えさせる。
理想像=いっしょに洋服を買いにいくような母子
⇔ →女の子らしい
現実=・
「私」の風邪よりごはんのことを心配する
・背ばかりずんずんのびて真っ黒に日焼け
・女装した体育会系の男みたい・ジャージしか着ない
(3) それぞれの空欄前後の内容に注目。
A 熱がある「私」が体温計を取ろうとしている場面。
B 直前の「図体のでかい長男みたいに」に合うものを選ぶ。
(4) 行目の「私」の言葉の「頼むから」に気付かせる。
(5) 「内容をとらえ直そう」で確認したことを生かす。
直前の夫の発言について、「また」に注目し、前のどの内容と同じ
なのかを捉えさせる。空欄前後の言葉をヒントにする。
「おい、どうした、……ごはんは?」→夫
またこれ
→
〈同じ反応〉
「ごはんどうすんの」→日向子
(6) 「私」の気持ちと家族の反応のすれ違いを読み取らせる。
Ⓐ 「私」…病気の身をいたわってほしい
→「熱が四十二度」=少し誇張した言い方
=
(P20)
(P21)
Ⓑ 「夫」…ごはんをつくる人がいない→出前を頼もう
(7) 熱がある自分のことを誰も心配せず、ごはんのことばかり心配し、
挙句の果てには楽しそうに出前の相談を始めた家族に対する「私」
の気持ちを考えさせる。
重要語句
34
◆指導ページ P.22 ~ 25 ◆ 【指導のポイント】
★筆者の置かれた状況とその行動を捉えさせる。
★筆者の周囲で起こる物事について、その原因との関係を捉えさせる。
★文脈を捉えた上で、筆者が最も述べたかったこと(主題)を読み取らせる。
筆者が中学
10 生のころの
12 遊び
=
10
=
○介護=身体や精神が健全でない人の行為を助ける世話。
文学的文章⑵
6
20
◆指導ページ P.18 ~ 21 ◆ 【指導のポイント】
★登場人物の人物設定や状況、場面の様子について的確に捉えさせる。
★登場人物の言動に注目させ、気持ちを読み取らせる。
★登場人物の発言や行動の理由を捉えさせる。