教科リーダー養成事業成果報告会 この事業は、県教委が主催する学力育成プロジェクトの一環として行われているものです。 県内の若手教員の中で、優れた指導力をもつ教員2名(国英数理社×2=10名)をリー ダー教員に指定し、他校のベテラン教員の指導の下、1年間、授業力向上を目的とする自 主的研修を行うものです。今年度は、北高の山根宏樹教諭(化学)と勝部智史教諭(数学) がこの研修に取り組んでいます。金曜日に北高で行われた理科リーダー教員成果報告会で は、山根先生が、県内の学校から約20人の教員が参加する中、ICTを用いた授業を行 い、高い評価を得ました。既習事項をグループで確認した後、1)本時の目標を示す。2) 実験のビデオ(自作)を見せ、 「なぜこのような反応が生じたか、説明せよ」と発問。3) 各自で考えたのちにグループで話し合い。4)正解を説明した後、複雑な現象を示した映 像を提示。5)再度「なぜ?」と問いかけ、グループで話し合い。6)代表が黒板を使っ て全体に説明。7)まとめとしての解説。8)本時の内容を各自がノートにまとめる。9) 本時の内容に関連する入試問題を課題として提示。といった流れで、歯切れよく授業が展 開されました。 -1-
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