県立聴覚障害者センターの指定管理候補者の選定について 宮崎県福祉保健部障害福祉課 1 施設の概要 施設の名称 県立聴覚障害者センター 所在地 設置年月日 宮崎市江平2丁目1番20号 宮崎県生活情報センター2階 平成7年4月1日 供用開始年月日 平成7年4月1日 身体障害者福祉法第34条(昭和24年法律第283号)の規定に基づ き設置されたもので、聴覚障害者用字幕(手話)入りDVD等の製作及 び貸出事業を主たる業務として行い、併せて手話通訳者の派遣、情報 機器の貸出等コミュニケーション支援事業及び聴覚障がい者に対する 相談事業を実施することにより、聴覚障がい者の福祉に資することを 目的とする。 設置目的 施設概要 主な施設利用状況 敷地面積:2,296㎡ (宮崎県生活情報センター敷地全体) 床 面 積:815㎡(県立聴覚障害者センター分) 利用実績:字幕(手話)入りビデオカセットテープ貸出状況 貸出数 利用者数 699 本 214 人 平成23年度 363 本 137 人 平成24年度 468 本 123 人 平成25年度 現在の管理運営方法 指定管理者(社会福祉法人宮崎県聴覚障害者協会)が管理代行 2 指定管理者公募の概要 募集期間 平成26年8月8日(金)から平成26年9月10日(水)まで 指定管理者が行う 業務の概要 (1)県立聴覚障害者センターの利用に関する業務 (2)県立聴覚障害者センターの維持及び保全に関する業務 (3)県立聴覚障害者センターにおける聴覚障がい者に関する啓発事業 の企画運営業務 (4)聴覚障がい者用字幕(手話)入りDVD等の製作及び貸出業務 (5)手話奉仕員、要約筆記奉仕員等の養成及び派遣に関する業務 (6)聴覚障がい者等に対する手話講習、技術訓練その他の教養講習 の実施に関する業務 (7)聴覚障がい者等に対する相談業務 (8)その他知事が必要と認める業務 施設の管理運営の 基本方針 県立聴覚障害者センターの設置目的に沿った効率的で効果的な管 理運営を行うこと 指定管理者の 選定基準 指定期間 1 施設の利用者の平等な利用が確保されること 2 事業計画書の内容が、公の施設の効用を最大限に発揮するもので あること 3 事業計画書の内容が、管理運営に係る経費の縮減等を図るもので あること 4 事業計画書の内容を着実に実施するために必要な経理的基礎及 び管理に関する能力を有するものであること 5 事業計画書の内容が、地域への貢献等を図るものであること 平成27年4月1日∼平成30年3月31日(3年間) 指定管理料基準価格 年間25,176千円(3年間で75,528千円) (上限額) 3 審査方法及び選定委員会等 審査方法 指定管理候補者 選定委員会 ・有識者等で構成する「宮崎県福祉総合センター等指定管理者候補者選定 委員会」を設置する。 (一次審査) ・提出された申請書等を、県が募集要領に示した資格要件の適否を審査す る。 (二次審査) ・選定委員会が実施する審査会において、プレゼンテーション及びヒアリング を行った上で採点を行い、その合計点をもとに指定管理候補者1者を選定す る。 委員長 米村 敦子(宮崎大学教育文化学部教授) 兒玉 正(宮崎綜合会計事務所長) 矢口 貴子(点訳音訳友の会会長) 委員 嶋田 智子(宮崎県手話サークル連絡協議会事務局長) 山﨑 睦男(宮崎県社会福祉協議会事務局長) 審査の基準 審査項目 配点 ① 施設運営に関する基本方針 1 施設の利用者の平 ② 県が示した管理の基準に対する理 等な利用の確保 解及び対応 10 ③ 平等な利用の確保に関する提案 ① 利用者サービスの向上に関する提 案 ② 利用者増への取組みなど施設の効 用を最大限に発揮できる提案 ③ 施設の設置目的の理解と課題の認 識 2 公の施設の効用を 最大限に発揮する事 ④ 指定管理者の業務に対する意欲 業計画 ⑤ 3 経費の削減等 審査項目・配点 30 施設の維持管理の適格性 ⑥ 利用者満足度把握や苦情・要望対 応、運営改善への反映 ① 指定期間に県が支払う指定管理料 の提案額 ② 業務遂行のための適切な経費の積 算 ③ 管理業務の効率化と経費の縮減に 関する考え方・提案 ① 必要な体制の確保(適正な組織、 人員配置、責任体制) 10 ② 職員の能力育成(研修体制) ③ 継続的に安定した運営が可能な財 政的基盤(経営状況)、信頼性 4 事業計画を着実に ④ 過去の類似施設等の運営実績、評 実施するための管理 価 ⑤ 事業計画及び収支計画の具体性、 運営能力 適格性、実現可能性、継続性、安定 性 40 ⑥ 個人情報保護、情報公開への対応 5 地域への貢献等 ⑦ 安全管理、危機管理、リスク管理 に対する対応 ① 環境保全、環境に配慮した施設管 理 ② 育児休業制度、介護休暇などの配 慮 10 ③ 障がい者の就労支援への対応 合 計 100 4 審査結果等 申請者(応募者) 審査結果 指定管理 候補者 ・社会福祉法人宮崎県聴覚障害者協会(宮崎市) 一次審査(応募資格)により、上記1者が二次審査に進んだ。 二次審査として平成26年10月7日に一次審査を通過した1者のプ レゼンテーション及びヒアリングを実施し、総合的な評価を行った。 総合評価の採点結果は次のとおり。(500点満点) 413点(社会福祉法人宮崎県聴覚障害者協会) ・社会福祉法人宮崎県聴覚障害者協会(宮崎市) ・選定委員会の審査の結果、最低基準点を満たしたこと 選定結果 選定理由 ・県立聴覚障害者センターの役割を正しく認識するとともに、これまで の管理運営実績や人員配置体制、職員の能力育成への取組み、過去 の類似施設等の運営実績、適切な経費の積算などから判断して、十 分な管理運営能力を有していると認められること
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