木更津市「道の駅」整備事業 事業者選定結果 平成28年4月 木 更 津 市 <目 次> 前文 1 第1 事業者選定の経緯等 2 1 事業者選定の経緯 2 2 事業者選定方式 2 3 事業者選定方法及び審査手順 2 第2 事業者選定の体制等 4 1 事業者選定の体制 4 2 選定委員会 4 第3 審査結果 5 1 一次審査(参加資格の確認) 5 2 応募者(グループ)一覧 5 3 二次審査(提案審査) 6 (1)提案内容の審査 6 (2)評価結果 7 4 優先交渉権者の決定 7 木更津市(以下「市」という。 )は、木更津市「道の駅」整備事業(以下「本事業」という。 ) を実施するにあたり、事業手法にDBO方式を採用し、民間事業者等の有する能力、ノウハ ウ、ネットワーク等を総合的に評価して選定するため、公募型プロポーザル方式により本事 業を実施する民間事業者等(以下「事業者」という。)の募集及び選定を行った。 この度、学識経験者等の外部委員と市の職員により構成する「木更津市道の駅整備事業に 係る事業者等選定委員会」 (以下「選定委員会」という。)の評価を経て、事業者の優先交渉権 者を決定したので、審査結果とともにここに公表します。 平成28年4月28日 木更津市長 渡 辺 芳 邦 1 第1 事業者選定の経緯等 1 事業者選定の経緯 事業者選定までの主な経緯は、以下のとおりである。 日 程 経 緯 平成 27 年 10 月 23 日 ①本事業に係る実施方針の公表 平成 27 年 12 月 22 日 ②第1回 選定委員会 平成 27 年 12 月 24 日 ③本事業に係る事業説明会 平成 28 年2月 12 日 ④本事業に係る募集要項、業務要求水準書、審査基準書等の公表 平成 28 年2月 26 日 ⑤参加意思表明書等の提出期限 平成 28 年4月 12 日 ⑥提案書類の提出期限 平成 28 年4月 25 日 ⑦応募者のプロポーザル(ヒアリング)開催 平成 28 年4月 25 日 ⑧第2回 選定委員会 平成 28 年4月 26 日 ⑨選定委員会の評価結果を市長に報告、優先交渉権者の決定 平成 28 年4月 28 日 ⑩優先交渉権者決定の通知、公表 2 事業者選定方式 本事業では、設計、建設・工事監理、維持管理、運営の各業務を通じて、事業者に効率 的・効果的かつ安定的・継続的なサービスの提供を求めるものであり、事業者の幅広い 事業能力を総合的に評価することが必要である。 そのため、事業者の選定にあたっては、本事業に参加しようとする者(以下「応募者」 という。 )が、本事業の募集要項に規定する事業参画に足る資格を有しており、かつ、応 募者の提案内容が、市が要求する設計、建設・工事監理、維持管理、運営業務に関するサ ービス水準を満たしていることを前提として、公募型プロポーザル方式により行った。 3 事業者選定方法及び審査手順 事業者の選定は、一次審査(参加資格の確認)及び二次審査(提案審査)により行っ た。 一次審査(参加資格の確認)においては、本事業の募集要項に規定する応募者の参加 資格、資力及び信用等、資格要件に係る適否について市が審査を行った。 また、二次審査(提案審査)においては、まず、提案内容等が本事業の業務要求水準書 に規定する要求水準を満たしているか否かについて市が確認した上で、選定委員会によ る提案書類の審査及び応募者のプロポーザル(ヒアリング)により、審査事項に係る評 価を行った。 2 審査手順は、以下のとおりである。 審 査 開 始 ①一次審査 (参加資格の確認) 本事業の募集要項に規定する参加 資格要件を満たしていないと判断さ れた者は、失格となる。 本事業の募集要項に規定する 参加資格要件を満たしている No 失 格 Yes ②ニ次審査 (提案審査) 市は、応募者の提案内容が要求水 準及び財政負担額の上限を満たし ているかを確認する。 本事業の業務要求水準書等に 規定する要求水準を満たしている No Yes 応募者のプロポーザル(ヒアリング) 【選定委員会による評価(合計3,000点)】 (選定委員会10名×配点300点) 選定委員会による評価結果を市長に報告 優先交渉権者の決定 審査結果の通知、公表 3 失 格 第2 事業者選定の体制等 1 事業者選定の体制 二次審査(提案審査)にあたっては、市が一次審査(参加資格の確認)を行った上で、 選定委員会が応募者から提出された提案書類及び応募者へのヒアリングにより提案審査 を行い、木更津市長に評価結果を報告した。 2 選定委員会 選定委員会の構成は、以下のとおりである。 委 員 長 柳 澤 要 千葉大学大学院工学研究科 教授 副委員長 久良知 篤史 委 員 神谷 善二 木更津市産業・創業支援センター センター長 委 員 鶴岡 静治 (前)木更津市道の駅等運営協議会 会長(※) 委 員 飯田 喜代子 (前)木更津市道の駅等運営協議会 監査(※) 委 員 渡辺 委 員 小河原 委 員 委 委 木更津市副市長 知尚 木更津市総務部長 茂之 木更津市企画部長 北原 靖和 木更津市財務部長 員 鎌田 哲也 木更津市経済部長 員 住田 厚志 木更津市都市整備部長 ※「木更津市道の駅等運営協議会」は、市が平成 23 年度に策定した「道の駅等交流拠点整 備基本構想」及び平成 24 年度に策定した「道の駅等交流拠点整備基本設計」に基づき、 施設の管理・運営を想定した実務的な見地から運営母体の組織化を図るために必要な調 査研究を行うことを目的として、平成 25 年度及び 26 年度の2カ年にわたり協議・検討 を行った。構成員は、地元生産者及び商工団体並びに市関係部署職員を中心に組織。 4 第3 審査結果 1 一次審査(参加資格の確認) 応募者が、募集要項に規定する参加資格要件を充足しているかについて市が審査を行 い、この結果、応募者が参加資格要件を充足していることを確認した。 2 応募者(グループ)一覧 ※50音順 代表事業者 構成事業者 株式会社TTC 木更津市農業協同組合 株式会社ヤマト 株式会社久慈設計東京支社 一般社団法人地域みらい創造研究所 新日本建設株式会社 5 3 二次審査(提案審査) (1)提案内容の審査 一次審査(参加資格の確認)において、適格とみなされた応募者の提案内容につい て、本事業の審査基準書に基づき、選定委員会が以下に示す審査項目(※下表1)に対 して5段階評価(※下表2)による配点(加点)を行った。 選定委員会(10 名)の得点の合計値を、応募者の提案内容に係る評価点とした。 【※下表1 審査項目及び配点】 審査項目(大項目) 配 点 1.応募者に関する事項 10 2.事業計画に関する事項 60 3.設計・建設業務に関する事項 60 4.維持管理業務に関する事項 25 5.運営・運営マネジメント業務に関する事項 80 6.自主運営事業に関する事項 5 7.提案価格に関する事項 60 合 【※下表2 計 300 5段階評価】 評価ランク 評価内容 得点 A 特に秀でて優れている 配点×1.00 B 秀でて優れている 配点×0.75 C 優れている 配点×0.50 D わずかに優れている 配点×0.25 E 要求水準を満たしている 配点×0.00 6 (2)評価結果 上記の審査方法に基づき、提案内容の評価を行った結果、評価点は以下の通りとな った。 審査項目(大項目) 配点 合計 (×10 名) ㈱TTC グループ 木更津市 農業協同組合 グループ 1.応募者に関する事項 10 100 78.75 32.50 2.事業計画に関する事項 60 600 398.75 252.50 3.設計・建設業務に関する事項 60 600 363.75 352.50 4.維持管理業務に関する事項 25 250 138.75 122.50 5.運営・運営マネジメント業務に関する事項 80 800 556.25 351.25 6.自主運営事業に関する事項 5 50 - - 7.提案価格に関する事項 60 600 405.00 315.00 300 3,000 1,941.25 1,426.25 合 計 順 位 1 2 4 優先交渉権者の決定 上記、選定委員会からの審査結果の報告を受け、木更津市長は、株式会社TTCを代 表事業者とする応募者(グループ)を優先交渉権者として決定した。 7
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