BCP(事業継続計画) めています。また、社員からコンプライアンス違反の通報が あった場合は 「日清食品グループ内部通報規程」 に準じて対 応しています。2014年3月には法務部にコンプライアンス 現在、全社横断プロジェクトを立ち上げ、積極的に推進活動 推進の専門の組織を設置し、コンプライアンス体制を強化 を実施しています。 しています。 日清食品グループでは、非常時に際しても製品供給を維 個人情報の保護に関しては、2004年6月に 「情報セキュリ 持することで、食品メーカーとしての社会的責任を果たすこ ティーポリシー」 を制定の上、 「 情報セキュリティー委員会」 を とを第一義と考え、大規模自然災害などにより、重要拠点が 設置するとともに、2008年制定の「日清食品グループ個人 機能不全に陥った場合でも、代替拠点での事業継続などで 情報保護規程」 を順守し、適正な管理に努めています。 お客さまへ製品をお届けできる体制を構築しています。今 後、定期的に訓練を実施することで、策定したBCPの実効性 検証、課題抽出を行い、計画をより強固なものとするととも リスクマネジメント に、社員が普段と違うオペレーションを迅速かつ、柔軟に実 行できる体制を整えていきます。 2008年2月に 「日清食品グループリスク管理規程」 を制定す るとともに、代表取締役を委員長とする 「総合リスク対策委 積極的な情報開示 員会」 を設置し、グループ全体にかかわるさまざまなリスクに 対して、企 業 価 値 の 毀 損を回 避するよう努 めています。 2012年4月には規程の一部を改定し、リスク発生時の情報 日清食品グループは、全てのステークホルダーに対し、積極 伝達の内容とルートを明確化しました。 的な情報開示を行っています。金融商品取引法などの情報 開示に関する各種法令や、証券取引所の定める適時開示規 則を順守し、当社の事業活動を理解・評価するために必要と 思われる情報を、プレスリリースやウェブサイト、会社説明会 などで、公正かつ適時・適切に開示しています。 株 主 総 会 報告 選任 内部統制システム 報告 選任 監査/報告 監査/監査報告 諮問/答申 取締役会 選任 監査役会 連携 監査報告 選定 連携 指示/報告 代表 取 締 役 指示/提案 指示/報告 監査 内部監査室 連携 連携 グループ会社 戦略プレゼン 投融資委員会 人事委員会 GP Sプレゼン 総合リスク対策 委員会 監査 コンプライアンス委員会 環境委員会 情報セキュリティー委員会 各事業部門 監査 助言/指導 指示/報告 提案/確認 経営会議 会計監査人 弁護士 税理士 その他専門家 (注1) 内部統制の仕組みは、点線で囲まれた範囲であります。 (注2) 「GPSプレゼン」 は、Global Platform System Presentationの略称であります。 NISSIN FOODS Holdings CSR REPORT 2014 49
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