「うつ?」 と思ったら副腎疲労を疑いなさい

(1)ご講演要旨
・氏名
本間龍介(Ryuusuke Honma)
・所属
スクエアクリニック副院長
・タイトル 「うつ?」と思ったら副腎疲労を疑いなさい
・キーワード:副腎疲労、ストレス、アドレナル・ファティーグ、うつ
・要旨
「疲れたな・・・・」と感じる瞬間は誰にでもあります。
ですから、「仕方ないこと」としてやり過ごしている人が大半ではないでしょうか。け
れども、当たり前でも、年齢のせいでもなく、実は、副腎疲労が原因かもしれません。
副腎(アドレナル)は「ストレスの腺」と称されていて、私たちの心身に降りかかるス
トレス、そのすべてに対してあまねく反応しています。
そんな副腎の機能が低下すればするほど、心身の疲労が強まり、慢性疲労が色濃く現れ
るのです。
そして、重篤な副腎疲労になると、いよいよベッドから出られなくなったり、イライラ
や不安感がつのる、気がふさぐなど、うつ病にきわめてよく似た症状を呈するのです。
うつと間違われやすく、日本の医者の9割が知らない症状「副腎疲労」(アドレナル・
ファティーグ)。
副腎が疲労し、適切なコルチゾールが分泌できなくなると、だるさや無気力などの不調
が起こりやすい。
しかも本人や医者もうつと誤解しやすいのが特徴です。
私自身が副腎疲労で苦しんだ経験を活かし、知られざるストレス社会の新病への対処法
を教えます。
(2)プロフィール
・氏名(ふりがな)本間龍介(ほんまりゅうすけ)
・現職(所属・役職の正式名称)スクエアクリニック副院長
・略歴
聖マリアンナ医科大学医学部卒業
同大学院医学研究科修了
医学博士
・専門分野
日本抗加齢医学会専門医・評議員
米国抗加齢医学会フェロー
日本医師会認定産業医
日本内科学会会員
「副腎疲労」の第一人者であるウィルソン博士に師事