News Release 告知のお願い報道関係者各位公益社団法人日本看護協会広報部 2015 年 3 月 24 日労働と看護の質向上のためのデータベース事業参加病院の募集をスタート公益社団法人日本看護協会（会長・坂本すが、会員 69 万人）は、2015 年 7 月から労働と看護の質向上のためのデータベース（DiNQL、ディンクル）事業を本格実施します。ついては、4 月 1 日～5 月 31 日まで参加病院を募集します。 DiNQL は、日本看護協会が提供する労働と看護の質評価の仕組みです。目的は ①看護実践をデータ化することで看護管理者のマネジメントを支援し、看護実践の強化を図る ②政策提言のためのエビデンスとしてデータを有効活用し、看護政策の実現を目指す―の 2 つです。参加病院は、評価指標データを WEB 上で入力し、他施設と比較したベンチマーク評価をリアルタイムで確認できます。“可視化”により自施設の状況を客観的に把握し、強みを伸ばし、弱みを補う方法を他施設の取り組み事例を共有しながら学ぶことができます。本格実施に先立つ試行事業には、301 病院 1,451 病棟（2014 年度）が参加し、参加病院からは「評価指標は多いが、選択できるので負担は少なかった」「他部署と連携するので、病院全体で質の向上に取り組む雰囲気になった」「ベンチマーク評価を目標管理に取り入れている」などの声が寄せられました。また、試行事業での評価指標データ分析からは、認定看護師の配置が褥瘡発生率の低下につながるなどの結果も明らかになりました。本格実施にあたり、2015 年度は 400 病院 2,500 病棟の参加を目指します。報道関係の皆さまには、DiNQL 事業と参加病院の募集告知について、ぜひご紹介いただきますようお願い申し上げます。 2015 年度 DiNQL 参加病院募集概要【対象】全ての病院の病棟【申込期間】2015 年 4 月 1 日（水）～5 月 31 日（日）【申込方法】新規本会ホームページ（http://www.nurse.or.jp/）から試行事業からの継続【参加費】1～5 病棟までベンチマークシステム上から 1 病院あたり年間 4 万円（税別） 6～10 病棟まで 1 病院あたり年間 6 万円（税別） 11 病棟以上 1 病院あたり年間 8 万円（税別） ※利用期間は、2015 年度は 7 月～2016 年 3 月末まで。16 年度以降は 4 月～翌年 3 月末の予定＜リリースのお問合せ先＞公益社団法人日本看護協会広報部〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話：03－5778－8547 FAX：03-5778-8478 E メール [email protected] ホームページ http://www.nurse.or.jp/ News Release 告知のお願い報道関係者各位公益社団法人日本看護協会広報部 2015 年 3 月 24 日労働と看護の質向上のためのデータベース（DiNQL）事業 ◆DiNQL とは◆ DiNQL では病棟単位で入力された評価指標データをリアルタイムにベンチマーク評価します。結果はグラフ化され、同規模・同機能を有する他施設との比較や、院内の他病棟との比較ができます。 “可視化”によって、自分たちの強みと弱みを把握し、PDCA サイクルを回して、看護の質向上に向けた取り組みを進めることができます。また、自分たちの“頑張り”が可視化されることで、モチベーションアップにもつながります。 ◆評価指標◆ DiNQL の評価指標は 8 つのカテゴリーで、計 136 項目（うち必須項目は 10 項目）です。入力する評価指標は、病棟の課題に合わせて選べます。病院・病棟情報 31 項目看護職情報 21 項目褥瘡 13 項目転倒・転落 8 項目労働状況患者情報感染医療安全 34 項目 9 項目 11 項目 9 項目 ◆活用事例◆ ・「ワーク・ライフ・バランスの取り組み成果を、DiNQL の評価指標で確認しています」・「病棟の目標管理でベンチマーク評価を活用し、現状分析と目標値の設定をしています」・「褥瘡予防のための体圧分散用具の購入では、DiNQL のデータをもとに必要数を計算して、事務部門と交渉しました」・「ベンチマーク評価から研修支援が弱いと分かり、E ラーニングを導入し、多くの看護職員が知識を高められる環境を整備しました」・「ベンチマーク評価で明らかになった強みを看護職員に伝えることで、自信につながりました」＜リリースのお問合せ先＞公益社団法人日本看護協会広報部〒150-0001 東京都渋谷区神宮前 5-8-2 電話：03－5778－8547 FAX：03-5778-8478 E メール [email protected] ホームページ http://www.nurse.or.jp/