(仮称)小平市リサイクルセンター整備基本計画策定等支援業務委託 仕様書(案) 1 目的 本業務は、小平市リサイクルセンターの老朽化に対応するため、リサイクルセン ターの今後の整備及び運営方針について、小平市(以下「甲」という。)が(仮称) 「小平市リサイクルセンター整備基本計画」。(以下「基本計画」という。)の策 定を行うにあたり、受託者(以下「乙」という。)がその支援及びこれに関連する 業務を行うことを目的とする。 2 業務期間 契約締結日から平成28年3月業務完了まで 3 提出書類 乙は、業務の着手及び完了にあたって、下記の書類を提出し、甲の承認を得なけ ればならない。 (1) 業 務 着 手 時 ① 委託業務着手届 ② 委託業務実施計画書 ③ 委託業務日程表 ④ 主任研究員等届出書 ※主任研究員とは、業務の履行にあたって実務を総括する者をいう。 (2) 業 務 完 了 時 ① 委託業務完了届 ② 納品書 4 受託者の義務 乙は本業務の履行に当たり、別紙「(仮称)『小平市リサイクルセンター整備基 本計画』策定の基本方針」に示すほか、業務の方針及び目的を十分理解したうえで、 誠実に業務を履行しなければならない。 また、業務の進行は、委託業務実施計画書及び委託業務日程表を遵守するものと し、進行状況について随時甲に報告しなければならない。 5 業務内容 (1) 基 本 計 画 の 策 定 本業務は、小平市が検討している資源化基準の統一や望ましい循環型社会の 形成を目指し、老朽化してきた現在の小平市リサイクルセンターの建替更新の 姿を具体化し、その骨格を基本として取りまとめるものである。 基本計画は、小平市の望ましい循環型社会の形成に向けた、資源物処理施設 の建設に係る具体的な計画の内容を含むものとする。 さらに、基本計画に関する具体的な計画の内容を市民等に分かりやすく説明 するための説明資料を作成する。 (2) 支 援 業 務 パブリックコメント、市民懇談会及びワークショップの支援 ① パブリックコメント 基本計画策定について市民意見を聴取するため素案を公開しパブリックコ メントを行い、その結果を集計・分析する。 ア.素案公開時期及び方法 平成27年11月から12月までの30日間、ごみ減量対策課、東 部・西部出張所及び市政資料コーナーでの閲覧、並びに市ホームページ での全文掲載により実施する。 イ.市民意見の回収方法 書面による郵便、信書便、ファクシミリ、甲が指定する場所への持参、 電子メール及び市ホームページの市民意見受付フォームにより、甲が回 収する。 ウ.集計作業 乙は、甲が提供する市民意見を、甲が指示する様式に集計する。なお、 甲が提供する市民意見は、業務完了後に甲に返還するものとする。 エ.市民意見への対応支援 乙は、提出された市民意見への対応を、甲が決定するに当たり、必要 に応じて、その専門的知見、技術等を十分に発揮して助言等を行う。 ② 市民懇談会の支援 素案公開期間中(平成27年11月から12月までの30日間)に、広く 市民意見を直接聴取するため市民懇談会を3回開催し、その結果を集計・ 分析する。 ③ ワークショップの開催支援 基本計画策定において、固定した者から意見を直接に定期的に聴取するた め、ワークショップを実施する。その開催に必要な資料作成を行う。 ア.実施時期、回数及び方法 平成27年7月から12月までの6カ月間のうち3回以上、甲が日時 場所を定めて実施する。 イ.資料 ワークショップの実施に当たっては、乙が甲の指示により開催に必要 な作成する資料を作成する。 6 資料等の貸与 既存資料、文献等甲が保有しているもので、業務の遂行上必要なものは乙に提供 又は貸与する。なお、甲が貸与した資料等は、業務完了時に甲に返還するものとす る。 7 成果品 乙は、下表のとおり甲に納品するものとする。 成果品 基本計画(素案)概要版 (カラー印刷) 基本計画(素案) 部数 納期 150部 平成27年10月末 150部 平成27年10月末 基本計画概要版整備基本計画 ( 6ペ ー ジ 程 度 ) ( カ ラ ー 印 刷 ) 500部 平成28年 3月末 基 本 計 画 ( 30ペ ー ジ 程 度 ) (くるみ綴製本、表紙カラー、 本文2色) 200部 平成28年 3月末 ※ 仕様 簡易製本 本製本 簡易製本及び本製本の仕様はA4版で作成し、電子媒体もあわせて納品する ものとする。仕様の詳細は別途甲が指示する。 8 成果品の管理及び帰属 本業務の成果品及び版権は、全て甲の管理及び帰属とし、乙は甲の許諾なく成果 品等を第三者に公表又は貸与してはならない。 9 守秘義務 乙は、業務上知り得た秘密事項を第三者に漏らしてはならない。この契約の満了 後又は契約解除後においても同様とする。 10 その他 本仕様書に定めのない事項については、甲乙協議して定める。 個人情報の保護及び情報セキュリティの保護に関する特記仕様書 (1)受託者(乙)は、当該業務に関する個人情報を含むすべての市の情報(以下 「個人情報等」という。)の秘密を保持するとともに小平市情報セキュリティポ リシーを遵守しなければならない。 (2)受託者(乙)及び当該業務に携わる者は、当該業務遂行に関して知り得た個人 情報等を目的外に使用し、又は秘密を他に漏らしてはならない。業務終了後も同 様とする。 (3)受託者(乙)は、委託者(甲)の承認を得た場合を除いて、受託業務の全部又 は主要な部分を第三者に委託し、又は請け負わせてはならない。 (4)市の個人情報等のデータを受託者(乙)に提供する場合は、原則として、提供 するデータの内容、使用目的、提供方法、管理方法、返却方法等について覚書等 を取り交わす。 (5)受託者(乙)は、個人情報等の全部又は一部を委託者(甲)の許可なく複写し、 若しくは複製し、又は第三者に提供してはならない。 (6)受託者(乙)は、当該業務を行うに当たって、業務責任者を明確にしなければ ならない。業務責任者は、当該業務に携わる者全員にセキュリティにかかわる義 務を徹底する。 (7)受託者(乙)は、当該業務に携わる担当(技術)者等を特定するとともに、必 要に応じて当該担当(技術)者等の経歴を記録した書面を委託者(甲)に提示し なければならない。 (8)受託者(乙)は、電子計算組織により委託業務を処理する場合は、ソフトウェ アの正常な動作に必要な品質管理に関する事項を明確にしなければならない。ま た、市の許可なく第三者のソフトウェアを組み込んではならない。 (9)受託者(乙)は、個別に定められた場所で業務を行うものとし、当該業務場所 でのセキュリティに留意しなければならない。また、業務場所が市役所庁舎内の 場合には、許可された領域で作業することとし、許可領域以外の場所に立ち入っ てはならない。 ( 10) 受 託 者 ( 乙 ) は 、 納 期 を 厳 守 す る も の と す る 。 納 期 の 遅 れ が 見 込 ま れ る 場 合 に は、速やかにその理由と対策を報告しなければならない。 ( 11) 受 託 者 ( 乙 ) は 、 契 約 が 終 了 し た と き 、 又 は 契 約 違 反 等 に よ り 契 約 を 解 除 さ れ たときは、業務遂行に関して委託者(甲)から提供されたすべての個人情報等を 直ちに委託者(甲)に返還し、又は事前に委託者(甲)の承諾を得て廃棄しなけ ればならない。廃棄を行う場合は、当該資料に記録されている情報が判読できな いように、必要な措置を講ずる。 ( 12) 受 託 者 ( 乙 ) は 、 個 人 情 報 等 の 授 受 、 保 管 及 び 管 理 に つ い て 、 善 良 な る 管 理 者 の注意義務をもって当たり、事故を防止しなければならない。また、個人情報等 の漏えい、滅失及びき損の防止その他の個人情報等の適正な管理のために必要な 措置を講ずるよう努めなければならない。 ( 13) 受 託 者 ( 乙 ) は 、 受 託 業 務 の 進 捗 状 況 、 作 業 内 容 、 作 成 し た 資 料 等 を 市 の 求 め に応じて報告しなければならない。 ( 14) 委 託 者 ( 甲 ) は 、 受 託 者 ( 乙 ) に 対 し 、 個 人 情 報 等 の 管 理 状 況 に つ い て 随 時 必 要な報告を求め、必要があると認めるときは、立入調査を実施し、受託者(乙) に対し必要な指示を与えることができる。 ( 15) 受 託 者 ( 乙 ) は 、 個 人 情 報 等 の 使 用 、 保 管 等 に お い て 、 事 故 が 発 生 し た と き は 、 直ちに委託者(甲)に報告しなければならない。 ( 16) 市 は 、 受 託 者 ( 乙 ) の 作 業 に つ い て 、 監 査 権 限 を 有 す る も の と す る 。 ( 17) シ ス テ ム 等 の 成 果 物 の 著 作 権 は 、 市 が 保 有 す る も の と す る 。 ま た 、 当 該 業 務 に 関する著作権等の法令を遵守するものとする。受託者(乙)は、市への成果物の 複製を、市の許可なく自らの領域内に保管してはならない。 ( 18 ) 委 託 者 ( 甲 ) は 、 受 託 者 ( 乙 ) が (1) か ら (17) ま で の 個 人 情 報 保 護 若 し く は 情 報セキュリティ保護に係る義務に違反し、又は義務を怠った場合には、当該契約 を解除することができる。この場合において、契約の解除については、業務委託 契約約款第16条の規定(業務委託請書の場合は、第7項及び第8項の規定)を 準用する。また、契約を解除したことに伴い委託者(甲)に損害を与えたときは、 受託者(乙)はその損害を賠償しなければならない。 環境により良い自動車利用に関する特記仕様書 本契約の履行に当たって自動車を使用し、又は利用する場合は、都民の健康と安全 を確保する環境に関する条例(平成12年東京都条例第215号)の規定に基づき、 次の事項を遵守すること。 1 ディーゼル車規制に適合する自動車であること。 2 自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質の特定地域における総量の削減 等に関する特別措置法(平成4年法律第70号)の対策地域内で登録可能な自動車 利用に努めること。 なお、適合の確認のために、当該自動車の自動車検査証(車検証)、粒子状物質 減尐装置装着証明書等の提示又は写の提出を、市職員が求めた場合には、速やかに 提示し、又は提出すること。 暴力団排除に関する特約条項 (暴力団排除に係る契約解除) 第1条 甲は、乙が小平市契約からの暴力団排除措置要綱(以下、「要綱」という) 第3条第1項各号に掲げる者のいずれかに該当するときは、この契約を解除するこ とができる。この場合においては、何ら催告を要しないものとする。 2 前項の規定により契約を解除したときは、契約保証金は、甲に帰属する。 3 契約保証金の納付がなく、又はその金額が契約金額の10分の1に充たないとき は、乙は、契約金額の10分の1相当額又は不足額を違約金として甲の指定する期 間内に支払わなければならない。この場合において、検査に合格した指定部分及び 検査に合格した既済部分があるときは、これに相応する契約金額相当額を違約金の 算定に当たり契約金額から控除する。 4 第1項の規定により契約が解除された場合において、乙に損害が生じても、甲は 一切賠償の責を負わない。 5 要綱第3条第1項各号に該当する疑義が乙に生じた場合は、甲は警視庁と該当の 可否に関する情報の交換を行うことができる。 6 前各項に定めるもののほか契約解除に伴う措置等については、契約書の関係規定 を準用するものとする。 (下請負等の禁止) 第2条 乙は、この契約の履行に当たり、要綱第5条に掲げる入札参加排除者等(以 下「入札参加排除者等」という。)にこの契約の一部を下請負(二次以降の下請負 を含む。以下同じ)をさせ、若しくは委託を行ってはならない。また、乙はこの契 約の下請負もしくは受託をさせた者(以下「下請負人等」という。)が契約履行期 間中に入札参加排除措置を受けた場合は、速やかに当該契約の解除をしなければな らない。 2 乙が、入札参加排除者等のうち、要綱第1号から4号に該当する者をこの契約の 下請負人等としていた場合は、甲は乙に対して、当該下請負人等との契約の解除を 求めることができる。 3 前2項の規定により契約解除を行った場合の一切の責任は、乙が負うものとする。 4 甲は、第2項にする契約の解除を求めたにもかかわらず、乙が正当な理由がなく これを拒否したと認められるときは、甲が発注する契約から排除する措 置を講ずる ことができる。 (不当要求に関する通報報告) 第3条 乙は、契約の履行に当たって、暴力団又は暴力団員等から履行妨害等の不当 要求を受けた場合(下請負人等が暴力団から不当要求を受けた場合を含む。以下同 じ。)は、毅然として拒否し、遅滞なく甲への報告及び所轄警察署への通報(以下 「通報報告」という。)並びに捜査上必要な協力をしなければならない。 2 前項の場合において、通報報告に当たっては、書面にて甲及び所管警察署にそれ ぞれ提出するものとする。 3 乙は、下請負人等が不当要求を受けた場合は、毅然として拒否し、遅滞なく乙に 対して報告するよう当該下請負人等に指導しなければならない。また、下請負人等 から報告を受けたときは、速やかに甲に報告するとともに、警察に届け出なければ ならない。 4 甲は、乙が不当要求を受けたにもかかわらず、正当な理由がなく通報報告を怠っ たと認められるときは、甲が発注する契約から排除する措置を講ずることができる
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