KC-309 システム移行方法 システム名 機能分類 高知県庁内クラウド 作業全体の流れ 作成 更新 日付 作成/更新者 1.作業全体の流れ 1.1.仮想化基盤へのシステム移行の流れ 仮想化基盤へ既存のシステムを移行するにあたっては、事前に仮想化基盤内にシステム検証環境を構築し、以下の流れで移行作業を実施して下さい。 (1)システム調査 作業実施者 移行担当業者 ①移行対象システムの調査 環境 高知県 ②依頼書の作成(検証環境) (2)検証環境 ②依頼書の作成(本番環境) 庁内クラウド運用保 守受託者 (3)本番環境 ①依頼書の審査/構築依頼 一から構築 ①依頼書の審査/構築依頼 P2V 移行方法 ②環境構築(OSインストール) ②環境構築(OSインストール) ③ソフトウェアインストール ⑤P2Vコンバート(イメージ作成) ③ソフトウェアインストール ④アプリケーションデータ移行 ⑥コンバートデータ変換(ESX登録) ④データ移行 ⑦仮想マシン起動 ⑤仮想マシン起動 ⑧稼働確認 ⑥稼働確認 本番化 検証環境とは別に本番環境を構築 検証環境を本番環境として使用 ⑨検証環境本番化 検証環境 不要 ⑩検証環境削除 ⑦本番化 ⑧本番化周知 ・本番環境へはP2Vでシステムを 構築することはできません。 ・P2Vでシステムを移行する場合は 一度検証環境へ移行し、本番化します KC-309 システム移行方法 システム名 機能分類 高知県庁内クラウド 作業全体の流れ 作成 更新 日付 1.2.各作業での具体的な内容 項目 作業内容 (1)移行対象システム調査 ①移行対象システムの 調査 ②依頼書の作成 (2)検証環境 ①依頼書の審査/構築依頼 作成/更新者 作業実施者 移行対象システムについて仮想化環境へ移行するサーバについて選定し、台数、リソース状況、ネットワーク環境、バックアップ(対 移行担当業者 象、実施時間)を調査し、移行方法、検証環境の使用などを検討し、作業スケジュールを作成する。 調査結果に基づき、「仮想化環境構築依頼書」を作成し、庁内クラウド担当者へ構築を依頼する。 庁内システム担当者 依頼された「仮想化環境構築依頼書」の内容を審査し、NGの場合は依頼者と協議し依頼書を修正する OKの場合は庁内クラウド運用保守受託者へ「仮想化環境構築依頼書」を送付し、仮想化環境の構築を依頼する。 庁内クラウド担当者 ②環境構築 (OSインストール) 「仮想化環境構築依頼書」に基づき仮想化環境を構築し、仮想マシン名、ユーザIDなどシステム移行作業に必要な情報を 「仮想化環境構築依頼書」に記入し作業完了報告書と合わせて庁内クラウド担当者と庁内システム担当者に送付する。 庁内クラウド運用保守 OS(Windows2003,2003R2,2008,2008R2)に関しては、依頼があれば庁内クラウド運用保守受託者で仮想環境上にインストールを実 受託者 施する) ③ソフトウェアの インストール 仮想マシン操作端末より、OS、ミドルウェア、アプリケーションのインストールを実施する。 (仮想マシンへのソフトウェアのインストール方法は、仮想マシン操作用端末操作手順書を参照) 移行担当業者 ④データの移行 検証の為に必要なデータを本番環境よりコピーまたは検証環境上で作成する。 移行担当業者 ⑤P2Vコンバート コンバータにより仮想化イメージを作成し、指定された共有フォルダに配置する。 (P2Vコンバート方法はⅢ.P2Vコンバート方法を参照) 移行担当業者 ⑥コンバート データ変換 共有フォルダに配置された仮想化イメージを、仮想環境上にインポートする。 庁内クラウド運用保守 受託者 ⑦仮想マシン起動 仮想化環境管理操作より仮想マシンを起動する。 (P2Vで移行した場合は、仮想マシンの各種設定(ドライバの更新、ネットワークの設定)を実施する) 移行担当業者 ⑧稼働検証 起動された仮想マシン上のシステムについて稼働検証を実施する。 (稼働確認の結果リソースの調整が必要な場合は、「仮想化環境構築依頼書(変更)」を再提出し、リソースを調整する) 稼働確認がOKの場合、システムを本番環境へ切り替えるための、作業依頼書(本番化)を作成し庁内システム担当者経由で庁内 クラウド運用保守受託者へ送付する。 移行担当業者 ⑨検証環境本番化 検証環境を本番化する場合はネットワークの設定を変更し検証用ネットワークを本番系のネットワークに切替を実施する。 また、システムバックアップや監視オプションを指定している場合は、稼働させる。 庁内クラウド運用保守 受託者 ⑩検証環境削除 検証環境が不要になった場合は、「仮想化環境構築依頼書(削除)」を提出し、検証環境を破棄する。 移行担当業者 一 か ら 構 築 P 2 V KC-309 システム移行方法 システム名 機能分類 高知県庁内クラウド 作業全体の流れ 作成 更新 日付 作成/更新者 (3)本番環境構築または本番化 ①依頼書の審査/構築依頼 依頼された「仮想化環境構築依頼書」の内容を審査し、NGの場合は依頼者と協議し依頼書を修正する。 OKの場合は庁内クラウド運用保守受託者へ「仮想化環境構築依頼書」を送付し、仮想化環境の構築を依頼する。 ②環境構築 (OSインストール) 「仮想化環境構築依頼書」に基づき仮想化環境を構築し、仮想マシン名、ユーザIDなどシステム移行作業に必要な情報を 「仮想化環境構築依頼書」に記入し作業完了報告書と合わせて庁内クラウド担当者と庁内システム担当者に送付する。 庁内クラウド運用保守 OS(Windows2003,2003R2,2008,2008R2)に関しては、依頼があれば庁内クラウド運用保守受託者で仮想環境上にインストールを実 受託者 施する) ③ソフトウェアの インストール 仮想マシン操作端末より、OS、ミドルウェア、アプリケーションのインストールを実施する。 (仮想マシンへのソフトウェアのインストール方法は、仮想マシン操作用端末操作手順書を参照) 移行担当業者 ④データの移行 本番環境に必要なデータを本番環境よりコピーまたは本番環境上で作成する。 移行担当業者 ⑤仮想マシン起動 仮想化環境管理操作より仮想マシンを起動する。 移行担当業者 ⑥稼働検証 起動された仮想マシン上のシステムについて稼働検証を実施する。 (稼働確認の結果リソースの調整が必要な場合は、「仮想化環境構築依頼書(変更)」を提出し、リソースを調整する) 移行担当業者 稼働確認がOKの場合、システムバックアップや監視オプションを実施する作業依頼書(本番化)を作成し庁内システム担当者経由 で庁内クラウド運用保守受託者へ送付する。 ⑦本番化 システムバックアップや監視オプションを指定している場合は、稼働させる。 移行担当業者 ⑧本番化周知 利用箇所への周知等を実施する。 庁内システム担当者 庁内クラウド担当者
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