ECUテスト CANister / CANisterコンフィギュレーター CAN およびLIN 用ユニバーサルテストツール CANisterとCANisterコンフィギュレーターの概要 CANisterの種類 CANisterの機能 CANister は、CAN や LIN の ECU の制御および テスト用途として、柔軟で自由な設定ができる ツールであり、組み立ておよび開発段階におい て高度な多用性と使いやすさを備えています。 テストベンチでは、CANister の多数の入出力が プロジェクトの成功に重要な役割を果たします。 ハードウェア機器はイベント指向で動作し、アク ションを複数のイベントに割り当てることが可能 です。 CANister には次の 3 つのモデルがあります。 > CAN チャンネル× 2 、または CAN チャンネル×1 と LIN チャンネル× 1 に対応 > キーパッドによる制御 > LED を用いた結果表示 > デジタル入出力またはシリアルインターフェイス > すぐに利用できるコネクター付き: > CANister HL (CAN 高速および CAN 低速) > CANister LinH (LIN および CAN 高速) > ユーザー独自の配線が可能: > CANister AL HL ('Assembly Line': 組み立て 工程用途の略、CAN 高速および CAN 低速) を介したテストベンチにおけるトリガーに対応 CANister コンフィギュレーターは、CANister の 設定を自由に行うことができる使い勝手のよい ソフトウェアです。 アプリケーションは RS232 インターフェイスを介して CANister に取り込ま れ、フラッシュメモリーに保存されます。 テクニカルデータ チャンネル トランシーバー メモリー (マスター) 装置本体 制御入力 CANister コンフィギュレーターの機能 > 最大 16 種類の個別設定を含んだアプリケーショ ンの生成 > DBC および LDF データベースとの連携 > 表形式の記述によるアクションのパラメーター化 > マルチウィンドウ表示によるアプリケーションの 並行開発 デジタル入力8 (8∼40V、通常12V)、アナログ入力4 (0∼20V DC、最大50V)、 ホールエミッター用入力2 (通常12V) 制御出力 コネクター > LED、デジタル出力、キー用のグラフィカルユー 供給電圧 温度範囲 > ネットワークマネージメントに対応したノードの 重量 ザーインターフェイス CAN×2 またはCAN×1とLIN×1 ピギーバックボード2 1MB Flash、512KB RAM 自由に設定可能なキー16個、 自由に設定可能な緑色LED 16個、自由に設定可能な赤色LED 4個 寸法 デジタル出力8 (最大50V/400mA)、 PWM出力2 (TTL、最大50mA) またはリレー1 (最大30A) (CANister ALのみ) D-SUB 9ソケット (RS232) 、 CANister HL/LinHとCAN用のD-SUB 9コネクター2 (CiAに基づいたCANピン割当)、 またはLIN用のD-SUB 9コネクター2、D-SUB 44ソケット (ADIOX)、 ベクター電源用コネクター (12V/1.25A) DC8∼40 V -20∼+70 ° C (8∼16 Vにて) CANister HL/LinH: 185 × 106 × 32 mm, CANister AL: 185 × 106 × 42 mm 約480g シミュレーション > CAN および LIN バスのパラメーター化 > C 言語で記述したモジュールを利用する機能拡張 > ダウンロードファイルの自動生成 > RS232 インターフェイスによるファームウェア およびアプリケーションのダウンロード > ブートストラップモードによる Bootbox 経由の ファームウェアダウンロード > RS232 経由による CANister 情報取得 CANister に関する情報: www.vector-japan.co.jp/vj_canister_jp.html CANister コンフィギュレーター(ソフトウェア)と CANister(ハードウェア) V1.0 02/2014 ※記述されている内容は予告無く変更されることがあります。 ( 発行日:2014 年 3 月 13 日 ) ベクター・ジャパン株式会社 www.vector-japan.co.jp
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