CX バルブ: 水素及びその他の軽量ガス専用 水素などの軽量ガスには 専用のバルブが必要です 従来のバルブを使用した場合、水素や水素比重の多いガスで運転するコンプレッサーは 外部要因の影響を受けた特有の損傷を招くことがよくあります 凝縮液によるストレス 発生する一般的損傷: 水素化脱硫処理法などプロセスで ■ 液状スラグによるシール部品の破 使用されているガスは、低い分子 損、またはバルブ開閉時の強い衝 量とガス飽和率ために、バルブは 撃(オイル固着が原因)によるシ 常に液体にさらされています。 ール部品の破損 過剰な潤滑による負荷 水素コンプレッサーは、気密性を ■ バルブ開口時の強い衝撃力および スプリングコイルとの接触による スプリングの破損 良くするために多量の潤滑油で運 転される傾向があります。水素は ■ 流路の詰まりでバルブロスが増加 密度が低いために、ガス流と共に し、コンプレッサーの電力消費量 搬送される潤滑油はほんの一部に や吐出温度が上昇 過ぎません。そのためバルブ内部 には、厚い油膜が形成されるよう になります。水素コンプレッサー では、ON/OFF制御装置が多く採用 されます。その結果、アイドリン グ運転中はシリンダー内部に油が 溜まり、再び負荷運転が始まると 吐出バルブからオイルが吐き出さ れます。このような運転状態によ り負荷は更に増加します。 汚れ 触媒の劣化などの残渣は、流路の 詰まりの原因となります。これは 水素などの軽質ガスには自浄作用 がないことが要因であり、ひいて はコンプレッサーの効率の低下に つながります。 インジケーター線図 1 吸入弁と吐出弁に多量のオイル固着 が認められる インジケーター線図 2 CXバルブに交換後には、オイル固着 が見られません 水素アプリケーションに最適な CXバルブ ホルビガーのCXバルブは、厳しい条件下でも信頼性が高く、また効率的に機能 するよう設計された専用バルブです オイル固着問題を解決 産業: バルブシート、リング、ガードが ■ 石油産業 完全にフィットする形状 ■ 石油化学 ■ 化学工業 極めて強固で効率的 プロセス: 低リフトで、幅広いガス通路 ■ 水素添加分解法 ■ HDS(水素化脱硫) ■ RDS (残渣油の脱硫) 極めて長寿命 ■ CCR(連続再生式接触改質) 最新の耐衝撃性を備え、かつ摩擦学的に ■ コークス炉ガスへの利用 最適化した新しいリング材質MC を採用 適用範囲 (材質 MC/PC): 始動時の気密性の問題を解消 特殊なリング設計によるシール部の 高い機密性 最大運転圧力: 200 bar 最大差圧: 100 bar 最大運転温度: 230° C 給油式/無給式で使用可 極度の負荷にも十分対応 アプリケーションに最適化され、 動的設計による強固なスプリング を採用 固着防止用のコーティングが可能 極端な汚れが予想される場合 最大回転数: 1000 rpm 適用サイズ・タイプ: バルブ直径:60 – 310 mm バルブタイプ:60 CDX – 310 CHX 制御方法: ■ On/offコントロール ■ HydroCOMによる無段階容量制御 CXバルブの優位点 優位点:高い信頼性 ✔ オイル固着防止設計 ✔ 動的に最適化したスプリング ✔ 高い耐衝撃性を有するリングバルブ材 ✔ 強固なリングバルブ設計 ✔ 低いリフト 優位点:汚れた高湿度のガスでも最高の効率を発揮 ✔ 低いエネルギー消費量 ✔ 最適化されたフロー形状 ✔ 最適化されたシーリング ✔ 始動時の問題を解消 ✔ 段階制御およびホルビガーのHydroCOMを使用した無段階制御に対応 ✔ 固着防止用コーティングが選択可能 1998年以来のCXバルブ導入成功例: Alliance Refining Co., タイ CCR Net Gas Booster 32000 hrs Shell, フランス HDS 32000 hrs OMV, オーストリア HDS 24000 hrs Shin Nihon Sekiyu, 日本 HDS 24000 hrs Shin Nihon Sekiyu, 日本 RDS 16000 hrs Yangzi Petrochemical, 中国 CCR Net Gas Booster 16000 hrs Reliance, インド Hydrotreating 16000 hrs www.hoerbiger.com 本社 〒286-0114 千葉県成田市本城87-4 成田オフィス 〒286-0033 千葉県成田市花崎町969番地 住友生命成田ビル7F 関西営業所 〒650-0033 兵庫県神戸市中央区江戸町95番地 井門神戸ビル12F 九州営業所 〒510-0087 福岡県福岡市中央区舞鶴2-7-3 福岡ソニックビル7F 中部出張所 〒810-0073 三重県四日市市久保田2丁目11-7 コンフォ・トゥール2F号室 芝山サービスセンター 〒286-1622 千葉県山武郡芝山町宝馬129-1 Tel: 0476-35-4011 Fax: 0476-33-0833 Tel: 0476-85-7531 Fax: 0476-85-7561 Tel: 078-334-7355 Fax: 078-334-7356 Tel: 092-737-8118 Fax: 092-737-8117 Tel: 059-359-5855 Fax: 078-334-7356 Tel: 0479-77-2228 Fax: 0479-77-2303
© Copyright 2024 ExpyDoc