募集要領 「(仮称)守口市行政手続における特定の個人を識別するための

募集要領
「
(仮称)守口市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基
づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例」骨子案のパブリックコメント実施に
ついて
市では、
(仮称)守口市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法
律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例の制定を予定しています。
このたび、骨子案を作成しましたので、皆様のご意見をお聞きするため、パブリックコメント
を実施します。
皆様のご意見を是非お寄せいただきますようお願いします。
なお、いただいたご意見は内容ごとに取りまとめた上で公表しますが、内容に関係のないもの
等は回答や公表をしないこともありますので、あらかじめご了承ください。
募集期間
平成27年4月15日(水)から 平成27年5月14日(木)まで
※ 郵送の場合は5月14日の消印有効
提出方法(※住所、氏名、連絡先を必ず明記してください。
)
1 持 参
下記の設置場所に記載の各施設(守口市情報コーナーを除く。
)
2 郵 送
〒570-8666 守口市京阪本通2-2-5 守口市役所 企画課
3 FAX
06-6994-1691
4 E-mail
[email protected]
設置場所
以下の施設に「
(仮称)守口市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に
関する法律に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例」骨子案、「募集要
領」
、
「意見提出用紙」を設置しています。また、市ホームページ(ダウンロード可)にも掲載
しています。
・企画課(市役所2号別館5階)
・守口市情報コーナー(市役所1号別館2階)
・各公民館
・守口市市民サービスコーナー
・守口市大日サービスコーナー
・守口文化センター
・守口市国際交流センター
・守口市民体育館
・守口市生涯学習情報センター
問合せ先
守口市役所 企画財政部 企画課 行革推進係
〒570-8666 大阪府守口市京阪本通2-2-5 守口市役所2号別館5階
電話番号:06-6992-1404
FAX : 06-6994-1691
「
(仮称)守口市行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律
に基づく個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例」骨子案
1 条例制定について
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律(以下「法」
といいます。
)に基づいた、平成28年1月からの行政手続でのマイナンバー(以下「個人
番号」といいます。
)使用開始に合わせ、社会保障・税・災害対策に関する事務や、これに
類する事務について市が個人番号を利用するための条例制定が必要です。
法により条例が必要とされている部分は大きく2つあります。
【1】法第9条第2項に関する部分
法第9条では、個人番号の利用範囲が次のように規定されています。
第1項
法別表第1に掲げられている実施者が行う同表に掲げられている事務(社会保
障・税・災害対策に関する法定利用事務)
第2項
社会保障、地方税又は防災に関する事務その他これらに類する事務で、地方公
共団体が条例で定める事務(独自利用事務)
第3項 事業所、会社などが行う健康保険や年末調整等の定められた事務
・本市が条例で定めること
① 独自利用事務について条例で規定します。(第2項に関すること)
②
法定利用事務と独自利用事務について、市の内部での個人番号を含む個人情報(以
下「特定個人情報」といいます。)の受け渡しを行うことを条例で規定します。
(特定個人情報の受け渡しの具体的な例:国民健康保険料の算定のため、税担当部
署と国保担当部署とで、所得の情報の受け渡しを行うなど)
なお、本市では独自利用事務として条例を定める事務として、医療費助成(老人医療費、
身体障害者及び知的障害者医療費、ひとり親家庭医療費、子ども医療費)に関する事務等
を検討しています。
【2】法第19条第9号に関する部分
法第19条では、特定個人情報の提供の制限について規定されています。
特定個人情報の提供が認められるのは、法別表第2で定められている範囲で提供する
場合、事業所や会社などが健康保険や年末調整等の定められた事務について特定個人情
報を提供する場合、地方公共団体が定めた条例の範囲で同じ地方公共団体内部である他
の機関への特定個人情報の提供する場合などです。
・本市が条例で定めること
法第19条第9号において、地方公共団体が条例で定めることで、必要な限度で同じ地
方公共団体内部である他の機関への特定個人情報の提供が認められるとされていることか
ら、本市の条例において、市内部の他機関への特定個人情報の提供について規定します。
(他機関への特定個人情報の提供の例:市長部局から教育委員会事務局への特定個人情報
の提供など)
【3】その他
【1】
、【2】で規定する事務について、特定個人情報を受け渡しできる場合で、特定個
人情報と同一の内容の情報を含む書面の提出が義務付けられているときは、当該書面の
提出があったものとみなすことを規定します。
2 条例の概要
【1】趣旨
法第9条第2項に基づく個人番号の利用及び法第19条第9号に基づく特定個人情報の
提供に関し必要な事項を定める条例とします。
【2】定義
用語の意義を、次のとおり定めます。
①個人情報…法第2条第3項に規定する個人情報をいいます。
②個人番号…法第2条第5項に規定する個人番号をいいます。
③特定個人情報…法第2条第8項に規定する特定個人情報をいいます。
④個人番号利用事務実施者…法第2条第12項に規定する個人番号利用事務実施者
をいいます。
⑤情報提供ネットワークシステム…法第2条第14項に規定する情報提供ネットワ
ークシステムをいいます。
【3】市の責務
市は、個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関し、その適正な取扱いを確保するた
めに必要な措置を講じるとともに、国との連携を図りながら、自主的かつ主体的に、地域
の特性に応じた施策を実施するものとします。
【4】個人番号の利用範囲
(1)法第9条第2項の条例で定める事務は、別表第1の左欄に掲げる機関が行う同表
の右欄に掲げる事務、別表第2の左欄に掲げる機関が行う同表の中欄に掲げる事務
及び市長又は教育委員会が行う法別表第2の第2欄に掲げる事務とします。
(2)別表第2の左欄に掲げる機関は、同表の中欄に掲げる事務を処理するために必要
な限度で、同表の右欄に掲げる特定個人情報であって当該機関が保有するものを利
用することができます。ただし、法の規定により、情報提供ネットワークシステム
を使用して他の個人番号利用事務実施者から当該特定個人情報の提供を受けるこ
とができる場合は、この限りではありません。
(3)市長又は教育委員会は、法別表第2の第2欄に掲げる事務を処理するために必要
な限度で同表の第4欄に掲げる特定個人情報であって自らが保有するものを利用
することができます。ただし、法の規定により、情報提供ネットワークシステムを
使用して他の個人番号利用事務実施者から当該特定個人情報の提供を受けること
ができる場合は、この限りではありません。
(4)第2項の規定による特定個人情報の利用ができる場合において、他の条例、規則
その他の規程の規定により当該特定個人情報と同一の内容の情報を含む書面の提
出が義務付けられているときは、当該書面の提出があったものとみなします。
【5】特定個人情報の提供
(1)法第19条第9号の条例で定める特定個人情報を提供することができる場合は、
別表第3の第1欄に掲げる機関が、同表の第3欄に掲げる機関に対し、同表の第2
欄に掲げる事務を処理するために必要な同表の第4欄に掲げる特定個人情報の提
供を求めた場合において、同表の第3欄に掲げる機関が当該特定個人情報を提供す
るときとします。
(2)前項の規定による特定個人情報の提供があった場合において、他の条例、規則そ
の他の規程の規定により当該特定個人情報と同一の内容の情報を含む書面の提出
が義務付けられているときは、当該書面の提出があったものとみなします。
【6】規則への委任
この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定めます。
別表(案)
別表第1(独自利用事務)
機関
守口市長
事務
○○○○費の助成に関する条例による助成金の支給に関する事務で
あって規則で定めるもの
別表第2(独自利用事務の各部署間での特定個人情報の受け渡し)
機関
守口市長
事務
特定個人情報
○○○○費の助成に関する条例に
地方税関係情報であって規
よる助成金の支給に関する事務で
則で定めるもの
あって規則で定めるもの
別表3(他の機関への特定個人情報の提供)
情報照会機関
事務
情報提供機関
特定個人情報
守 口 市 教 育 委 員 □□□□料徴収条例による□ 守口市長
地方税関係情報で
会
□□□料の減免に関する事務
あって規則で定め
であって規則で定めるもの
るもの