参 考 地方公共団体が条例で規定できる内容について ① 地方公共団体独自のマイナンバーの利用 地方公共団体の長その他の執行機関は、社会保障・税・災害対策に関する 事務であって条例で定めるものの処理に関して保有する特定個人情報ファイ ル*1 において、個人情報を効率的に検索し、及び管理するために必要な限度 でマイナンバーを利用することができる(番号法第9条第2項) 。 *1「特定個人情報ファイル」 マイナンバーをその内容に含む個人情報ファイル ①-A 地方公共団体独自の事務への個人番号の利用(独自利用事務) ①-B 執行機関内部での情報連携(庁内連携) <庁内連携イメージ> (本町の対応) ○ ①-Aについては、事務実施の適否を判断するための情報が国等から十 分示されていない状況にある。このため、地方公共団体の情報連携が開始 する、平成29年7月までの間に利用の有無を判断し条例化を検討するこ ととし、今回の条例案には盛り込まない。 ○ ①-Bについては、現在利用中の情報システムを運用する上で、当然生 じる利用形態であるため、今回の条例案に盛り込む。 ② 地方公共団体内の他の執行機関への特定個人情報*2 の提供 地方公共団体の執行機関が、条例で定めるところにより、その事務を処理 するため必要な限度で特定個人情報を提供することができる(機関連携、番 号法第19条第9号) 。 *2「特定個人情報」 マイナンバーをその内容に含む個人情報 <機関連携イメージ> (本町の対応) ○ 本町では該当する利用がないため、今回の条例案には盛り込まない。 ③ 地方公共団体独自の個人番号カードの利用 地域住民の利便性の向上に資するものとして地方公共団体の条例で定める 事務を処理するために、従来の住民基本台帳カードと同様、個人番号カード のICチップの空き領域を利用することができる(番号法第18条) 。 (本町の対応) ○ 本町では該当する利用がないため、今回の条例案には盛り込まない。
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