2 改正(素案)の概要 ⑴ 定義の改正 番号法で新たに定義された「特定

2
改正(素案)の概要
⑴
定義の改正
番号法で新たに定義された「特定個人情報」や「特定個人情報等の記録」
等の用語について、同様に条例で定義します。
⑵
特定個人情報に係る改正
改正
特定個人情報(情報
情報提供
項目
提供等記録を除く。)
等記録
利用 目
人の生命、身体及び
利用目的以外
特定個人情報は、利用目的以外の
的以 外
財産の保護のために
での利用を禁
目的での利用について、通常の個人
の目 的
必要がある場合であ
止します。
情報よりもさらに厳格に利用が許
での 利
って、本人の同意が
容される例外事由を限定していま
用
あり、又は本人の同
す。
理
由
意を得ることが困難
また、特定情報等記録について
であるとき以外は、
は、利用目的以外の目的での利用が
原則、利用目的以外
想定されないため、利用目的以外の
での利用を禁止しま
目的での利用を禁止します。
す。
提供 の
番号法第 19 条の各号に該当する場合に
制限
提供できるようにします。
番号法において特定個人情報を
提供することができる場合は、番号
法第 19 条各号に掲げられた場合に
限定されているため、条例上も特定
個人情報を提供できる場合を同条
各号に掲げられた場合に制限しま
す。
開示・訂
本人、法定代理人、任意代理人による
特定個人情報についてはその性格
正・利用
開示請求、訂正請求、利用停止請求を
から、本人の関与についてより一層
停止 請
認めます。
の保護が必要であると考えられる
求者
ことから、本人及び法定代理人に加
え任意代理人に対しても開示請求
及び訂正請求を行うことを認めま
す。
改正
特定個人情報(情報
情報提供
項目
提供等記録を除く。)
等記録
利用 停
次の違反があった場
利用停止請求
番号法では、特定個人情報につい
止請 求
合にも利用停止請求
は認めません。
て、番号法に違反する行為のうち特
がで き
を認めます。
に不適切なものが行われた場合に
る場 合
①
も利用停止請求を認めているため、
理
の要件
利用制限に対す
る違反
②
条例においても同様の措置を講じ
収集制限・保管
ます。
制限に対する違反
③
なお、情報提供等記録については、
ファイル作成制
システム上、自動保存されるもので
限に対する違反
④
由
あり、利用制限等に違反する取扱い
提供制限に対す
が想定されないため、利用停止請求
る違反
を認めません。
他の 法
他の法令等の規定により開示すること
他の法令等により条例と同一の方
令等 に
ができる場合であっても、条例による
法の開示が定められている場合は、
よる 開
開示の実施を認めます。
当該法令等により開示することと
示の 実
していますが、マイ・ポータルによ
施と の
る情報開示の方がより住民の利便
調整
性が高い場合も想定されることか
ら、他の法令等により同一の方法の
開示が定められている場合でも、番
号法に基づくマイ・ポータルを通じ
た開示を可能とします。
開示・訂
認めます。
正請 求
移送は認めま
情報提供等記録は、他機関で開示等
せん。
の決定をする場合が想定されませ
の移送
訂正 の
通知
ん。
規定しません。
訂正した場合
情報提供等記録は、情報の照会者、
に、総務大臣及
提供者及び情報提供ネットワーク
び情報提供者
システムを管理する総務大臣にお
又は情報照会
いて記録・保管されるものですの
者に対し通知
で、訂正した場合は、これらの者に
します。
通知することとします。