IA 分科会 提言者レジュメ 分科会テーマ「高校生新聞の役割と可能性を考える」 上川支部 旭川工業高校 2 年 谷屋 一希 1高校生新聞の役割と意義 (1)役割 ①生徒に最新の情報を伝える ②部活動の結果などを生徒に伝える ③生徒会の外局として生徒会の運営する行事を取り上げる (2)意義 ①生徒目線で企画し取材して紙面化する ②学校の歴史を生徒目線で残す ③生徒の意見や考えを責任を持って載せる ④新聞局が問題提起をして全校生徒に自分の事として考えてもらう (3)どのように取り上げてきたのか ①速報形式で学校祭や高体連の結果を報告した ②「自転車事故をなくすために」特集記事を組んだ ③生徒会の活動を伝えてきた (4)新聞制作のやりがいや読者の反応・困難な点や反省点・改善点 ①21 クラスあるので、自分のクラス以外の反応はよく分からない ②自分のクラスでは同級生や知り合いが載っていると盛り上がる ③何気に皆が見ていて反応があると局員はとらえている ④7 学科あり部活動が盛んで学校行事が多いので何を記事にしていいのか迷う ⑤「活動時間を有効に使えていない」と顧問によく言われるが反論できない →工夫が必要 ⑥企画やレイアウトは過去の新聞を真似事が多く、自分達で色々と考える事が少ない →自分達の独創性を出せるように努力する 2 高校生新聞が地域や社会に対して出来る可能性 (1) 自校新聞の取り上げが読者どう受け止められているか ①自分たちの部活をもっと大きく取り上げてほしい ②もっと生徒のことを新聞に取り上げてほしい ③ 普段知らないことがわかってよい (2)高校生新聞の可能性 ①学校だけではなく、校外取材もして地域を活性化する記事を書く ②大手メディアが取材しない事にも目を向けて記事を書く ③局説などの記事で社会問題を取り上げて読者にも考えてもらう 3 新聞活動を通して経験したこと・得たこと (1)やり甲斐 ①学校の歴史を記事を通して残せること ②自分達が伝えたいことを記事を通して読者に伝えることが出来る ③自転車特集の記事の時、危ない場所や自転車のルール・マナーを読者と考えることの楽しさを 共有した (2)得たこと ①知らない人や年上の人と話す力がついた ②パソコンの操作方法や文章を書く能力が身についた (3)新聞作成の具体例 ①「自転車事故をなくすために」特集記事を組んだ ②特集を組むきっかけは旭工の約 8 割が自転車を利用 →交通事故や市民からの苦情が寄せられたから ③局説で交通安全を呼びかける →書いていた局長が融雪剤で転倒しケガをした →注意していても事故に遭う →特集を組む計画を立てる ④交通安全教室の講師を務めた、旭川東警察署村中俊治氏を取材し 1 回目の特集 ⑤2 年生にアンケート →「ひやりハット」や事故の体験を取材し 2 回目の特集 ⑥学校祭の部活動展示→局員の考えた交通安全標語も展示 ⑦学校祭中の新聞でも、自転車事故の全校集会について紙面化し、注意を呼びかけた (4)新聞活動の楽しさを広げたり深めたりするために必要なこと ①校外取材の楽しさを紙面化する ②支部交流会で他校の新聞局と活動の楽しさを深め、お互いの技術向上を図る (5)学校生活が楽しく充実したものになる「はたらきかけ」の内容と方法 ①新入生にもはやく学校に馴染んでもらうために購買の利用方法など記事にわかりやすく取り 上げた ②高体連や学校祭の特集号を発行し、生徒の活躍を伝えた ③生徒総会や学校祭の後に局説を書き、次年度につながる課題を提示した
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