第62回兵庫県人権・同和教育研究大会阪神地区大会開催のご案内 - みんなで話そう未来のために - 初夏の候、皆様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。 平素は、本研究協議会の事業推進に格別のご支援を賜り、厚くお礼申し上げます。 さて、第62回兵庫県人権・同和教育研究大会阪神地区大会を下記の要領で開催いたします。 本研究大会へ、多数の方々がご参加くださいますようご案内申し上げます。 2015(平成27)年6月 阪神地区人権・同和教育研究協議会 会 長 三 輪 剛 敏 記 1 趣 旨 各市町同教(協)人権協での研究実践と各専門部会での取り組みの交流、人権・同和学習の実践を している学校教育関係者と社会教育関係者の交流を図り、 部落差別をはじめとするあらゆる差別を解 消し、豊かな人権文化を構築するための人権・同和教育の研究と実践の深化と充実を図る。 2 主 催 阪神地区人権・同和教育研究協議会 3 主 管 西宮市人権・同和教育協議会 4 後 援 兵庫県教育委員会阪神教育事務所 兵庫県人権教育研究協議会 西宮市 西宮市教育委員会 5 大会テーマ 「差別の現実から深く学び、生活を高め、未来を保障する教育を確立しよう」 ○ さまざまな人権問題を正しく認識し、部落差別をはじめあらゆる差別を解消 する教育内容を創造しよう ○ くらしをみつめ、くらしを高める人権文化を創造しよう ○ 差別をなくす生き方を自らの課題にしよう ○ 目的を同じくする者どうし交流しよう 6期 日 2015(平成27)年7月25日(土) 7会 場 西宮市立深津中学校 〒663-8203 西宮市深津町6-75 (受付は深津中学校でのみ行います。) 西宮市立深津小学校 〒663-8203 8日 西宮市深津町5-22 程 受 付 分科会 (途中休憩) 昼 食 分科会 (途中休憩) 9:00~ 9:40 9:40~12:10 (11:00~11:15) 12:10~13:10 13:10~15:40 (14:30~14:45) ※西宮市立深津小学校、西宮市立深津中学校は土足厳禁です。 上履きをご用意願います。(数に限りがありますが、当日受付横で スリッパを販売します。) ※夏の暑い時期ですので、熱中症対策は各自でお願いします。 第62回兵庫県人権・同和教育研究大会 阪神地区大会 分科会テーマ・討議課題 Ⅰ分野 人権・同和教育の深化 就学前教育 家庭 ・地域との連携 同和教育の優れた実践を継承し、子どもたちに生きる希望を与え、未来を保障する教育へと発展させよう。 分科会 1 差別をなくそうとす る人間としての基礎を 培う教育(保育)内容 を創造しよう。 地域の課題に即した 教育(保育)を展開し よう。 PTAと人権・同和 教育についてどのよう に連携していますか。 2 学校教育 ・ 域との連携 家庭 地 障がいのある 人と人権 3 ・ 登校 いじめ 不 4 所・ 園・ 学校 ・ 大学に おける自主活動 5 分科会テーマ 討 議 課 題 (1) 子どもの生活実態をつかみ、成長・発達を阻害している要因とど のように向き合い、教育(保育)内容を創造していますか。 (2) 友だちとのふれあいや体験を通じて、子どもたちの感性や自己表 現力をどのように育んでいますか。 (3) 子どもとのかかわりのなかで、保育者自身があらゆる人権侵害を なくそうとする資質をどのように高めていますか。 (4) 学習資料の活用や開発。また、学校・幼稚園・保育所(園)・家庭 との連携をどのように進めていますか。 (5) 地区の子どもや親の生活実態から教育課題を明らかにし、教育・ 保育をどう進めていますか。 (1) 部落差別を解消しようとする子どもたちの意欲、態度、実践力を どのように高めていますか。また、仲間づくり、学級づくりをど のように進めていますか。 (2) 差別解消のための学習教材、授業方法をどのように創造し開発し ていますか。また、地域の身近な事例や文化遺産をどのように教 材化していますか。 (3) くらしのなかにある偏見、不合理、差別を見抜き、それらを解決 していく態度をどのように育てていますか。 (4) 同和問題の正しい理解を図るために、校内研修体制をどのように 確立していますか。 (5) 地区の子どもや親の生活実態を明らかにし、地区に残されている 同和教育の確かさを 教育上の課題の克服にどのように取り組んでいますか。 さまざまな人権問題の 解決に向けた学習活動 に生かした取り組みを 高めよう。地域の人た ちの要望とマッチした 人権・同和教育をすす めよう。 (1) 障がいのある子どものエンパワメント(自己肯定・生きる力)を 育む取り組みをどのように進めていますか。 (2) 障がいのある子どもを正しく理解し、ともに生きる人間関係をど のように育てていますか。 (3) 障がいのある子どもの進路をどのように保障していますか。 (4) 学級間、学校間、地域等の交流をどのように進めていますか。 (1) いじめや差別をなくそうとする意欲や態度を育てる学級、学校づ くりをどのように進めていますか。 (2) いじめ、不登校のメカニズムの解明や不登校児童・生徒の自己確 立に向けた取り組み、さらに支え合う仲間づくりなどをどのよう に進めていますか。 (3) 家庭、地域、専門機関等との連携を図り、子どもや親を受け入れ る場づくりをどのように進めていますか。 (1) 部落差別の解消、人権の確立をめざした児童・生徒・学生の自主 活動をどのように組織し、進めていますか。また、その活動を通 部落問題の解決、人 してどのように成長につなげていますか。 権の確立をめざした児 (2) 自主活動を通してそれぞれの思い・願いを受け止めることのでき 童・生徒・学生の自主 る人権感覚にあふれた教職員集団づくりをどのように進めていま すか。 的な活動を進めよう。 進 路 ・学 力 保 障 分科会 分科会テーマ 討 6 差別を見抜き克服す る力と、自己の進路を 切り開く意欲を高める ための取り組みを進め よう。 議 課 題 (1) 子どもたちが自らの進路を展望し、他者とともに生きる力をどの ように育んでいますか。また、進路を阻む要因をどのように把握 し、その改善にどのように取り組んでいますか。 (2) 差別を克服する学力を高め、進路を保障する取り組みをどのよう に進めていますか。また、中途退学者、離転職者の問題にどのよ うに取り組んでいますか。 (3) 子どもの言語の実態を把握し、豊かな感性や表現力をどのように 育てていますか。 (4) 子どもたちの学習のつまずきや遅れの要因を探り、その解決にど のような工夫をしていますか。また、その結果をどのように学級 全員の成長につなげていますか。 Ⅱ分野 人権文化の創造 差別をなくす生き方を自らのものとし、人権文化の創造へ向け、組織や個人として実践しよう。 多文化共生 いのち 7 ・ (1) 社会に根強く残る男女の役割分業というシステムやジェンダー (社会的・文化的性差)等の男女共生を阻むものに気づき、それ を解消するための教育や啓発をどのように進めていますか。 (2) 女性差別とさまざまな人権問題との関係をふまえ、個を尊重する 生き方を大切にする教育や啓発をどのように進めていますか。 (3) 組織の活動の中に人権・同和学習をどのように位置づけ進めてい ますか。 (1) PTA活動のなかに人権・同和学習をどのように位置づけて取り 組んでいますか。 (2) 部落問題やあらゆる人権問題について率直に語り合える学校、家 庭、地域社会をどのように創造していますか。 (3) 保護者と教師が連携しながら、どのように子どもの発達の権利を 保障しようとしていますか。 (4) 学習活動を深めるための研修体制をどのように確立し、校区内外 の交流をどのように進めていますか。 (1) 地域にある各種団体の活動を通して、人権・同和学習をどのよう に進めていますか。 (2) 部落差別の解消、人権の確立を図る啓発活動や職場研修をどのよ うに進めていますか。 (3) 差別を温存する偏見や風習を見直す取り組みをどのように進めて いますか。 (4) 社会施設等において自発的・自主的な住民参画型の啓発活動をど のように進めていますか。 (5) 地域や職場で、部落問題の解決、人権の確立をめざした自主的な 組織づくりや活動をどのように進めていますか。 (6) 地域に根差した人権文化の創造に向けた自主的サークル活動の交 流をどのように進めていますか。 地域社会と自主活動 10 PTA活動と人権 9 ・ 会での男 学校 社 女の共生 8 地域やさまざまな組 織の一員として、人 権・同和学習を進めよ う。 高齢者を取り巻く 人々との人間関係を育 むとともにバリアフリ ーなど安全に生活でき る環境づくりの取り組 みをすすめよう。 (1) 「いのち」の尊厳を実感したり、高齢者問題の理解を深める取り 組みをどのように進めていますか。 (2) 国際理解や平和と人権について考えたり、異文化にふれる体験を どのように進めていますか。 (3) 在日外国人および帰国者が日本社会で生きるための進路・学力を 保障する取り組みをどのように進めていますか。 Ⅲ分野 交流 1 11 交 流 「つながりの場に私がいること つながり 分かち合う ~コッキリの会の歩みと西宮市在日外国人教育研究協議会との連携~」 西宮市在日外国人教育研究協議会 9 11分科会(分科会によって1分散会~4分散会を設定します。) 分野 分 1 Ⅰ 科 会 分散会 分野 就学前教育 家庭・地域との連携 分 6 会 分散会 進路・学力保障 ~生きる力を育む~ ~子育てと地域の支援~ 7 人 権 ・ 同 和 教 育 の 深 化 科 2 学校教育 家庭・地域との連携 ~子どもの育ちを見つめて~ 障がいのある人と人権 3 4 ~インクルーシブ教育システムと 支え合うまちづくり~ いじめ・不登校 多文化共生・いのち Ⅱ 人 権 文 化 の 創 造 ~みとめあおう、お互いに~ 8 学校・社会での男女の共生 ~男女の人権が尊重される学校・家庭地域~ 9 PTA活動と人権 ~子どもと ともに~ 10 地域社会と自主活動 ~豊かな心を育む~ 5 所・園・学校・大学における自主活動 ~仲間づくり~ ~支え合い、 高め合う~ Ⅲ 交 流 11 交流 ~つながり分かち合う~ 10 会場案内図 ※自転車でお越しの方は、 深津中学校南側の正面玄関 からお入りください。 阪急電車 西宮北口駅より徒歩で約10分 JR 西宮駅より徒歩で約15分 ※西宮市立深津中学校正面玄関で受付を済ませてから他の会場へ移動してください。 1. 会場に駐車場はありません。公共の交通機関をご利用ください。 2. 一時保育有ります。有料300円(保険料のみ)、要予約(申込締切7月10日(金)厳守) 3. ご希望の方には弁当を斡旋しますので、7月10日(金)までに代金(900円)を添えて各市町同教(協)人権協 にお申し込みください。当日販売はしません。申込者への弁当配付は深津中学校(受付)で行います。 4. 深津小学校・深津中学校は土足厳禁です。上履きをご用意願います。(数に限りがありますが、当日受付横で スリッパを販売します。) 5. 各会場には収容人員に限りがあります。会場によっては立ち見、若しくは他の分散会場への移動をお願いする 場合があります。ご了承ください。 6. 分科会終了後各分散会会場で、15:40~16:00におこなわれる兵人教中央大会報告者推薦選考についての話し 合いを、分散会会場責任者、司会者で実施してください。 7. 研究大会に関するお問い合わせは、各市町同教(協)人権協、または阪神同教事務局にお尋ねください。 尼崎同教:06-6489-6746 西宮同協:0798-35-3158 芦屋人権協:0797-38-2091 伊丹同教:072-784-8113 宝塚同協:0797-77-2040 川西人権協:072-740-1150 三田同教:079-559-5148 猪名川同教:072-768-0217 阪神同教事務局 TEL 0798-39-6155(内線415) 兵庫県教育委員会阪神教育事務所内
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