分科会テーマ 未来の自分をデザインしよう サブテーマ

◆第1分科会 担当(愛知県:研修部)
分科会テーマ
未来の自分をデザインしよう
サブテーマ
~私の研修ロードマップ~
愛知県では平成27年度より正式に共同実施がスタートしました。また、愛知県は世代交代のペースが他
県よりも少し早く、すでに折り返しを過ぎています。これらの諸問題に対応するべく、愛事研ではこれまでも
若手育成とリーダー育成に取り組み、議論を重ねてきました。
私たち愛事研研修部は、平成24年度に自主研修体系9次案を発表し、コミュニケーション研修、業務改善
研修、ファシリテーション研修、リーダー養成研修、カリキュラム研修、法知識習得研修の6つの分野にわたっ
て研修講座を開催するなど、人材育成に取り組んできました。今年度までの3年間の実践と共同実施の正
式導入、そして愛事研のグランドデザインも総括に取りかかっている今という時期に、自主研修体系9次案、
また、これまでの人材育成の取り組みを振り返り、その反省と課題点から、新しい人材育成体系の検討に取
り組み始めました。
今回はその第一手目として、「主体性」に着目しました。せっかく作りあげた人材育成体系を形骸化させ
ることなく実際に人材を育てていくためには、学校事務職員自身が、自発的、意欲的に育っていくモチベー
ションを高める「しかけ」が必要です。
今回の発表では、「未来の自分をデザインしよう」をテーマに掲げ、「私“を”育てる人材育成・私“が”育て
る人材育成」を目指したしかけづくりとして、「研修ロードマップ」を提案します。
◆第2分科会 担当(三重県:松阪地区)
分科会テーマ
豊かな学びを支える
学校事務職員の役割
サブテーマ
~学校徴収金事務から、
今後の学校事務のあり方を考える~
今、自分の勤務する学校、所属する共同実施グループ、各市町の課題は何でしょうか。今回、松阪地区公
立小中学校事務研究協議会では、個々の実践から市町全体の実践として広がってきた「学校徴収金」のと
りくみを切り口として、今後の学校事務のあり方を考えます。研究の目標を「組織の有効的な活用を探る」、
「望ましい学校財務のあり方を考える」とし、実践を重ねてきました。私たちは、「組織を活用する」ことの大
切さや有効性に気づくことができました。学校・共同実施・市町それぞれの課題を見極め、その課題を解決
するためにはどうしていけばよいのか。学校や保護者、地域においてどのような学校事務が必要とされ、そ
れに関わる学校事務職員が果たしていく役割とはどうあるべきでしょうか。世代交代の進むなか、今後を見
据えた学校事務のあり方を考える場にしていきたいと思います。
◆第3分科会 担当(岐阜県:加茂郡)
分科会テーマ
わたしたち
加茂郡の「あしあと」につながるひとりの一歩
サブテーマ
~“個人研究のススメ”で事務力UP!~
なやみ
みなさんの研究会でもこんな課題ありませんか?
経験の浅い部員への
研修の機会が
学校運営に主体的に参画す
支援はどうしよう
少ないなぁ
るには,どうすればいいか
行政区が違うと,一緒に
学校間が遠いから研究会の
研究することは難しいな
回数は増やせない…
もっと情報が共有できれ
少ない研究会で事務能力
ば,効率が上がるかも
向上を図るには?
私たちは一人一人が自ら課題をもち課題解決に向けて追究すること(個人研究)で資質を向上させ、さ
らに追究したことを全員で共有すること(情報共有)で事務職員部会全体のレベルアップを図ろうと、研究
を進めてきました。
まだまだ手探りで進めているような状態ですが,私たちのここまでの実践の様子,成果や課題等を見に
きてください。そして研究会活動や経験の浅い事務職員への支援,資質向上の方法等について,私たちと
一緒に考えませんか?
◆第4分科会 担当(静岡県:志太地区)
分科会テーマ
輝け☆ 子どもの笑顔のために
サブテーマ
~研究から実践へスクールマネージャーへの道~
本年度は静岡県のほぼ中央に位置する志太地区が、長年の研究の積み重ねを実践に活かしながら、
「しずおかコスモスプラン」で示されている“スクールマネージャー”を目指し奮闘している様子を3部構
成で発表します。“スクールマネージャー”に必要な5つの資質(スペシャリティ、統括能力、コミュニケーシ
ョン能力、意思決定能力、人間性)をどうやって身につけていくか、地域全体の力量アップを図るにはどん
な研修が必要か、子どもたちの笑顔が輝くために、そして私たちも輝きを増すように取り組んでいます。
学校事務共同実施や学校間連携についても取り組みの成果をお伝えします。押し寄せる世代交代の波
を上手に乗り越え、若手事務職員に知恵や研究成果を受け継いでいってほしいと願ってやみません。
学校の基幹職員として期待されているこの学校事務という職を、どうやって高めていったらよいか、皆
さんと一緒に考える時間となれば幸いです。