第５回鳥取市埋蔵文化財展開催要項１名称『第５回鳥取市埋蔵文化財展～青谷町～』２期間平成２７年３月７日（土）～平成２７年３月１５日（日）まで３場所鳥取市役所駅南庁舎２階中央図書館ギャラリー４紹介する遺跡１）大坪大縄手遺跡（青谷町）縄文時代大坪大縄手遺跡は大坪集落の東側の水田地帯に所在している遺跡です。2007 年度に発掘調査が行われ、多量の縄文土器が出土しています。２）大口古墳群（青谷町）古墳時代大口古墳群は大坪集落の東側の丘陵上に所在している古墳群です。1988 年に発掘調査が行われ、祭祀に使用されたと考えられる土器がまとまって見つかっています。３）大坪イカウ松遺跡（青谷町）奈良時代大坪イカウ松遺跡は大坪集落の東側の水田地帯に所在している遺跡です。2006 年度に発掘調査が行われ、護岸が行われた溝の中から大量の斎串や人形が出土しています。４）青谷横木遺跡（青谷町）平安時代青谷横木遺跡は養郷集落の西側の丘陵裾部に所在している遺跡です。鳥取西道路の開発に伴い、発掘調査が行われ、斎串や人形などのほか木簡など官衙に関連する遺物が出土しています。遺跡の全容はまだ掴めてはいませんが、非常に重要な遺跡です。５）広岡 81 号墳（鳥取市）古墳時代広岡古墳群は広岡周辺の丘陵上に所在している古墳群です。広岡 81 号墳は昭和 63 年度に発掘調査が行われ、３つの主体部を確認し、そのうちの一つから内行花文鏡が見つかっています。発掘調査終了後には劣化の進行を防ぐために保存処理が行われていましたが、近年劣化の進行が認められることから今年度保存処理を行いました。