6 月 13 日 天 ・元屋敷遺跡発掘調査現場 学会の写真

6 月 13 日
天⽩・元屋敷遺跡発掘調査現場⾒学会の写真
見学会で撮影した写真をお届けします。発掘調査は、古代の層を剥がしながら進んでいます。
単純な一つの層ではなさそうなので、下へ進むと上の遺構が失われて消えてしまいます。
当日配布された、見学会資料にある写真などの状況がすべて見えたわけではありません。
まず、最初の担当者による説明の場面です。
次は、掲示された遺構図です。わかりやすく遺構状況が色塗りされていますが、遺構実測図面だけのもの(加工
前の白図)は、今回は掲示されていませんでした。部分拡大したりしてご覧ください。
掲示してあった空撮写真です。下は現在の発掘調査区域だけを拡大したものです。
コンテナに置かれていた出土遺物です。前回展示されていたものもあります。一つめは古墳時代の土師器です。
二つめ、右側は紡錘車です。糸を紡ぐ重し車です。古墳時代か、もう少し新しいか、は不明です。
三つめは古代のカマドで使った、土師器の長胴甕です。他の出土品では使い方がわかるようにしてありました。
石製支脚(矢印を上にしてカマド入口に立ちます。)
出土状況(見学会資料から。)
古代の須恵器です。左:長頸瓶、右:提瓶(フラスコ形瓶)
須恵器甕に文字が刻まれています。真ん中は、写真を 180 度回転しました。「岡本」と書かれているようです。
右が鳥形硯です。新たに出たわけではなく、前回出土していたものです。硯の左端に鳥形の装飾がつきます。
しばらく、コンテナに置いてあった出土遺物を見てみましょう。
●須恵器
有台坏
●須恵器 坏蓋 古代
●中国産磁器
古代
●須恵器
短頸壷
古代
●須恵器
坏蓋
古代(古墳時代)
●須恵器 坏蓋 古代(鈕を上向きにして置いてほしい)●平瓦 古代
中世(左は白磁椀)
他は、置いてあるプレートに間違いがあったように思います。
●緑釉陶器
古代
●緑釉陶器
椀
●灰釉陶器 墨書「点」 古代 (右は拡大)
●瀬戸美濃陶器
菊皿
中世
●瀬戸美濃陶器
次回は、遺構の写真をお届けします。
古代
●緑釉陶器素地
皿
古代
●瀬戸美濃陶器 仏具 ・墨書「昌永」 ・墨書「石」 中世
菊花天目
中世